一番くじ マクロスF〜サヨナラノツバサ〜翼に風を、銀河に歌を! D賞 ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリアver. ランカ・リー
ゼントランとのクォーターで、SMSスカル小隊リーダー、オズマ・リーの妹(血は繋がっていない)として育つ。幼少期の記憶を、ヴァジュラが起因となっている”ある事故 ”でなくしている。歌うことが好きで、トップアイドル”シェリル・ノーム ”に憧れる普通の女学生であったが、アルト、シェリルとの運命的な出会いをキッカケに、スターへの階段を自らの足で上り始める。そして「BIRD HUMAN -鳥の人-」にマオ・ノーム役での出演が急遽きまり、彼女の記憶に残された歌”アイモ ”と共に、超時空シンデレラとしてトップアイドルへと成長を遂げる。
しかしそのことが、結果として彼女とヴァジュラの距離を縮め、失われた記憶の封印を少しずつ解いていく。そして移民船団マクロスフロンティアは、ヴァジュラとのより熾烈な戦い繰り広げることとなる。
久方ぶりの一番くじのレビューです。今回は、
一番くじ 劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜翼に風を、銀河に歌を! D賞 ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリアver. ランカ・リーをご紹介して……過去最長のタイトルではないでしょうか?(^^; サヨナラノツバサのクライマックスシーンを再現したプレミアムフィギュアで、フィギュアーツZEROが同シーンを再現したモノを先に発売していますが、このサイズ(ノンスケールですけど)での立体化は初となります。衣装の華やかさ、大きく見せるポーズと、非常に見応えのあるフィギュアですね。ちなみに
こちらのランカは、飛です。さんよりの頂きモノとなります。いつも本当にありがとうございますーーー_(._.)_ この子も大切にさせていただきます♪ では、頂いたお礼も兼ねて、たーーーっぷりとレビューしていきますよっ。最後には、ちょっとしたオマケレビューもありますのでお楽しみに!
※ レビュー最後にC賞 シャイン・オブ・ヴァルキュリアver. シェリル・ノームとのツーショット写真を数枚追加しました。(2012.11.02)


パッケージです。いつもの黒基調に染められたウインドウボックス仕様。窓部分はかなり大きくとられているので、中のフィギュアがよく見え……ますね……後ろに何が入っているかもw 今回、飛です。さんより頂いたときの梱包状態そのままに撮らせていただきましたw 当然のことながら、実際はゴスロリ・アルトは付属しませんのでご注意ください(^^;




全身8方向から。衣装的には花魁&舞妓に匹敵する派手さ、ボリュームでみると過去一番ではないでしょうか? 衣装の一部にクリアパーツを使っていて、それが見た目の重さを感じさせない仕上がりに繋がっています。フィギュア系のクリアパーツは、意外と使いどころが難しいのですけど、今回のはうまく活用していますね。もう少しクリア素材が綺麗だと尚良かったのですが(^^;


お顔を3方向から。劇中の雰囲気がよく出ていると思います。アイプリントも綺麗ですし、目線などの問題もありません。髪のボリューム、動きを感じられる点もいいですね。ただ、口元の赤が少々強すぎる点(
舞妓ランカくらいの方が自然に見えます)、髪の造形自体は悪くないものの、シャープさに欠け、顔に影が出来やすいところは気になりました。でも、概ね良好かとー。


髪飾りについている王冠は、小さいのに塗り分けがしっかりされていていいですね。両手に関しても、右腕にはバングル?ブレスレット?が2つ(これらは別パーツ化されているので動きます)、左手小指には指輪の造形が施されていて、指先に至るまで華やかな雰囲気が演出されています。襟元のハートのネックレスも、さりげなくいいですなっ。


3方向から胸元をアップでー。慎ましめな感じがランカらしい?ですねw それでも、大胆に開いた胸元がセクシーです。原型製作元が変更になったことにより?、恒例のキャストオフは省かれています。もちろん舞妓ランカを除けば、どれもきちんとしたものではありませんでしたけど、残念に思う人も少なくはないでしょう…(^^;


腰周りの前と後ろです。相変わらずのちょーミニですが、今回は下に身に付けているが見せパン(詳しくは↓の方で)なので、これくらい短くても問題ないと思われます、きっと。大き目のベルトがチャームポイントですね。後側から見ると、クリアーからクリアーオレンジへのグラデーションが綺麗ですな♪


おみ足と足元です。原型師が変更になったことにより、身体の作りがだいぶ変わりましたね。上半身もですが、下半身もだいぶ線が細くなりました。しかし、このヒール……かなりすごいデザインだ……しかも殺人的じゃありません? これで踏まれたらめちゃめちゃ痛そうです(^^;



スカートは着脱可でしたから、お約束ということでちょっと外してみましたw 正面から見ると普通の下着に見えますが、後ろから見るとポケットが……つまりホットパンツのようなモノなので、入手報告でも書いたとおり”見せパン ”だということですorz そして、スカートを外すと脚と腰周りの細さが際立つわけですが、劇中イメージにあてはめるとこれくらいなのかもしれませんね。ヘビーゲイジさんの造形ではむっちりした感じが多かっただけに、そのギャップもあって細く見えるのかもです。しかし、たしかに線は細い……細いのだけど、柔らかさが伝わる造形は素晴らしいです(*´Д`)

台座です。白く飾り気のないシンプルな丸台座に「 Wish of Valkyrie 」の文字がプリントされています。戦乙女(ヴァルキュリア、ワルキューレ)の望み、どんな願いなのでしょうね?

さて一通り見終えたところで、今度はいろんな角度からたっぷりご覧頂きましょう。こちらの写真は、クリックすると特大状態での閲覧が可能です。







目線と髪の造形、腕のポージングの関係から、どうしても見る角度は限られるわけですが、後側の衣装的なボリュームもしっかりあるので、意外とどのアングルから見てもそれなりに絵になってしまいます。角度によるポージングや表情の破綻もなく、見ていて飽きませんよ。






公式の写真をみたときは、かなり目と口元がキツク感じたのですが、実物を見るとそんなこともなく、かなりかわいく仕上げられています。まぁ公式画像は、かなりサイズが小さくロングスパンで撮られているため、表情の細かいところまではきちんと見えない所為でそう感じたのでしょう。特に目線を正面にして見たときの表情は、過去の一番くじランカの中では一番の出来だと思いますし、アップでみたときのかわいさ(写真下から2段目)はほんと尋常じゃありませんねー(*´Д`)



最後は特大サイズの写真を3連発。どの写真もクリックすると、大きい状態のランカ・リーを存分にお楽しみいただけます。個人的には、一番下の写真がお気にかな。これは、是非ともC賞のシャイン・オブ・ヴァルキュリアver. シェリル・ノームと一緒に飾りたいです一品です!




オマケです。このD賞 ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリアver. ランカ・リーと一緒に頂いた、
H賞 きゅんキャラ ゴスロリ・アルトです。元ネタを知らなければ、これが♂には見えませんな(^^; 一応下から見てみると、グッスマの1/8鹿目まどかのようにフリルがいっぱいの状態です。ま……そりゃそうですねww 台座に描かれたデフォルメアルトもかわいいなぁ。









C賞とD賞が揃いましたので、並べた状態の写真も載せておきます。なんとも華やかですな〜(*´Д`) A賞とB賞の方が、翼のエフェクトパーツもあってより劇中のイメージに近いと思いますが、この2体のセットも見栄えは十分ですね。是非とも2体並べて飾ってあげたいプレミアムフィギュアです♪

以上、”一番くじ 劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜翼に風を、銀河に歌を! D賞 ウィッシュ・オブ・ヴァルキュリアver. ランカ・リー ”のレビューでした。最後まで閲覧頂き感謝です_(._.)_ そして、今回もプレミアムフィギュアを提供しくださり本当にありがとうございました、飛です。さんm(_ _)m

総評です。今回の一番くじのプレミアムフィギュアは、原型製作元が変更になったことにより、全体的なバランスなどがこれまでとはだいぶ異なっています。しかし、唐突の変更でしたので、ユーザーにとっては寝耳に水状態。というのも、過去2〜3回程度しか実施されてない状態での変更ならまだしも、アンコール含めると……プレミアムだけで過去8回?くらい開催されていますから、コレまでのフィギュアのイメージがだいぶ定着してますし、固定ファンも少なからずついていたと思います。個人的にも、そういう目で見てしまうところはあるわけで、故に評価は人によって賛否両論かと思います。
ただ、実物をこうして手にとって見てみると、思いの外……いやかなりいい出来なんですよね。プロポーションとポージングでは文句ないですし、塗装は……まぁくじモノですからね、一般販売品のようにはいきませんが、それでもがんばっている方かと。表情も、目線を合わせると過去最高の仕上がりで、惚れ惚れしてしまいます。ユーザーへの配慮も、基本的なところはしっかり抑え、加えて台座にスタンドの補助を付けるなど(最初気づきませんでしたがw)、自立対策もしっかりされています。今回はキャストオフなどはないため、オマケ要素はあまりありませんけど、それでもボリュームたっぷりの衣装と劇中を忠実に再現したポージングには、
追加点+5をするだけの魅力があると思います。
塗装に関しては、がんばってはいるのですが……部分的にはちょっとヒドイ箇所もあったので、もう少しクオリティをあげて欲しかった; あと髪がノッペリしてみえるのは、シャープさが足りないだけでなく、ディティールの甘さとシャドーが入ってないからでしょうねぇ。そのあたりが改善されるだけでも、見た目は随分とよくなるんじゃないでしょうか。今回の原型を担当したボークスは、過去に食玩の”娘娘ヒロインズ シリーズ ”も手がけておりましたので、今後も更なる品質向上を目指してがんばって欲しいです。
表情の出来や、身体の造形なんかはかなりいいので、元のイメージがあまりにも定着してしまってるという人でなければ、きっと気に入る仕上がりだと思います。オススメですよっ!