ブルーレッド(BlueRed) 感想レビュー

「A子」様 制作ゲーム
  レッドブル(RedBlue)
2011.11.02 - author:まさみ
ブルーレッド(BlueRed) ブルーレッド(BlueRed)

 甘さ  : あんまり ヤンデレ目線なら2くらいにはなるかも。
 ヤンデレ: かなり ルートによってはけっこうキツイです。
 シリアス: なかなか ぞっとするのから泣きたくなるのまで。
 トータル: ちょっと苦手寄りかも 好きなEDもあるものの、後味が悪い方が少々強いので。

 制作サイト  : A子
 使用ツール  : 吉里吉里2/KAG3
 ジャンル   : ヤンデレゲー、現代フィクション
 対象     : 15歳以上推奨(※流血や暴力などの表現有)
 攻略人数   : 1人
 エンディング数: 5
 スチル数   : 6+差分
 プレイ時間  : 15分程度
 名前変換   : あり(システム画面にて入力)

主人公・陽子(名前変更可)は、楽しいはずの夏休みを補習で消費していた。その補習からの帰り道、夏の暑さのせいか体調が悪くなった陽子は、公園に寄り道して休憩を取る。 そこで何かが起こる。“レッドブル”の攻略対象がもしヤンデレだったら? というコンセプトで作成されたゲームですが、“レッドブル”が未プレイでも大丈夫だと思います。
(制作サイト様より引用)
2011年のハロウィンゲームとして、「レッドブル(RedBlue)」の先輩がヤンデレだったらというコンセプトの元、作られたゲームです。先輩に萌えたわたしとしては、ぜひともやらなければと思いプレイしてみましたが、さすがヤンデレゲームというだけあって、キツイ内容が多いです。ハッピーエンドっぽい? と思うエンディングもあることにはあるのですが、基本バッドエンドぽくなっているので、そういうのが苦手な方にはオススメできません。前作のような萌え所も、ヤンデレ、ダーク好きでないと見出せないかと思うので、わたし自身、プレイし終わってからもどことなくもやもやの残る話でした。
とはいえ、プレイしない方がよかったということはなく、彼の別面を見られたり、主人公のタフさを垣間見られたり、その他諸々の理由で、よほど苦手でなければ十分楽しめる内容だと思います。

ブルーレッド(BlueRed) ブルーレッド(BlueRed)

初っ端、飲み物の受け取りを拒否すると一瞬見られるダークな彼にドキリとしました。じわじわヤンデレを見せてくるのかと思いきや、最初から全開なので少し意表を突かれた感じです。その後も、「レッドブル(RedBlue)」の先輩と同じ表情を見せてくれたとしても、やはりそもそもの雰囲気が違うせいで、彼が怖く見えます。加えて、萌え所だった独特の話し方がヤンデレ面に拍車をかけていて、薄ら寒くなります。
前作同様、今作でも青か赤かの選択肢があります。今回青赤選択肢が出現するのは一箇所のみですが、青くなるか、赤くなるか、この二択によって大きく展開が変わります。といっても、どちらを選んでも素敵にヤンデレコースに突入します。ちなみに、エンディングの後味はまるで正反対(?)です。

ブルーレッド(BlueRed) ブルーレッド(BlueRed)

ぞっと寒気を感じさせる表情を浮かべる面、ヤンデレながらも前作の某エンディングの彼を髣髴とさせる面、そしてがらりと違ったゲームになってしまったよという面があって、ヤンデレオンリーといえども、エンディングの豊富さには本当に楽しませてもらいました。今回もギャラリーページにヒントが出るので、コンプは楽勝です。プレイする方には、ぜひ全エンドを見ていただきたいと思います。
ちなみに、あとがきにこっそりと書いてある当初のエンディングに関しては、心が折れてくれてよかったなと思いました。あれが採用されていたら、正直感想書けなかったと思います。

A子 広告の下からは、エンディングごとの感想を書いています。多少ネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意ください。

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バッドエンド回避?
 用心するのはいいのだけれど、結局恋に落ちちゃっている主人公が面白すぎます。ヤンデレに対抗するには主人公も多少病んでいないとということですか
 ね。彼とのやり取りは程よくヤンデレ、程よくコミカルで、個人的に一番好きなエンディングです。それなりに幸せな未来を築けるかは主人公の手腕次第
 ということで、お互いがハッピーエンドだと思える方向に向かってくれることを願います。

永遠に彼の虜
 たった一つの選択肢でこんな結末になってしまうのかと思うと、悲しくて、切なくて、堪らなくなります。究極の愛といえばそうなのかもしれませんが。
 うーん。そもそもがヤンデレゲーなのでハッピーエンドはないとわかっていても、「もしああしていたら」「もしこうだったら」と、if世界を思ってしま
 うのを止められません。ダーク面の濃いゲームでは王道といえるエンディングかもしれませんが、この後どうやっても幸せになりようがない結末というの
 は、本当にやるせないです。

君は一生俺のモノ
 「レッドブル(RedBlue)」の先輩がヤンデレだったらこうなっているだろうなという、ゲーム的にもヤンデレ的にもトゥルーエンドな結末だと思います。
 が、わたしはどちらかというと苦手なエンディングです。一番もやもやが残って、一番後味が悪いなあと感じてしまいました。当人たち的には多分しあわ
 せなのかもしれないけれど、でもその愛の形がなんかちょっと違う気がして仕方ないです。たかがゲーム、されどゲーム。先輩も主人公もお気に入りだっ
 ただけに、もやもやが消えません。

桜の精と一緒になりました
 人外ルートその1です。がらりと変わってファンタジーな世界に突入しました。おー、いいなあ、好みだなあ、と思ったのも束の間、そこはあくまでヤン
 デレゲーのためか、終わっていき方が怖かったです。ラスト、あそこで赤くするだけで、ほんわりファンタジーな世界から、救いようのないホラーな世界
 にがらりと変化しました。上手い演出に感心しきり。でも、ホラーでないバージョンで、こんな展開のお話をプレイしてみたいなと思いました。バッドエ
 ンド回避?
のエンディングに次いで好きな終わり方です。

桜の木の下の死体と一緒になりました
 人外ルートその2は、これこそまさにホラー展開、というものでした。怖い怖い怖い。このエンディングに到達するまでがきちんとした一本のゲームだっ
 たらどんな風になるのか、想像するのが楽しいです。というか、いつかそのうち人外ルートをメインに据えたゲームを作って欲しいですね。人外ルートは
 どちらも短かっただけに、欲が張ってしまいます。

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