figma カナン
”鉄の闘争代行人 ”と呼ばれる戦闘のプロフェッショナル。幼少の頃から傭兵シャムより叩き込まれた卓越した戦闘技術により他を圧倒する。しかし、その強さにはもう一つの因子があり、”共感覚 ”と呼ばれる特異な能力により相手の単純な思考すらも見抜く能力を持っていることである。特にカナンの共感覚は五感全てが共鳴しあっていて、生来の能力に加えウーアウィルスにより強化されている故であろう。
シャムを亡くしたあとのカナンは、大沢マリアとの出会いをキッカケに様々な人と知り合い、別れ、そして成長していく。終には真の共感覚に覚醒し、同じ師を持つアルファルド（アルファルドもまたカナンの名を与えられている）をも倒し、シャムの死を本当の意味で乗り越えることとなる。
「CANAAN」よりカナンです。このアニメは、「428 〜封鎖された渋谷で〜」というゲーム（Wii、PS3、PSP）のボーナスシナリオをベースにし、舞台を渋谷から上海にうつして描かれています。物語の中で出てくる”共感覚 ”とは、実際にもある知覚現象です。文字や音に色を感じるといった感覚なのですが、カナンのような五感全てがというのはないでしょうね…。
っと、話がそれまくってます；； 肝心のfigmaの出来は、♀キャラにしては珍しくズボンタイプとなっています。表情やプロポーションは相変わらず素晴らしく、付属品も基本をおさえているように見えますが……背中のポーチとナイフがないのは残念orz ですが、動きを邪魔するような服装ではないので、アクション性は結構優秀ですよ〜。
パッケージは、モノトーンを基調にした感じで、フィルム部分にはカナンの左腕の蛇の刺青がプリントされています。裏面はお馴染みのものですねー。
開けてみると中身は意外とスカスカでした； これなら、ナイフも付けて欲しかったところですorz
カナン素体状態。figmaの♀キャラとしては、非常に珍しいパンツスタイルとなっています。カナン特有の背中のホルスターがないのもちょっと残念…。
デフォルトの表情は、ちょっと凛々しい感じのもの。表情の出来は相変わらずいいですなーー。
左右どちらから見ても、FATEシリーズと同じ武内崇氏の描くカナンの特徴が良く出ています。
首がやや前よりに伸びているためか、首の可動範囲も良好（後ろ髪が短いおかげもあるかな）です。
体つきも劇中と同じスレンダーな体系にまとめられています。服（上着）は、アインと同様に極薄の軟質素材で出来ていて別パーツとなっています。
腕まわりの可動範囲は、figmaの標準的なものですね。左腕の刺青は残念ながら再現されていません。
腰は前後に大きく可動。前屈方向は、股関節を併用することでしっかりと曲がります。
ズボンは腰周りのみ軟質素材となっていて、可動ラインが極力見えないよう工夫されています。
もちろんズボンなので前後の可動も上々、膝もばっちり曲がります。ただし、裾がある関係から足首の可動範囲はやや狭めですね。
この後は付属品の紹介、そしていろいろなポージングとなりまーす。
付属品は表情パーツ2種、9mmオート（ベレッタPx4 Storm）、ファイアエフェクトパーツ、手8種＋1となっています。
面白い付属品は、やはりスティックシュガーですね。カナンの好物なのですが、ナイフではなくこれをつけるあたりがマニアックですｗ
柔らかい表情のフェイスパーツと合わせると、結構可愛いですよ。ただ、口にくわえられないのが勿体無いなー。
ですが、”鉄の闘争代行人 ”本来の姿はこっちですね。
そのままでもポージングにより雰囲気がよくでますが、エフェクトパーツを使用することでガンアクションをより楽しめます。
両手で銃を構えるための左手の添え手も付属してまーす。
下半身もよく動いてくれますから、動きのあるポーズもバッチリです。ただ、銃の持ち手が右手しかないのが残念ですね…。
膝上、膝下のバランスも良いので、立膝も問題なくつけますよ。
そしてこの9mmオートは、なんとフレームがちゃんとスライドしたりします。エフェクトパーツを取り付ける際は、エフェクトパーツ側の差込穴がスライドさせないと差し込めないようになっている凝り様です。
このエフェクトパーツは、アインのリボルバーにも欲しかったなぁ…。
スライドするので、ハンマーはちゃんと起こした状態で成型されていますよ。
そして、カナンといえば共感覚状態（この言い方は変か…共感覚者は常にその状態なわけですし）の赤い目ですね。
サイズが小さいので仕方ありませんけど、赤い瞳の揺らぎまでは再現されていませんでした。
ただ、叫び顔と目の感じは非常に合っていますね。このフェイスパーツでポーズをつけても違和感はまったくありませんです。
アクション性も高いので、イロイロなポーズを楽しめますよっ。
ここでちょっとブレイク。
figma秋山澪 制服Ver.のときにも使った
figma用の小物椅子を使ってのポーズもお楽しみください。
ほんとにfigmaのためにあるような椅子ですｗ サイズもぴったりぃぃ〜〜。
普通に座らせるのもいいですが、カナンだとこういった感じの方が似合うかもですね。
こうして見ると年相応の女の子らしい一面も垣間見えます。書いてる方も息抜きになったので（ぇ？）、〆に入りましょうかっ。
手持ちのfigmaとしては、丁度
figmaアインと得物が被るのでツーショットを〆にご用意しましたよ。
銃同士の対決としてはちょっと距離が近いですが、それは大人の都合というものなのでご容赦くださいｗ
”絶望 ” vs ”亡霊 ”といった感じかな。
リボルバーとオートという違うタイプの銃という点も面白いです。
本当はお互いナイフの状態もやりたかったのですが、アインの分1本しかないので…＿/￣|○
〆はfigmaアインにご協力いただきましたっ。アインのレビューでも書いたとおり、この二人は合わせやすいですねー…どちらも相方がいませんし･ﾟ･（ﾉД`）･ﾟ･｡
お楽しみいただけましたでしょーかー？ 以上、figmaカナンでした。
総評いきまーす。スタイルは、カナンらしさをよく再現していて文句ありません。可動性も身軽な服装のおかげもあって問題なしー。塗装類もこれといってはみ出しやハゲもなく、表情の出来にしても設定画をよく再現していて違和感がまったくありません。このあたりの出来は、figmaでは非常に高いレベルで再現されているので、安心して見ていられます♪
問題は、figmaアインと同様に付属品についてですね。カナンの特徴ともなっているモノに関しては最低限おさえてはあるものの、ナイフや背中のホルスター（まぁあっても抜けないかもですが…）といった他の特徴となっているものが付属していないのは残念です： あと、銃の持ち手が右手しかないのも……劇中では左手でも撃っているわけですしねぇ。そのあたりが揃っていれば、アイン同様文句なしなんですけどね(^^;
ただ、トータルの出来は毎度のことながら文句なしなので、イロイロなポーズをつけて楽しむにはもってこいなカナンです。欲を言えば、他のキャラ（アルファルド、大沢マリア、ハッコーあたり）もfigma化されるともっと楽しめるのですが、リリースの発表はないので難しいかなorz
ゲーム、アニメとハマったら、このfigmaカナンでも遊んでみてくださいねっ！
