スタートレック フリートコレクション1
「STARTREK」は、アメリカで1966年より放送を開始した未来の宇宙を舞台にしたSFシリーズで、宇宙へと進出した人類が様々な種族との遭遇、未開の星の探索、そしてあらゆる苦難を乗り越える様を描いた作品です。1作目にあたる”TOS(The Original Series)”からはじまり、”TNG(The Next Generation)”、”DS9(Deep Space Nine)”、”VOY(Voyager)”、”ENT(Enterprise)”のTVシリーズに加え、映画(10本)、小説、ゲーム等様々なメディア展開をしています。
毎シリーズごとに登場する個性豊かな登場人物(人類だけでなく異星人もかならずいます)たちが織成す人間関係や、人類が未だ到達したことない深宇宙、可能な限りリアリティを追求した22〜24世紀の未来を身近に感じることの出来る作品と言えます。
「スタートレック」に登場する、5種類+シークレット1種の惑星連邦の宇宙艦がラインナップされた食玩です。含まれているのは、エンタープライズNX-01、U.S.S.エンタープライズ、U.S.S.エンタープライズ改、U.S.S.ディファイアント、U.S.S.エンタープライズDとなっています。
尚、現在の獲得分は、エンタープライズNX-01、U.S.S.エンタープライズ改、U.S.S.ディファイアント、U.S.S.エンタープライズD、I.S.S.エンタープライズNX-01(シークレット)の5種です。新たに入手した場合は、随時追加更新していきます。
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U.S.S.エンタープライズDです。TVシリーズ2作目の「新スタートレック(TNG)」に登場する主役艦です。
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最初のTVシリーズよりさらに約1世紀後の舞台設定となっているため、直線的だった初代エンタープライズと比べ曲線を多く取り入れているのが特徴です。
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また、円盤部がかなり大型化しています。バランス的に1.3倍くらいになっていますね。
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円盤部には、”U.S.S.ENTERPRISE NCC-1701-D ”のプリントもはっきりと読み取れます。台座には名称の他にクラス、武装、艦長の名前、スケールが記載されています。またこのエンタープライズDだけは、全長が641mと他のラインナップよりも大型のギャラクシー級のため、スケールは1/5000と半分の大きさ(他は全て1/2500)になっています。
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船体中央のディフレクター盤も綺麗に塗り分けられていますよ。
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ワープナセルは、2色のクリアパーツを使い分けて質感を高めています。
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円盤部下面にも船体登録ナンバーがプリントされています。
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他のラインナップの半分のスケールとは言え、円盤部の大きさは郡を抜いて大きいです。
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後から見ると、円盤部にインパルスエンジンのノズルのディティールも確認できます。
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この角度なら薄い船体がよく分かりますね。以上、U.S.S.エンタープライズDでした〜。
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U.S.S.エンタープライズ改です。改装前に比べ、ワープナセルが円筒ではなく直方体になったり、本体とナセルを繋ぐ部分に後退角がつけらてるといった違いがあります。
(カーソルを合わせると画像が換わります)
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エンタープライズD同様、円盤部下面にも船体登録ナンバーがプリントされています。
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本来の初代から比べると形状は変わりましたが、やはり懐かしい船体デザインです。子供頃、よく再放送(土曜の昼間にやっていたような)を観ていたのを思い出しますw 船体後部にはシャトルベイハッチがシルバーで塗り分けられていますよ。
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エンタープライズDと比べるとかなり小さい円盤部です。
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もちろん円盤部のプリント文字は、はっきりと読み取れます。
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基本デザインは40年以上前なわけですが、今見ても色褪せませんね。
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改のワープナセルには、残念ながらクリアパーツは使われていません。
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これで墨入れを施せば、見栄えはさらに良くなりますね〜。
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ディフレクター盤は、クリアパーツではないですが青成型色のパーツが使用されています。
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以上、U.S.S.エンタープライズ改でしたっ。
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U.S.S.ディファイアントです。TVシリーズ3作目「ディープスペース9(DS9)」の主役艦……になるのかな。他のTVシリーズとは違い、ステーションが基本舞台なので微妙なところです;
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艦首には、ディファイアントの艦船登録ナンバーが小さいですが読み取れる形でプリントされています。
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もちろん船体側面にも。こちらには、”U.S.S.DEFIANT ”の文字も見えますね。
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船体には、複雑なアズテックパターンが塗装(2色)で再現されています。ややモールドからズレているところもありますが、比較的綺麗ですね。
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前後とも似たような形状をしていますので、塗装されていないと前後が一瞬わからなく(↓参照)なりますよ…。
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船体下面も細かい塗装が多いのですが、かなり綺麗に塗り分けられています。
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ディファイアントといえば、最大の特徴は連邦艦としては数少ない遮蔽装置を装備した艦であること。それを無色クリアーの船体で再現しています。
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この状態だと、さきほど書いた通り一瞬前後が分からなくなります(^^; ちなみに写真は後側から。
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並べてディスプレイすれば、遮蔽を解除した瞬間や、遮蔽に入る瞬間をイメージすることも。
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他と比べて小さい分、ちょっとしたオマケのあるディファイアントでした。
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エンタープライズNX-01です。TVシリーズ5作目「スタートレック エンタープライズ」の主役艦になります。他とは違い、銀色の塗装が目を惹きます。
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円盤部先端には、いつもの船体名のプリントに加え、ディフレクター盤が塗り分けられて再現されています。
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円盤部と胴体部が真っ直ぐ繋がった構造なので、非常に薄いのが特徴です。ワープナセルには、残念ながらクリアパーツは使われていません。
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墨入れが施されているだけで、かなりリアリティが増していますね〜。
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このエンタープライズにも、他と場所は違いますが船体下面に”NX-01 ”の文字がプリントされています。
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インパルスエンジンのノズルは、水色で塗り分けられていますよ。
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円盤部側面もちゃんと墨入れされていますので、ほんと船体全てですね。
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他とは一風変わった印象のエンタープライズNX-01でした。ちなみに時代上は、初代エンタープライズよりも前、惑星連邦が出来る前の船となります。
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シークレットのI.S.S.エンタープライズNX-01です。「スタートレック エンタープライズ(ENT)」に登場した鏡像世界のNX-01になります。
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円盤部のプリントシールが追加されている以外は、通常のNX-01と同じです。
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各部のプリント絵柄もはっきりと確認できます。かなり細かいですね。
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こちらの艦船の登場するのは、94、95話の「暗黒の地球帝国(前後編)」になります。また艦船名のI.S.S.は、TOSでも登場した鏡像世界でのモノとなります。
![スタートレック フリートコレクション1 スタートレック フリートコレクション1](stfleetcolle1-405.jpg)
プリントが追加されている以外はNX-01と共通なので……以上、I.S.S.エンタープライズNX-01でしたー。
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固定モデルの艦船なので、”ポージング ”の代わりに”プリント(再現上プリント印刷を多様しているため) ”と…………”ギミック、表情 ”の代わりを他に思い当たらないので”台座 ”として評価します。それ以外は他のレビューと同一です。
気を取り直して総評を; ラインナップが変わっていますが、出来はかなりいいです。それぞれの艦の特徴をよく再現していて、プロポーションはこのサイズ、価格としては十分すぎるレベルと言えるでしょう。各部ディティールを再現するプリント、全体の塗装も汚れや剥げも基本的になく綺麗ですし、ワープナセルにはクリアパーツを使っているので、このサイズでも見栄えが良いです。また、ディファイアントのクローキングデバイスは無色クリアの船体を同封することで再現するといったアイディアも面白いですね。
惜しい点は、NX-01では墨入れを施しているのを他の船体にはしていない点。まぁNX-01の塗装はメタリックなので墨入れしやすく、他はつや消し塗装なため墨入れするためには工程を一つ増やす必要があるので仕方ないんですけどね; あとはもう少しラインナップ(惑星連邦以外も)を増やして欲しかったかな〜。
何にしても食玩レベルとは思えない出来に大満足です。第2弾が出るなら、A〜C、E型やヴォイジャーも期待しますが、他勢力の艦船も是非にっ。