一番くじプレミアム 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st G賞 きゅんキャラ
私立聖祥大附属小学校に通う少額3年生。5人家族の末っ子で、年相応の明るく優しいごく普通の少女であったが、言葉を話すフェレット(正体は異世界の住人ユーノ)と出会うことで生活が一変することとなる。尋常ならざる魔力の持ち主であり、訓練もなしに単身での砲撃戦闘を行えるほどであることから、魔導師としての天賦の才にも恵まれているようである。その膨大な魔力量は、闇の書20ページ分に相当する模様。得意分野は、魔力放出、収束、制御である。
使用デバイスは、異世界の少年ユーノから譲り受けた”レイジングハート ”、バリアジャケットは天使をモチーフとしたものを使用。レイジングハートは、待機状態のスタンバイモード、基本となるデバイスモード、射撃用のシューティングモード(劇場版:カノンモード)、最大出力時のシーリングモード(劇場版:なし)の4形態をとることが可能。
後に正式な訓練学校を経て教導隊へ入隊、10年後には一等空尉となり戦技教官を務めている。”エースオブエース ”として、その才能を遺憾なく発揮している。
「一番くじプレミアム 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st G賞 きゅんキャラ」です。シークレットを含めて6種となっているので、数的にはちょっと少ない?とも思ってしまいますが、その分今回紹介するバリアジャケットタイプ2種がかなり細かく作り込まれています。それにきゅんキャラ自体のレベルも、「一番くじプレミアム 劇場版マクロスF 虚空歌姫」以降、着実に出来がよくなっているのも見逃せません。更なる向上があるならそれが一番ですが、現状の水準維持だけでも今後のきゅんキャラが楽しみだと思います。
また他の一番くじなのは同様、飛です。さんのご厚意により頂いたものとなっています。本当にありがとうございました〜〜〜m(_ _)m

パッケージからご紹介〜。こちらも白ベースになっているので、見た目が新鮮です。きゅんキャラの出来も確実にレベルアップしていますし、バリアジャケット2体の仕上がりを見れば種類の少なさも納得出来ます。ちなみにシークレットは”リニス ”(フェイトの育ての親であり、プリシア・テスタロッサの使い魔だそうな)だそうです。DVDを早く借りてこないとさっぱりです;;


先ずは高町なのは バリアジャケットver.を4方向から。かつてこれほどまにパーツ分割の細かいきゅんキャラがあったでしょうか(^^; とりあえず簡単に組み外しが出来るパーツとして13点? しかも非常に可愛く出来ていますよっ♪


バストアップを3方向から。顔は本当に可愛く、しかも元の面影をちゃんと残したデフォルメが出来るようになりましたね。アイプリントも綺麗です。基本的に動きませんが、ねんどろいどに近くなっています。

バリアジャケットの塗装も比較的綺麗に塗り分けられています。塗装面ではねんどろいどに遠く及びませんが(価格的に当たり前;)、この出来なら800円は出せると思います。またポーズ付けも、小さくデフォルメされた体にしては、自然にまとめあげられています。

足のアクセルフィンは、クリア素材に白の塗装(付け根だけ)を施しています。他のなのはフィギュアでも定番の処理ですが、単価の安いきゅんキャラでもしっかりと踏襲していますね。


そして…現状きゅんキャラ初なのかな?…なんとスカートが別パーツ化されていますw プレミアムフィギュアでは定番(製作工程上必要ですから;)ですけど、このミニサイズで再現されているとは(^^; ちなみに下は白でしたー。

インテリジェントデバイス”レイジングハート ”も細かく塗り分けられています。先端部はちゃんとクリアレッドになっています(クリア素材にゴールド等の塗装を施しているのでしょう)し、塗り分けという意味ではかなりコストがかかってそうなきゅんキャラです。

台座はフェイト(バリアジャケットタイプ)と共通のプリント柄です。色こそ違いますが、このあたりはコストを削ってるなぁーと感じますねw レビュー中では使用していませんが、きゅんキャラを支えるお馴染みの支柱も付属していますよ。

では、いろいろな方向から見てみましょ〜。頭部は360度くるくる回りますから、ポーズへの多少の表情付けが可能です。しかし、ほんときゅんキャラとは思えない出来です(^^; ポーズも決まっていますし、どこから見ても死角がありませんなっ。

表情の出来はもちろんのこと、レイジングハートを持つ手の造型もかなり良いのですよ。こういう細かい部分の出来もいいからこそ、全体がしっかりとまとまって見えるのでしょうね。

以上、デフォルメされても見応えの十分ある、きゅんキャラ 高町なのは バリアジャケットver. でしたー。


続いてフェイト・テスタロッサ バリアジャケットver.です。下半身の動きはなのはと似ていますけど、上半身に関してはちょっと違いますね。こちらも総パーツ数12点(アクセルフィンがない分なのはよりも少ない)と、従来のきゅんキャラを超える細かさです。


なのは同様、表情の出来も素晴らしいですね〜。アイプリントもとても綺麗です。ちょっと凛々しめな表情もgood。


ボディ部分の塗り分けも非常に細かく、個体差もあるとは思いますが…きゅんキャラとしては綺麗な方だと思います。また、マントは着脱可能で、ありなし両方を楽しめます。


そして、フェイトのスカートも別パーツ化されています。こちらはボディスーツのように上下が一体化していますので、合わせ目が出来てしまいますがこの状態でもそれほど違和感がないかも?

インテリジェントデバイス”バルディッシュ ”です。こちらの塗り分けも見事ですね〜。死神の漆黒の鎌をモチーフにしてるとのことですが…サイズというよりは、ハルバードみたい?

台座と補助スタンドです。台座のプリントはなのはの色違いなので、これといって目新しい点はないかなぁ。ただ、白地に明るい黄色なので…やや見難いです(^^;

ポーズと表情がマッチしていて、まとまりの良さが伺えます。マントのなびき具合、手の表情とどれも素晴らしいですね〜。あー、こういうちゃんとした動きのあるポーズを見ていると、なんかfigmaが欲しくなって(同じポーズをとらせてみたい)くるw

手の甲のプレートも色分けされていますし、本当にきゅんキャラとは思えない出来。こちらも首は回りますが、横髪が干渉しますので引っ掛けたりしないように注意してくださいね。

以上、なのはに負け時劣らずの仕上がりのフェイト・テスタロッサ バリアジャケットver.でしたっ。


最後は二人並べてのオマケです。ほぼ1頭身のちょーデフォルメですけど、こうして並べてみるととても絵になりますし、迫力も意外とあったりしますよ。

総評いきますよー。きゅんキャラを超える出来栄えで、とても満足出来る一品です。残り4種が標準的なきゅんキャラの仕上がりでも、この2体がしっかりと底上げしてくれています。デフォルメの仕方もよく、プロポーション、ポージング、表情はまったく問題なし。塗装や塗り分けは、もう一頑張りして欲しいところはありますけど、今回の2体はどちらも綺麗な方だと思います。まぁ塗装に関しては、個体差がとても出やすい要素でもありますので…一概には言えないですね; 梱包も色写り防止の袋分けが細かくされていますし、何より各部位の合いがスムーズでしたから、パーツ精度がだいぶ向上しているようです。
問題点をあげるとすれば、パーツの下処理(ゲート跡やパーティングラインなど)が相変わらずなことくらいじゃないかなぁ? ただ価格帯を考えると、こういった下処理は仕方ないとオモイマス。
シークレットは別途ありますが、コスト面を考えるとこの2体の方が当たりじゃないかと思える出来栄えです。大きさにして9cm未満のミニサイズですから、ディスプレイスペースもとりません。是非、2体並べて飾って欲しいきゅんキャラでしねっ。