MG 1/100 F91 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機 [ GUNDAM F91 HARRISON MADDIN's CUSTOM TYPE ] 完成レビュー

2009.08.10 | author: | MASTER GRADE | 開発計画
MG 1/100 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機MG 1/100 F91 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機

サナリィ社のフォーミュラー計画に属する機体。小型の高出力核融合炉の開発により、ジェネレーター出力をさげることなく機体サイズを15m強までサイズダウンすることで、これまでにはない高機動を可能にした。この機体のダウンサイジングを可能にしたのは、小型の核融合炉だけではなく、電装と装甲材を融合させたMCAと呼ばれる新素材をフレームに採用した点もある。これにより機体各所の空いたスペースをそのまま小型化へと結びつけることが可能となった。またビームシールドの採用、そのビームシールドすらをも貫通するヴェスバー、その全てを統括するバイオコンピューターの搭載と非常に革新的な機体である。
この機体の開発コンセプトは、その時点での最高性能を実現することにあり、事実それを達成していた。ただ、あまりにも高性能すぎたが故、通常はパイロットの技能に合わせて、バイオコンピューターによりリミッターがかけられることとなる。真の乗り手と判断されれば、全てのリミッターは解かれ、MEPE(装甲表面の金属剥離による強制冷却システム)が発動し副産物である残像が発現する。この残像は、微細な金属粒子により構成されているため、センサーには”それぞれが1つの機体=質量を持った残像 ”として認識される。この状態こそが、F91の本来の性能発揮した状態である。
その後の量産型においては、限界稼動モードはオミットされているが、ハリソン・マディン大尉機にのみ搭載されている。加えて、各部冷却システムの性能向上により、リミッターが解除されてもMEPEが発動することはない。

漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム」に登場するガンダムF91 ハリソン・マディン専用機です。3年前の夏のボーナス商戦に投入されたガンダムF91のカラバリキットで、初のポリキャップレスのMGとしても注目を集めましたね。イロイロな意味で”初挑戦 ”が盛り込まれたキットであったことから、ガンダムF91の初回出荷分には不良ないしそれに類する点が多々あったのですが、同年11月に発売されたハリソン機ではある程度修正されてきています。しかし、あくまでカラバリですから、いくつかはそのまま引きずってしまっています。まぁ、このキットは、後のMGにもいい影響も与えてきたので、ある意味習作的な側面があるかもですね。
肝心のキット内容は、先に発売されたガンダムF91と同じです。改めて今見直すと、ガンダムF91で下したプロポーション、可動性、色分けの評価は、やや厳しいものがあったので、それぞれ+2点ずつ加点しています。MGというブランドらしからぬ点(ハリソン機にも継承)もありますけど、初の15m級キットのMG化という意味ではがんばってるキットシリーズだと思います。

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ショルダーアーマーの大きさ等、いくつか気になる点はあるものの、まぁまぁなプロポーションです。配色がシーブック機とは異なり濃紺色となったことで、引き締まって見えます。

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コックピットハッチの展開は、当然のことながらノーマルF91と同じです。フレームにメッキシルバーを使う等、一部塗装をノーマルとは変更してみました。

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後から。F91の特徴の一つである、バックパック(F91は胴体と一体化していますが)のメインスラスター、ヴェスバーが目を惹きます。こちらも配色の違いから、正面側同様引き締まって見えますね。

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メインスラスターの拡大です。指定ではオレンジイエローなのですが、濃紺色との相性も良いゴールドで塗装。写真2枚目の脹脛の補助スラスターも、設定通り展開出来ます。

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さて、各部可動範囲を見てみましょう。先ずは、頭部から。首の可動は…かなり狭いです。一応2重関節化はされていますが、首がやや短いためほとんど上下方向は動きません;;

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肩関節は非常に優秀です。動かした感じは、ガンダムVer.2.0の肩の稼動範囲とよく似ています。引き出し機構により自然な肩上げが可能ですよ。肘の稼動範囲もナカナカです。ほぼ180度近くまで曲がるので、基本的なポージングで困ることはありません。

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続いて腰の可動を。横方向の回転は、標準的なレベルまでは動きます。サイドスカートの大きさを考えると、よく動いてる方だと言えますね。

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意外なのは、横方向の回転ではない可動性が結構高い点です。腰部は2重関節化されており、それがよく働いているようです。ウェストがキュッとしまった構造的なものもあるかな?

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前後方向の可動は、前方向はほとんど倒れないものの、後方向へは結構反り返らすことが可能です。これも2重関節化されてるおかげでしょう。

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開脚率は、なかなかです。股関節構造が独特(今では一般化されています)なので、実際はもっと開きますよ。ただ……右写真のように、足首がそれに追いついていませんが;;

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膝は、ほぼ180度曲がるので、可動性能としては申し分ないでしょう。ただ、膝周りの関節は、パーツの合いが甘い(MGF91フレームの欠点)ので、横にカコカコ動きます; 非常に細い内部フレームでもあるので、ボキっといかないか不安になります(苦笑
ただ、足首下の前後方向の動きは、なかなか良好ですよ。

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下半身の動きが良いので、立膝もいい感じに決まります。膝上と膝下のバランスが悪いので、やや膝をついた側が沈んでしまいますが、腰の横方向の動きでカバー出来るので自然に見えますよ。

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ここからは付属品の紹介を。先ずはビームライフルです。写真はかなりアレンジしてしまっていますが、基本的な色分けは再現されています。内部構造もしっかり再現(作成レポート その8にて紹介)されていますよ。

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ビームランチャーです。こちらの色分けも粗方再現されています。エネルギーパックは、予備は付属しませんけどきちんと取り外し出来るようになっています。

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ビームシールド。ガンダムF91で初採用された、PET素材にグラデーションプリントを施したものです。これまでに比べ、薄くて軽いし見た目も非常に綺麗ですね。

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では、装備を取り付けてポージングといきますか。先ずはビームライフルを。ビームライフルの保持は、お世辞にも良いとはいえませんが、とりあえず手に持たせることは出来るので、ポージングだけであれば問題はありません。

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四肢、胴体と全般の可動は良好なので、小柄な機体をより大きく見せることが出来ます。肩の大きさがちょっと目につきますが、ナカナカですよ〜。

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足回りの関節は、かなり固めに作られているので、そういう意味での接地性は悪くありません。ただ、足首の横方向がもう少し動いてくれると、本当の意味で接地性は高まるんですけどね;

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肩を引き出すことで、ライフルの両手持ちも可能です。しかし、フォアグリップが結構前方に位置しているので、動きはやや制限されてしまいます。

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旧1/100では差し替え式だったビームシールド発生器も、引き起こすことが出来るようになっています。構造は……ちょっとちゃっちいですけど; 予備のビームシールド発生器も、ちゃんと右サイドスカートに内臓(もちろん取り外しも可能)されていますよ。

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小柄な機体には、かなり大き目のビームシールドです。初期のものではありますが、グラデーションプリントが綺麗ですな〜。

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PET素材を利用することで、これだけ薄く成型出来ます。柔軟性にも長けているので、よほどのことがない限り割れる心配もありません。尚、発生器にビームシールドを取り付けるときは、一度発生器をバラしてシールドにはめ込むようにすると、塗装が剥げることもありませんよ。

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続いてビームランチャーです。F91の全長とほぼ同じ長さというかなりの長物です。小柄な機体なので、迫力も際立ちまする。

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ビームランチャーのグリップ部分は、前後に若干スイングできるようになっているので、手首の可動範囲の狭さをカバーして綺麗に構えることが出来るようになっています。

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マズル部分は、レンズ状に成型されているので、メタリックカラーなどを使うと、よりそれっぽく見えます。ビームランチャーの保持は、ビームライフル同様とりあえず保持できるというレベルですね。

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それでも、これだけ大きいものでも肩手持ちがちゃんと出来るので、両手にビームライフルとビームランチャーをそれぞれ持たせても大丈夫です。

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リアスカートには、少々複雑な機構になっていますが、ビームランチャー用のマウントが内臓されています。固定する際は、右写真のような感じでラッキングしてくださいな。

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難点は、腕や腰の動きがやや制限されてしまうことです。ヴェスバーが背中にあるので、腕とヴェスバーに挟まれる格好になりますから。それでも、腰にマウントした状態は、なかなか迫力がありますよ。

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ヴェスバーの展開状態を。脇にガイドレールがあり、それに沿う形で前方へとスライドします。そして、砲身を展開しグリップを引き出せば完了となります。

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片方のみを展開して射撃状態に。ヴェスバーを展開させると脇が開いてしまいますが、肘関節には水平方向の回転軸が設けられているので、グリップをきちんと握らせることが出来ますよ。

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迫力としては、やはり両方を展開させた方がいいですかね。ヴェスバーにはフォアグリップも内臓されていますので、そちらを展開させることも可能です。

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最後はローアングルで。ヴェスバー基部のジョイントはボールジョイントとなっていますから、左右に振ることも出来ますし、グリップの握り加減にあわせて若干傾けることも出来ます。

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旧1/60のような筒に差し込むタイプではないですが、左のサイドスカートには設定通りビームサーベルが内臓されています。このマウントラックは、かなり自由に動かすことが出来ます。

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ビームサーベルの成型刃は、形状は標準的な丸いタイプですけど、成型色はクリアグリーンとなっています。ちょっと蛍光色が入っているのか、光って見えますね。

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腰、肩が良く動くので、斬撃のポージングも様になります。ビームサーベルの保持力は、これまでのビームライフル、ビームランチャーと大体同じくらいかな〜。全体的に、持てはするけど保持力低めですorz

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限界可動状態の再現も、組み換えナシで可能です。先ずは、肩の放熱フィンを展開させましょう。ショルダーアーマー上部のパーツを取り外すと、つまみがありますので、それを外側に押し出してやります。そうすると、内部からフィンが迫り出します。

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あとは、上部のパーツを戻して、フィンを上下に展開させれば、肩部の変形が完了となります。

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続いて頭部を。ヘルメットを取り外すと、写真のような状態になりますので、フェイスカバーを後方へとずらしてやります。あとは、ヘルメットを戻せばフェイスオープン完了です。このギミックのアイディアは、ユニコーンへと引き継がれてるんじゃないかな?

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限界可動状態です。設定よりもフィンが短いですが、肩に内臓式とした限界でしょう…。肩は、無理に内臓式としたことで、いろいろと弊害が出てしまっていますな。

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まぁ、肩のフィンは、見れなくもないレベルには……なんとかなっている(と思いましょう)ので、パっと見にはそこまで大きな違和感はないかも。じっくり見ちゃうとアウトですが;

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うーん、やっぱり短いのが気になる…。どうしてもダメという人は、旧1/100キットからショルダーアーマーをそのまま移植できますので、差し替え式の肩を使用するという選択肢もあります。

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このフィンは、キットでの再現は厳しいでしょうね…。旧1/60キットでも内臓式に挑戦していましたが、このMGよりもひどい状態でしたから; このアングルはナカナカの迫力〜。

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フェイスオープンした口元?は、アレンジでゴールドにしてみました。ハリソン機だと、機体色が濃紺で顔がノッペリしやすいので、ちょっとしたアクセントです。

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最後は、他との比較を。比較最初は、シーブック(キンケドゥ)の駆る機体とのものを。左写真はノーマルのF91、右写真がクロスボーンX-1です。同じ15m級MSですので、サイズの違いはないですね。クロスボーンは、肩がすっきりしている分少し小さく見えます。あーー、クロスボーンの腕のビームシールド発生器が垂れてるorz

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続いて、最新キットMGエクシアとの比較です。エクシアは、UC世紀の一般的なMS(大型化する前)と同じ18m級MSなので、丁度よいかなと思いまして。比べると、頭一つ分F91の方が低いです。ただ、ショルダーアーマーは、F91の方が大きい…;

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いかがでしたでしょうか。キットとしては、古さや粗さがあちこちありますけど、弄ってみるとそう悪いキットでもないかな〜と思えてきますよ。

総評です。成型不良や、一部パーツの合いは改善されているものの、主だった問題点はそのまま継承してしまっています; 基本的な可動性がなかなか優秀なだけに、首の可動の狭さ、関節の調整不足や、膝周りの関節の問題はちょっとマイナスですね…。プロポーションについては、先に発売された白いF91からなんら変更はないので、問題点もそのままです。肩のショルダーアーマーは、放熱フィンを内臓式にしなければもっと見た目は良くなったんですけどねぇ。頭部のフェイスオープンギミックとは違い、内蔵式にするならするで、もう一ひねり欲しかったところです。まぁ、この肩の大きさでも、見慣れてしまえばなんとかなるレベルには収めているので、個人的には既にそこまで気にならなくなっていたり。逆に怒り肩をさせたときの迫力は、この大きさにより増しているので、怒り肩好きな人にはよいかもしれません。ただ、放熱フィンの短さはちょっと気になりますな;;
ちょっと悪い点が目立ってしまっていますが、非常に野心的なキットであるのは確かです。このF91が、後のMGに与えた影響は決して低いものではないと思いますので。まして、このカラーリングで立体化しているのは、GFFとこのMGのみ。可動性や、大まかなプロポーションは悪くないですし、F91のもう一つのカラーリングとしてのコレクション性は、高いんじゃないでしょうか〜。
    

XM-X1 クロスボーンガンダムX1 フルクロス   XM-X1 クロスボーンガンダムX1 Ver.Ka   F91 ガンダムF91

            

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