一番くじプレミアム 劇場版マクロスF 虚空歌姫 E賞 でふぉめか
「マクロスFRONTIER」は、マクロスシリーズ25周年記念に作られた作品で、「超時空要塞マクロス」、「マクロス7」に続くTVシリーズ3作品目にあたる。宇宙移民船団マクロス・フロンティアが、未知の生命体”ヴァジュラ ”と接触、戦いに巻き込まれていくストーリーとなっている。記念作品ということもあり、歴代マクロスに関連するシーンが非常に多く、昔からのファンにとっては随所に懐かしさを覚える。もちろん、これまでのマクロスシリーズの要素とも言うべき、”歌 ”、”3変形するバルキリー ”、”三角関係 ”の3要素を取り入れている。
中でも”歌 ”の要素は、CD等のセールスに直接反映され、登場曲がオリコン上位ランクイン、武道館ライブの実現などファンの心をしっかりと掴んだ。2009年11月には劇場版1作目（2作目も決定済み）の公開も決まっており、TV放映終了から1年を経過してもまだまだ活気のある作品といえる。
自分は腰を痛めて動けなかったので、
まさみにがんばってもらった「一番くじプレミアム 劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ」です。前回の「マクロスF 超時空アンコール」ではB賞を一発当てするという偉業を成し遂げたのですが、今回もトータルの回数はそこそこやっているものの、結果としては満足出来るものだったと思います。そのがんばりに報いるためにも、全ての景品を一つ一つレビューしていこうと思いますっ。
D賞のでふぉめかシリーズの紹介です。ラインナップは、”トルネードメサイア アルト機 ”、”アーマードメサイア オズマ機 ”、”ケーニッヒモンスター カナリア機 ”の計3種（コンプリートしてます）です。パッケージは前回までと同様の裏以外はスケスケクリア仕様ですね。ちなみに裏面（写真2枚目）は、3種ともに共通なのでこれ以降は省きまーす。
先ずは、トルネードメサイア アルト機から。デフォルメされているのでバランスはちょっと独特ですけど、細かいところまで結構よく作りこまれています。
裏側を見ると、脚部にはスーパーパックのような追加装甲が付いているのも確認できます。1/72キットで出てくれるかなぁ…。
主翼量端のブースターユニットは、縦に360度クルクル回ります。劇中のようにファイター形態でのホバリングシーンを再現できるわけですよ。
機体背面に取り付けられた、巨大な連装ビーム砲も水平方向に360度動かせます。
正面から見ても特に破綻もなく、意外と出来が良いのが分かります。
トルネードメサイアの立体物初入手が、まさかでふぉめかになるとは夢にも思わなかったですｗ
後から見ると、ノズルや足裏のディティールの限界が見えてしまうのですが、トータル的には良くできている方だと思えるトルネードメサイアでしたー。
続いて、アーマードメサイア オズマ機です。今回はバトロイド形態ということで、基本ポーズは固定されているものの、一部関節が可動式となっています。
迫力のアーマードメサイアも、こうなると可愛いですねｗ ブースターノズルもメタリックできちんと塗り分けられているのにビックリ。
ほぼ設定通りの色分けがされているので、見ていて違和感があまりありません。
上から見ても、細かいところまで塗装とプリントで見事に再現しています。脚部、ブースター、肩のSMSの文字もちゃんと確認できます。
雰囲気的にSDガンダムのような頭身かな？ 手の装甲とフレーム、ナイフの刃とグリップの塗り分けも完璧です。
両腕は、縦方向にぐりぐり回転させられます。出来れば手首も回せると良かったのだけどー：
ブースターについている旋回砲塔もこのかわいさですｗ 頭部の出来もよいですね〜。
以上、なりと見た目は可愛くても、ちゃんとアーマードしてるオズマ機でしたーっ。
最後はケーニッヒモンスター カナリア機です。ケーニッヒの立体物もこれが初入手ですね。といっても、立体化されているものは極僅かですけど；
こちらもひじょーにかわいくなってます♪ プロポーションも良いですし、でふぉめかの中では一番のお気に入りです。
ランカの”あの ”ノーズアートもちゃんとプリントされています。欲を言えば、ケーニッヒがデフォルメされているので、このノーズアートランカもデフォルメさせた方が統一感が出たんじゃないかと思います。
腕？のミサイルランチャー部は、腕との接合部、肩のところがそれぞれクルクル回るようになっています。
脚の付け根も動くので、ぐっと姿勢を低くして4連装のレールキャノンを撃つポーズも出来ちゃいますよ。
後から見ても、意外にもそれなりに迫力があったりします。
デストロイドモンスターの流れを汲む機体なので、この形態が一番馴染みがあるんですけど…よく考えるとこれガウォーク形態に相当するんですよね；
以上、ちっちゃくても迫力のあるでふぉめかケーニッヒモンスターでしたー。
前回の超時空アンコールのときは、でふぉめかを入手することがなかったので今回初めて手にしてみましたが……予想以上に出来が良いですね。デフォルメされていても機体の特徴やバランスはきちんと再現されていますし、基本となるポーズもいいと思います。可動性についてはオマケ程度のものなので、「あー、こんなところが動くんだ」程度に思ったほうが驚きがあっていいですね。塗装は、はみ出しがあるところがチラホラありますが、プリントと合わせた再現度は非常に高いです。全長8cm程度の大きさでも、カラー再現はかなりのレベルと言えるでしょう。
気になった点は、可動箇所がもう少しあってもいいかなーというのと、ケーニッヒのノーズアートです。ランカがデフォルメされていたら、ケーニッヒも完璧だったのに…。それ以外は概ね良好なので、くじ1回分の値段以上の価値はあると思いましたね。まぁ、実際当たる確率はF賞、G賞と比べるとかなり下がるんですけど；；
こういった機体系のデフォルメには普段あまり興味がない
緋影ですが、よく出来ていると思える一品でしたっ。
