くらぐり 感想レビュー

2011.11.15 - author:まさみ
くらぐり くらぐり

 甘さ  : なかなか ベタが多いですが、それゆえににやにやします。
 コメディ: なかなか 司書と主人公のやり取りに、自然と顔が笑けてきます。
 セクハラ: かなり 暗闇で、するもされるもお好きにどうぞ。
 トータル: にやにや笑いがノンストップ 甘さとコメディとセクハラが程よく調和しています。

 制作サイト  : raqt
 使用ツール  : 吉里吉里2/KAG3
 ジャンル   : 暗闇探索ゲーム
 対象     : 15歳以上
 攻略人数   : 1人
 エンディング数: 10+α
 スチル数   : 6+差分+α
 プレイ時間  : 10分〜2時間
 名前変換   : あり

舞台は図書館。主人公は、研究成果の定期審査のため、本を片手に勉強に没頭しています。が、あっという間に閉館時間が。主人公のいる部屋の本は、原則貸し出し禁止。しかし、司書さんとのゲームに勝利すれば、一冊だけ貸し出してくれることになりました。果たして主人公は、ゲームに勝利して無事に本を借りられるのでしょうか?
暗闇探索ゲームで、セクハラゲームという、題材からしてにやりと笑ってしまうこのゲーム。意外に難易度が高いです。主人公とともに、まさに手探りで進んでいかなければなりません。プレイ時間は、一つのエンディングを迎えるには、10分程度でしょう。ただ、フルコンプを自力でするとなると、それなりの時間をみたほうがいいかもしれません。ちなみにわたしは、攻略及びヒントを一切見ずにプレイして、2時間でギブアップしました。
しかし、そうして苦労した先で迎えるエンディングはにやにやにやにやしてしまうもので、苦労する甲斐はあるかと思います。また、攻略対象は司書さんであるはずなのですが、プレイしていると主人公を攻略している気分になったりもします。可愛いんですよ、主人公が。一粒で二度美味しい、という具合です。難しさにめげそうにはなりますが、ぜひとも頑張って最後までプレイしていただきたいゲームです。
(自力での攻略不可能でも、制作サイト様に攻略方法が載っていますので、ご安心を)

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こちらが、攻略対象であるところのセクハラ男色男、金髪碧眼の司書・リノさんです。このリノさんと主人公のやり取りが、なかなか楽しかったりします。セクハラ的な発言をかます司書さんと、それに初心な反応をする主人公が。もう堪りません。リノさんの笑顔で物騒発言もさることながら、主人公の表情変化が豊富で、その点でもとても楽しめました。

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探索モードは、こんな画面になります。鬼仕様、て感じですね。最初に見たときにはどうしようかと思いました。右上に方位磁石的なものがあるのですが、少々分かり辛いかなと思います。とりあえず、最初は勘で手当たりしだい試してみるのがよろしいかと。そうすれば、何かしらのエンディングに辿り着けますから。
二週目からは、マップが表示され、更にはHINTにて部屋の様子までもわかるようになります。正直、それでも一部エンディングに辿り着くにはちょっと難しいかなと思いました。でも、フルコンプした後には、やっぱり自力で攻略したかったなあという気分にもなります。好きなエンディングが多いので、尚更に自力コンプの達成感とともに味わいたかったところです。

raqt 広告の下からは、エンディングごとの感想を書いています。多少ネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意ください。

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【ED1 気付けば後の祭り
 そりゃあゲーム終了になるよね、というのは終わってみてから気付きました。扉を見つけたときには、なんか隠し扉的なもの? と思ったもので、躊躇な
 く開けてしまったのですよね。そして鍵の方は、先に「はい」を選んでいたので。にやにやできなかった分、ますます中途エンディング残念でしたな気分
 です。

【ED2 後悔先に立たず】
 深く考えずに「はい」を選択してみたら、この結果。中途エンディングですが、これはこれで後日が楽しみなのでにやにやしました。主人公にはお気の毒
 様ですが、リノさんの楽しそうな笑顔が大好きです。

【ED3 渡りに船?
 リノさんの大笑いっぷりにつられて、こちらも次第におかしくなってきてしまいました。いや、まったりするなんて選択肢を選んだのは自分なんですが、
 言われてみれば真っ暗闇で紅茶飲んで寛ぐもなにもないよなあと。想像したら、思わずくはっと笑ってしまいました。素直に喜べない主人公の心の叫びも
 いい味出していました。

【ED4 喜ぶ女・妥協する男
 やりました、秘密のお部屋発見です。図書館に隠し部屋とか、もうそれだけでテンションが上がります。というか、こんなお部屋をもらえてしまうリノさ
 ん、すごすぎです。しかし、今晩泊まって〜という流れを一切邪推しない主人公は流石です。天然最強というか、多分本のことしか頭にないんだろうなあ
 と思うと、苦笑が漏れます。可愛いなあ、もう。リノさんのあの表情には同情を禁じえませんが。というか、クリアすればするほど、リノさん視点になっ
 ている気がします。あれ? 攻略対象ってリノさんでいいんですよね?

【ED5 慌てる女・喜ぶ男
 お約束な展開ですが、大好物ですこういうの。ベタな展開は、萌えるからこそベタになっているんですよねっ。思いっきり堪能させてもらいました。スチ
 ルがしっかりとある
のも嬉しいところです。仄暗い感じで雰囲気があって、素敵ににんまりできたエンディングでした。

【ED6 本末転倒
 甘い、です。スチルに切り替わった瞬間から、なんかもう顔が熱くなりました。乙女ゲームとしてはよくある、なんということのない場面だとは思うので
 すが、リノさんが主人公を見つめている柔らかい目線がたまりません。うわー、と熱くなった頬に手を当ててしまいます。熱い熱い。そして更に「キスし
 ていい?
」とくるとは思いませんで、主人公の悲鳴にモロにかぶりそうになりました。あー……いいなあ、このゲーム。

【ED7 唯では起きない
 ここにきて主人公の過去が明らかに。てほどのことでもないですが、意外に笑わせてくれました。途中まで。予想外に突然で、うっかり動作が固まってし
 まいました。え? 今なにした? え? と。やっぱりリノさんの方が一枚上手ですね。ここで見られるスチルは、色使いがとても綺麗で好きです。ふん
 わりな感じが。あと、あの角度のキスって何気に色っぽいなとかも思いましたー。

【ED8 ギブアップ
 当然といえば当然なのですが、あまりにもあっさり終わってしまったエンディングです。ギブアップした以上は仕方ないとは思うのですが、会話だけでも
 もう少し長くしてほしかったです。浪漫、わかります。

【ED9 良い関係
 ああそういう対応をする可能性もあるか、というエンディングでした。罪悪感抱いてしまったリノさんも、すぐに顔真っ赤にする主人公も、どっちも可愛
 くてほのぼのしました。そして、ここまで全てをクリアすると、なのかな、タイトル画面に変化が現れます。こういう特典て嬉しいですねー。

【ED10 ほどほどに
 実は初っ端に辿り着いてしまったエンディングです。手探りをする際の「慎重に」と「豪快に」の違いってなんだろうと思い、よりにもよって豪快の方を
 選んだ結果でした。呆れ顔のリノさんに、ですよねーという気持ちになりました。

【ED セクハラ返し
 正しくセクハラゲームでしたありがとうございます! 思わず全力で拳を握って叫んでしまうほどの展開で、ええもうこのゲームやってよかったなあと。
 ……何か変なことを口走っている気がしないでもないですが、そこは主人公の言うとおり何者かの陰謀ということで(あれでも何者かってプレイヤーのこ
 とでは
) あの辺りの会話も大好きです。笑いとほんのりセクハラが見事に融合して、非常に楽しませていただきました。この二人の掛け合い、本当に大
 好きなので、またどこかで何かの形で見られたらいいなあと思います。

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