「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は、「機動戦士ガンダムSEED」の続編にあたる。大きく異なるのは、前作では地球軍視点で描かれた物語が、ザフト視点に変わってる点である。しかし、最終的には前作の主人公にあたるキラ・ヤマトに主役をとって代わられた印象が強い。ガンダムSEEDシリーズの完結編にあたる作品で、ナチュラル、コーディネイターの和解に結びつく終わりかたとなっている。”機動戦士ガンダム ”という名がついているが、UC作品ではなく別世界のストーリー(年号はコズミック・イラ)になっている。また、どちらの作品も放送終了後に総集編(SEEDが3部作、DESTINYが4部作)製作されていて、劇場版の製作も発表されたが現在に至るまで公開にいたっていない。
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のコレクショントイ、”シードヒロインズ ホークシスターズスペシャル編 ”です。ナンバリングでは第9弾まで続き、番外編も結構でた人気シリーズです。DESTINYに限らずSEED系に登場する女性キャラクターをコレクションサイズのフィギュアとしてリリースしているもので、今は単価も安くなっており、単体でも大分入手しやすくなっているのではないでしょうか? ホークシスターズスペシャル編は、ルナマリア4種、メイリン4種の8種となっています。
ちなみに現在の獲得分は、ルナマリアA、Cの2種です。新たに入手した場合は、随時追加更新していきます。
ルナマリア・ホーク タイプCです。立ちポーズですが、多少躍動感も感じられますよ。
脚が横からだと細いのが気になりますが…概ね横向きも良好でしょうかね。
フェイスパーツは、ルナマリアに見えなくもない出来です。悪くはない方かもー。
髪の関係で左からの方が目元が分かりやすいです。目元も気になりますが、胸元もぼりゅーむあっぷ?
指先も形状が雑(ちょっと角ばってる)なことを除けば、造形はそう悪くありません。
脚は、正面からだと適度な太さ(横からは上記の通り細いですけど;)になっていますよ。中は定番の紺色ーです。
オプションパーツが充実していて、ポーズの違う左右の腕に、前髪、フェイスパーツの別タイプが付属します。
前髪以外を一通り変えた状態。雰囲気がまた随分と変わりますねぇ。
脚や胴体は固定なわけですが、どの腕やフェイスパーツも比較的マッチするオールマイティなポーズになっていますよ。
いろいろと組み合わせることで、ポージングの幅は相当広いかと。
両手を広げたような組み合わせでも、胴体との違和感がありませんね。
以上、一粒でいろんな味を楽しめるルナマリア・ホーク タイプCでしたーっ。
続いて、ルナマリア・ホーク タイプAです。……えーっと同じ系統でここまで出来が変わりますか?;
体のラインも別人さんになっていますorz あとスタンドの固定方法がちょっと変わっていますね…。
顔は別人な上に大きさまで違います。髪のボリュームとも合っていませんし、さすがにこれは小顔すぎるかな…。
髪自体の造形も甘いですねぇ。雰囲気としてはHGIFみたいな? ただ、HGIFと比べるとサイズは一回り大きいですけど;
これは指先だけでなく腕そのものにもいえることですが、手の作りも左右ともにメリハリのない感じです。
脚も膝から太腿にかけてが、棒のようにラインが真っ直ぐですよ;;
妙なスタンド構造だと思ったら、支柱を外すとそのままでも見えているという妙なポーズというか短さです(^^;
全体のパッと見ではこういうのもありかと思うのですが、ルナマリアではないですね…。
支持アームがないと素で見えているというのもどうかとw
影を落としてあげた方がまだ良いかなぁ…。何にしてもシリーズの他のルナマリアとのバランスがとれていませね。
以上、ルナマリア・ホーク タイプAでした〜。
ではでは総評です。個体差のバラつきがある(両極端)ので評価しにくいところですが、とりあえず入手分のルナマリア2体で判断すると…平均的かそれ以下になってしまいますね; プロポーション、ポーズ、表情、配慮は、まさにその評価が当てはまってしまいます。中でも表情に関しては、タイプCでもシードヒロインズ平均的な仕上がりなので、タイプAに引っ張られてちょっとマイナス評価となっています。
オマケ要素に関しては、何もない状態が普通と判断していますから、タイプCのいろいろなバリエーションが楽しめる要素は大きいですよ。ただ、この手の総集編シリーズでいえることは、既存のものと重複するものも多いので既に持っているものがかぶってしまっているとコレクション性が高くならないという欠点があること。しかし、キャラが限定されるというのはメリットでもあるので、お気に入りのキャラであれば買い集めるのも良いのではないでしょうか〜。