バンプレスト　一番くじ きゅんキャラわーるどSP けいおん！ D賞 梓＆憂セット　レビュー

一番くじ きゅんキャラわーるどSP けいおん！ D賞 梓＆憂セット

「けいおん！」は、月刊4コマ漫画雑誌「まんがタイムきらら」にて連載している作品で、後にアニメ化され大ブレイクしました。とある高校（アニメでは桜が丘高校）に通う軽音楽部の女子高生の日常が舞台。部員が卒業し廃部寸前の軽音楽部を新入生4人が立て直し、その後成長と部員同士の絆の深まりをゆるーく描いています。
アニメ自体の平均視聴率は特出して高かったわけではないが、作品テーマの一つでもある”音楽 ”の分野で大きく売り上げを伸ばしている。テーマ曲など主人公たちが歌う楽曲は、オリコンチャートで上位を占め、”レコチョクアワード 2009年上半期 着うたフル部門の最優秀新人賞に選ばれるほどである。ライブ活動なども行っており、2009年12月には横浜アリーナでの公演も実現。その後第2期放送開始で人気は益々上昇し、数々の販売記録をぬりかえている。
アニメ本編は2シーズン（1期14話、2期26話）に渡って放送され、映画化も決定している。

D賞「梓＆憂セット」のレビューです。今回の一番くじは、”きゅんキャラわーるどSP ”というタイトルの通り、全てきゅんキャラがモチーフになった景品で統一されているのが最大の特徴です。その中でB〜E賞までは、従来どおりのきゅんキャラを2キャラ1セットでパッケージングしています。最近のきゅんキャラは、回を重ねるごとに出来がよくなっていますので、今回のきゅんキャラ尽くしはある意味今までの集大成的なものにも見えます。けいおん！人気に隠れがちな部分ですが、そのあたりもしっかりチェックしていきましょうかー。尚、レビュー中は未使用ですが、頭部をささえるお馴染みのアームも付属していますよ……ってB賞と同じコメントでした；

パッケージです。基本デザインは当然のことながら他の各賞と同じ。裏面のポーズ集？が、唯＆紬と同様に若干微妙なのは置いときましょう(^^;　梓と憂ということは、1学年下コンビですね。

きゅんキャラ2体セットということで、こちらもブリスター梱包です。色移り保護などはほんとに必要最低限ですが、それだけで十分なレベルとも言えます〜。

とりあえず並べてみた感じは、直立な憂に対して、梓がちょっと前傾姿勢なので…そのままではやや不釣合いな二人かも。

あずにゃんからいきますよ。こりゃまたなんとも梓らしい、ちょっとだけ怒り顔＋ポーズです。ポージングの自然さは、昔の比ではありません。衣装は、他のHTTと同様に1年のとき（他のメンバーは2年）学祭ver.です。

顔のアップを3方向からー。デフォルメされても、顔だけで梓と判別出来るレベルに仕上げられています。表情も梓らしく、ポーズとの一体感があってとても良いですなぁ。アイプリントの綺麗さもご覧のとおりです。

胴体部のポーズ付けも自然です。やや右脚に体重がかかってる様とか、握り手の出来、脚の感じとどれをとっても非常に高いレベルで立体化されています。何より驚きなのは…今回のきゅんキャラの胴体部には、パーティングライン等がほとんどないこと。そのため、それらが目立ちやすい手足の出来が、さらによく見えるのかもしれません。そして下は、純白でしたー。

台座は、少し濃い目のグリーンを使った文字色になっています。あれ、梓のギターにも、ギータとかエリザベスみたいな名前が……ああ、むったん（ムスタング）かｗ

今回のきゅんキャラの中（手持ちじゃないものも含め）では、個人的に一番出来が良いと感じたあずにゃんでしたーっ。

続いて憂の紹介です。こちらもういらしいポージングなのですが…梓と比べるとやや大人しすぎるかなーとも感じます。衣装は…HTTメンバーではないので、制服姿となっていますよ。

アイプリントを含め、表情としてはよく似ていると思います。ですが問題は髪型。後に結ってある部分が小さすぎて、真正面から見るとショートみたいに；　なので、見る角度がやや限定されるかな〜。

制服の塗装や塗り分けは、HTTメンバーの学園祭ステージ衣装と違ってかなり綺麗かも。リボンや上履きが、ちゃんと赤になっているのもポイントですね。スカートはもちろん着脱可能で、下はしろ…てか白率高いな(^^;

台座は、料理が得意なういにちなんで、楽器の変わりにオタマとフライ返しが描かれていますｗ　カラーリングのオレンジも、なんとなくイメージにあってますね。

見る角度がやや限定されてしまうのは残念ですが、それ以外は問題なく良いきゅんキャラだと思いますー。

きゅんキャラとしては4セットある中で、一番出来がよい二人かな？　以上「一番くじ きゅんキャラわーるどSP D賞 梓＆憂セット」のレビューでした。

総評いきまーす。きゅんキャラ集大成とも言える今回の一番くじの中で、もっとも出来がよい二人組みなだけはあると思いました。この二人に関しては、梓は衣装の塗装が気になるだけ、憂は結った後ろ髪が小さすぎる点のみと、かなりハイレベルな仕上がりです。その割には評価点が芳しくない？と思うかもしれませんが、それはオマケ要素の少なさ（構成的に仕方ありませんが）でしょう。つまりフィギュア本体で言えば、ほぼ満点に近い出来といことです。
B賞とD賞の2セットを通してみると、B賞のレビューでも書きましたが胴体部のレベル向上が大きかったと思います。塗装の意味ではまだまだ甘いところもありますけど、それを除けば完成形に近いのではないでしょうか？　今後もこのレベルを維持していって欲しいものです。
手にしていない賞（C、E）がありますが、少なくともD賞に関しては十分オススメできるレベルでしたー。でも、最終的には多少の出来の違いよりも、やっぱり自分の好きなキャラのものを…ですよね。