figma アイン
犯罪組織”インフェルノ ”の暗殺者の一人。組織内で最高の暗殺者に贈られる”ファントム ”の称号を持つ少女。命令に忠実であり銃器やナイフの扱いに長け、与えられた仕事を完璧にこなす。しかし、過去の記憶をなくして（奪われて）おり、時折夢に見る色と風…それが記憶の一部なのであろうか。
ツヴァイとの出会いにより、任務に忠実であったアインにも変化が生じ始める。彼もまた記憶をなくしていたが、あることをキッカケに取り戻し、それを期に二人は組織から逃亡を図ることとなる。
記憶を取り戻したツヴァイこと吾妻玲二より江漣（エレン）という名をもらい、幾多の戦いを経た後に、そう望まれ、そう生きることを決意する。
「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」のアインがfigmaで登場です。今回のアインは、前半までの任務に忠実であった頃をモチーフにしたものと思われます。元ネタ的に属品が少ないのが欠点ですが…その代わりにプロポーションやフェイスパーツの出来はかなりいいです。加えて、スカートの丈も短くノースリーブの服装なので可動性はfigma本来の動きを活かせていると思います。オマケが少ない分、いろいろなポーズでこのアインの魅力を引き出してみたいと思います〜。
化粧箱です。サイズはfigmaの中では標準タイプ。表側は…少しダークな雰囲気のデザインとなっていますが、裏側はいつもの白地のポーズ集です。
ブリスターを見てみると、スタンド用のアームが普通に収まってるくらいですから、付属品が少ないのが良く分かる状態ですねorz
ではアインから見ていきましょうか。普段着？仕事着？の格好なので、袖なし、ちょーミニの組み合わせです。すらりと伸びる手足が映える服装です。
表情の出来は相変わらずいいですね〜。目の大きさや形、髪型など、アインの特徴を良くとらえていると思います。
左右から見ても、これといった破綻もなくいい仕上がりです。
首の可動は、可動を邪魔するような服もありませんので、figmaの標準的なものです。
どちらかと言うとスレンダーなスタイルもきっちり再現していますよ。
肩や、腕周りの可動も、服や鎧等で阻害されることがないのでfigma本来の可動性があらわれますね。
腰は前後におーきくスイング。まぁあまり前かがみになると後から見えそうですが…(^^;
すらりと伸びた脚も、女性らしい造形でまとめられています。
スカートがこれだけ短いですから、前後左右それはもう思いのままに開きますよ。
以上、各部と可動範囲について簡単に紹介してきました。この後は付属品、各種ポージングを見ていきましょう。
付属品です。figmaとしてはさすがに少ない（小さい所為もあるかな…）と感じてしまいます。風になびく前髪とかが付いているとなお良かったですね。ちなみにアインの手首のジョイントは、
”ボールタイプ ”ではなく”軸タイプ ”となっています。最近のfigmaはこの軸タイプが主流のようですが、いつごろからなんでしょうね。まぁ軸タイプの方が抜き差しが格段に楽なので、個人的にはオキニです。
では、付属品をつかったりして、いろいろなポージングをつけていきましょうかっ。先ずはリボルバーから。
劇中の描写の所為もありますけど、アインは無表情に銃を突きつける姿が妙に似合います。
自分が「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」を観たのは、序盤を4〜6話くらいとその後間をあけて2話くらい観ただけなので、どちらかというと前半の無表情に相手を仕留める印象が強いんですよね。なので、こういう絵は非常にツボだったりします。
もちろんfigmaの可動性活かした様々なポージングでの射撃シーンの再現もお手の物です。
無表情な方と眼光鋭い方とでは、大分違う…というか別人のようです；
適当な小物がなかったので……アクリルキューブも使ってみました。銃を両手で構えるための専用のそえ手（左のみ）も付属しますから、しっかりと両手でグリップを握る状態を再現できます。
お仕事中につけていた仮面を装着したフェイスパーツも付属。無表情なアイン（演じようと思えば最初から表情をつくることは出来た）ですが、さらに表情を読み取れなくなります；
出来ることなら、仮面をつけたツヴァイと並べて飾りたいですね〜。
コンバットナイフっていうの部類かな、それを構えたポーズもきまりますよっ。
ナイフの仕上がりは、刃の部分、グリップともに2色による塗りわけとなっていて、小物ながら細かく作りこまれています。
あったらいいなのオマケとしては、なびく前髪パーツもいいですが、仮面をつけたフェイスパーツ以外に仮面単体もあると良かったかも〜。
仮面を外して素顔の状態にナイフを持たせてみまーす。
このアインは再現度ももちろん高いのですが、動かしやすい服装でありスラリと伸びた手足が見られることも魅力の一つですね〜。
無表情に銃も怖いですが、ナイフもやっぱり怖いな； さて、ここまでは
緋影撮影の写真でしたが、このあとは
まさみ撮影のものもお楽しみくださいませ。
ここからは
まさみが撮影したものです。自分とは構図やポーズの付け方が微妙に違うのでこうして見ると面白いですね。
手をひさしのように使うポーズは、自分じゃ思いつかなかったなぁ。
加工絵等の1枚絵とした場合は、スペースを考えてこういう構図も浮かぶんですけど…レビュー用の写真ではなかなか撮ろうとは思わないんですよね。でもポージング集として見ると悪くないかもー。これから撮るようにしてみようかな。
このあたりを撮影しているときは、自分は離席していたので（レフ板の使い方を教えてなかったｗ）顔とかが暗くなってしまっています；
まさみ撮影分はここまでです。今回は少しでしたが、他のUP済みのレビューや新規レビューもダブルキャストで行こうと思っていますので、お楽しみにー。
さてさて、ここからは再び
緋影が撮影したものとなります。〆のポージングは、普通のものに加えて少し女性らしさを意識してつけてみました。
こちらもアクリルキューブを使用しての撮影ですが、全ての撮影が終った後に「あれ？同じくらいのスケールの椅子とかあるよ？」と
まさみから爆弾発言が……＿/￣|○ 次回は使わせてもらいます；；
秋山澪で早速活用させていただきましたｗ
普通に座る姿をさせると、年相応の少女のようにも見えます。不思議な魅力のキャラですね〜。
まぁそこに銃を持たせたりすると、雰囲気は一変するわけですが(^^; このギャップがいいのかも。
そういえばこのリボルバーは、グリップはきちんと塗り分けられていますが、製造会社のロゴプレート（グリップにはめ込まれる丸いヤツ）は残念ながら塗り分けられてないです。ここをシルバーやゴールドで塗り分けるとさらに質感がアップするので、お好みでどうぞ〜。
現状だと、figmaブログにもあった
カナンとの組み合わせ（カナンを入手したのでそちらのレビューで対峙させていますよ）が一番自然かな。手持ちの得物も似通っていますしね〜。
一見すると無表情なフェイスパーツですが、アングルを変えると少しだけ微笑んでいるようにも見えますから、こういったポーズとも合いますよ。
以上、figmaアインのレビューでしたっ。そういえば、figmaのリリース直後のものを入手するのは初めてだったり。やはりイイモノですね〜。しかし…プラモに続いてフィギュア系のレビューも回数を重ねるごとに長編になりつつあるな；；
ではでは総評をー。可動性はfigma本来の広さを存分に楽しめるものでしたね。プロポーションもよく、表情パーツの出来もアインを丁寧に再現したものだと思います。特に無表情の方は見事といった感じです。塗装もはみ出しやハゲもなく綺麗なものでしたぁ。
惜しむらくはオマケの少なさが……。まぁ元があまり小物を使うキャラでもなかったですので仕方のない面はありますけど、しいて言うなら仮面単体（手と一体型とか）、ライフル（対戦車用とか劇中でもありましたよね）等の小物があるとさらに良かったです。
服装の関係から、いろんなポーズをつけられるだけでなく、生手足が女性らしさを出したりしていてfigmaの良さを再認識出来る一品でしたっ。制服Ver.やドライも出ないかなぁ〜〜。
