いつもの紹介の仕方だと、武装ごとにポージングをつけていくのですが…今回は固定武装が2種しかないので、武器ごとの紹介ではなくいろいろポーズをつけた状態での紹介にします。
キャタピラも大きく可動したりしますし、全体的によく動くのですが…キャノンとボッブ・ミサイル・ランチャーのみだと、どうしてもポージングは似通ってしまいますね;
トラベリングロックを使ったりも出来ますが、全体としてみると非常に地味だったりします。MSというよりもAFVの雰囲気が強い所為もあるかな…。
キャタピラユニットを引き出すと、また雰囲気がかわりますね。
これらの動きは、これまで立体化されてきたガンタンクには出来ない動きなので、ちょっと新鮮です。
キャタピラを引き出した状態の場合、中央ブロックを大きく前後に動かすことが出来るので、高速移動をしてるイメージ(前傾姿勢)をとったりも出来ます。
迫力としては、ローアングルが一番です。下半身の大きいガンタンクなので、ローアングルの迫力もより一層増しています。
せっかく頭部が光るので、点灯状態も載せましょう。ただ、光ってる部位が小さい為か、アップでないと分かりづらいのが難点です;
MGでもようやくRXシリーズが揃いました。3機揃うと壮観ですね。ただ…やはりちょっと違和感を感じるのは気のせいでしょうか…?
そう、やっぱりこういう構図ですねw 今回はガンタンクが主役ですが、RXシリーズとしてはガンダムを中央に置いたほうが様になりまする。
以上ガンタンクのレビューでした。では、最後の総評を。現状ガンタンクの立体物としては、決定版と言える出来です。いつぞやのホビーショーで、ラジコン仕様で登場したときには驚きましたが、そのギミックがいくつか流用されているようで、無駄ではなかったんだなと思いました。プロポーションも非常によく、ガンタンクとして見た場合の可動性は十分すぎるほど高い、色分けも優秀な上に、全身いたるところにギミックがこれでもかと満載と、いいこと尽くめなキットに見えます。
ただ…あまりにもギミックが多すぎるというか…ギミックに頼りすぎているようなところがあります。もちろん、MGというカテゴリーにおいて、ガンタンクのような元の可動性がない機体の場合はそうならざるを得ないというのはわかるんですけど…なんかこう…しっくりこないんですよね。ギミックが突出しすぎて、キット全体で見たときのバランスが良くないというか…。作ってるときは「あ〜、こんなところにもギミックがっ」ってな感じで楽しいのですけど、完成させてみて改めてギミックを堪能していくうちに、違和感を感じるようになりました。ちょっと漠然とした問題点ですが、もう少しいろいろな見せ方をして欲しかったな〜と思います。まぁ、これは自分だけが感じる違和感かもしれませんし、実際ここまでギミックを詰め込んだMGも他にはないですので、一度は作る価値はあると思いますよっ。