MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka [ UNICORN GUNDAM ] 完成レビュー(NT-Dモード編)

2008.02.29 | author: | MASTER GRADE | 開発計画
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。ようやくのNT-Dモードのレビューです。様変わりしたユニコーンガンダムの真の姿をご覧ください。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

全長がちょっと伸びている(内訳は胴、太股、足首、ヒール)のですが、、、その伸びた部分の3/4が脚なので、大分スタイルが変わっています。なんか、、、サイコガンダムMk-IIにプロポーションが似ていませんか? 小さめの頭部に長く肉付きのいい脚だからかな。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

頭部自体の大きさは変わっていないのですが、フェイスパーツが小さいので、頭部が小さくなった印象を受けるんでしょうね。ちなみにブレードアンテナの黄色は塗装しています。シールだと閉じなくなると聴いて…。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

腕も少しだけ伸びているのですが、それより脚の伸び方の方が凄いのであまり目立ちませんね;

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

やはり、脚の形状の変化は目立ちますね。膝周りの変貌ぶりもでしたが、前情報で模型紙の写真を見てて不思議だった足首周りの変形が、何気に凄いと思います。保持力低いですが;;

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

胴体の変形は、見た目派手ですが、比較的創造しやすい変形ですね。ただし、その裏には変形の前後の保持の問題をしっかり考えられているあたり、さすがバンダイとオモイマスね。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

後ろから。後ろ姿もシンプルだったノーマルモードとはまるで違いますね。赤いサイコフレームの露出もさることながら、風貌というか、かもし出す空気が違います。ノーマルモードが、多面構造による陰影が印象的だったのに対し、複雑に形状が入り組むようになったからでしょうかね。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

脚も後ろから。脹脛の長い装甲に隠れていた部分もあらわになっています。写真では見えませんが、この中にはサブスラスターがありますよ。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

リアスカート内部にもサブスラスターが。しかしこうなるとアーマー(装甲)というよりは、完全に補助推進装置ですね。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

シールドも大分全長が伸びているのですが、本体が見劣りしません。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

本体が純白の中に赤いサイコフレームが露出したことに合わせて、シールドにも赤い部分を追加するのは見た目のバランスにもよいですね。にしても、Iフィールドジェンレーターをこれだけコンパクトにまとめられるようになっているのもすごいな…。それでも、この後の歴史上はビームシールドに取って代わられるわけですよねぇ。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

ノーマルモードでは、ちょっと大きく感じたビームマグナムも、NT-Dモードでは違和感ないですね。…ぁ、シールドの展開フィンが、、、片方畳まれてるorz そう、膝の可動範囲は、写真で左足が曲がってるあの角度くらいが限界です;;;

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

アップで。ぁぁ、、、シールドが目立つ_/ ̄|○ それはさておき、頭部の小ささを感じるのは、NT-Dモードのガンダムフェイスが小さいのももちろんあると思いますが、ノーマルモードのフェイスパーツが比較的大きめなので、その差異による所為もあるかもしれませんね。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

ビームサーベルのビーム刃のクリアーパーツは、ちょっと薄めです。サイコフレームが比較的濃い赤なので、同化しないようにかな?

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

角パーツは、左右に分割するパーツ以外にも、ノーマルモード用の一体成型された角も用意されていますので、ノーマルとNT-Dとで角を使い分けることも出来ます。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.ka

おまけ。全長比較用にMG νガンダムを用意したのですが、、、頭部の大きさ比較になってるorz ぇぇっと、恐らくHi-νと同じくらいの全長だと思います。Hi-νがνガンダムとノーマルガンダムの間くらいなので、それくらいと思っていただければ、、。

では、総評です。2007年クリスマス商戦用のMGだったわけですが、、、、、いい出来じゃないでしょうか。小説でしか出てきていないMSを変形システムも踏まえてMGというグレードでここまで立体化出来たことは、素晴らしいの一言です。恐らく、これにより小説の売り上げも間違いなく伸びているでしょう(各言う自分もMG入手とほぼ同時に小説も、、、加えて4巻予約特典で武器が付属)。ある意味いままでのMGではなかったタイアップ商品だと思います。商品内容としても、力の入りようがよく伝わってきますし、変形ギミックにいたっては、”よくぞここまで”としかいいようがないほどです。色分けに関してもほぼ部分塗装がいらないくらいですしね。ただ、、、可動性に関しては、あまりにも低すぎるのが気になるところです。変形ギミックの随所に見られるロック機構の工夫と知恵を可動性にももう少し注いで欲しかったと思います。膝関節などは、装甲が邪魔になるのは分かっていることなので、関節自体を引き出し式の二重関節にするなどの工夫があれば、たぶん完璧といえるキットとなったでしょう。恐らくは、変形ギミックの構造上グリグリとポーズを動かすというより、ディスプレイしてスタイルを楽しむと割り切った部分もあると思います。しかしながら、MGというグレードに入れた以上は、ある程度の可動性も取り入れて欲しかったところです。
あと一歩が欲しかったキットではありますが、いろいろな意味で”初”がつくキットですし、手に入れても損はないかとオモイマス。

「NT-Dモード」はここまでです。続いて「特装版付属ビームガトリングガン」をご覧ください。
    

RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム Ver.Ka   MSN-001A1 デルタプラス   RGZ-95 リゼル   RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ   MSN-06S シナンジュ Ver.Ka

            

MASTER GRADE | 開発計画 | HOME |