figma 土宮神楽
土宮家27代当主、土宮雅楽（26代はその妻・舞）の娘にして、後の28代当主。土宮家は、古より退魔、除霊を生業としてきた家系。その当主は、最強の霊獣”白叡 ”を代々その身に封印しており、白叡を開放し戦う様は、喰霊の文字通り”倒す ”のではなく”喰らわせる ”である。また、白叡と共に受け継がれる”殺生石 ”のおかげで、自然治癒力も高い。
神楽は、子供の頃に分家筋にあたる諫山家に預けられ、そこの養女である諫山黄泉とともに幼少期を過ごすこととなる。その所為か黄泉を実の姉のように慕っている。環境省・自然環境局・超自然災害対策室にその身を置くようになったのも、血筋だけでなく黄泉の影響もあると言えるだろう。しかし、ある事件をキッカケに二人の関係は壊れていくこととなる。
弍村剣輔に譲るまでは、空圧式・退魔居合刀”舞蹴拾弐號 ”を手に退魔師として成長していく。
「喰霊 -零-」より土宮神楽です。コミック版のヒロインですが、
OVAアニメ版では諫山黄泉を中心に描かれている（コミックよりも前の話）ので立場が少々異なります。まぁダブルキャストのもう一人の主人公って感じですかね。この頃はまだ髪も短く年齢も若干低いわけですが、figmaクオリティということでアニメ版のキャラをよく立体化しています。表情パーツ、武器類の付属品も充実しているので、イロイロなポージングを楽しめますよ。特に、空圧式・退魔居合刀”舞蹴拾弐號（まいけるじゅうにごう）”の出来はなかなかですね〜。では、じっくりとレビューしていきましょうか〜っ。
尚、
”figma 諫山黄泉 ”とのツーショットは、諫山黄泉の方のレビューにて紹介していますっ。
鎖の絵があしらわれたパッケージになっています。”舞蹴拾弐號 ”にも使われていますが、”喰霊・白叡 ”に縛られた一族というイメージにも繋がりますね。裏はお馴染みのポージングさんぷる〜。
最近の流行なのでしょうか、中敷の写真の部分を切り抜くことでdi:stageの台座用スキンになります。
ブリスター状態。付属品がそこまで大物ではないので、比較的ゆとりがありますね。
では、早速土宮神楽を見ていきましょう。「喰霊 -零-」の時点ではまだ中学2年生ということで、セミロングではなくショートカットになっています。
表情は、アニメ版の顔立ちをよく再現されており、文句なっしんぐです。
標準フェイスパーツは目線がやや左を向いているので、左からの方が見た目が良いです。
首がほんの少しだけ前方に出ているおかげで、かなり顎をひくことが出来ます。ただ、ショートカットの後髪部分の所為で上はほとんど…残念。
体のラインは、この当時の神楽に合わせてスレンダーにまとめられています。下はしろ〜。
セーラー服の襟？などはお馴染みの軟質素材となっているので、肩の動きを阻害しません。肘の可動域も良好です。
腰の可動範囲は普通ですかね。ただ……スカートがちょーーーミニなので、屈むとミエマスｗ
スカートも軟質素材ですから、開脚率はご覧のとおり。足首も靴がローファーなのでしっかり動き、接地性も抜群。
これだけ短いスカートな上に、両脇にスリットが入っているため前後方向の開脚も非常に優秀です。
神楽を一通りチェックしたところで、いつものように付属品の紹介といきますよっ。
付属品一覧。一見すると「少なめ？」と感じますが、意外とポイントは抑えられていますので、物足りなさはそこまでありません。ただ…ポッキーがないよ？？ 神楽といえばポッキーなのに……＿/￣|○ カナンのスティックシュガーの流用をちょっと考えましたが、あれは短い上に白いですね(^^;
主だった付属品をざっと紹介。オプションフェイスパーツは、満面のニッコリ顔と怒り顔の2種。手は、付属ソケットに収まってるもの以外にも3種さらに付いているので計10コ。figmaの中でも付属数は多い方だと思います。
武器は、「喰霊 -零-」で愛用していた空圧式・退魔居合刀”舞蹴拾弐號（まいけるじゅうにごう）”に加え、ラストの黄泉との対峙で使っていた”独鈷杵(どっこしょ）”も付属します。また、”舞蹴拾弐號 ”用の金属製の鎖も付属します。鎖は、つや消し処理されていて結構質感が良いですよ。
では、付属品を使っていろいろポージングー。先ずは”舞蹴拾弐號 ”です。さすがにスプリングで射出とかは出来ませんが、細部まで丁寧に塗装されていてこのサイズとしてはかなりの出来。
納刀状態で柄に手をかけるポーズから、居合い、抜刀と一連の動作を再現出来ますよ。
アニメ最後の黄泉との対決時では、”舞蹴拾参號 ”を使っていたので…それも付属していると尚良かったですね。
付属の鎖を使うことで、いろいろなシチュエーションを楽しむことが出来ます。
柄頭への鎖の取り付けは差込式、鞘への取り付けはカニカンによる固定となります。もちろん写真のように腕に巻いたりも可。
鎖は結構長めなので、そのまま両端を柄頭と鞘に付けただけだと、写真のように垂れ下がるほどです。
イメージイラストっぽく（実際にこんなカットはないと思いますけど；）まとめてみました。
「”血筋 ”、”白叡 ”、”黄泉 ”といった様々な鎖に囚われた神楽」といった感じですかね。出来れば、もう少しアンニュイな感じのフェイスがあると、もっと様になったんですけどねぇ；
独鈷杵を使ったポージングも。この神楽は、比較的自然な立膝もとれてしまいます。
神楽が独鈷杵を使ったのは、アニメの終盤黄泉と戦ったときのみですが、使いどころの所為か印象的な武器になっていますね。
5月になれば”figma 諫山黄泉 ”も発売予定ですので、二人の対決シーンも再現出来るようになります。
”喰霊・白叡 ”を開放するための印を結んだ手も付属しています。
印を結んだ手は、左右別々となっています。一体成型でも良かった気はしますが…まぁとりあえず不自由はないですね。
そして、”白叡 ”といえば殺生石。神楽は、左耳にピアスのように埋め込んでいますけど、figmaでは完全に髪に隠れるためか耳がないので、残念ながら殺生石のディティールはなかったです；；
ポージング後半は、緩い雰囲気のものをお楽しみくださいませ〜。
携帯電話は、簡単ですが色分けされているので、結構それっぽく仕上がっています。
このニコ顔は、本当に楽しそうな顔ですねｗ アニメでも比較的笑顔の多い神楽らしいフェイスパーツですね。
この笑顔にポッキーがあれば完璧なんですが…(^^;
なんといってもアニメ登場の際はまだ中学2年生ですから、女の子らしいポーズが似合いますよ。
ここからは、いつもの
figma用の椅子に登場してもらいましょうー。この間この椅子を買った店に行きましたが、もうこの類のオブジェは1つも置いてなかったです＿/￣|○
椅子に座って食べるものといえば、まぐろ……饅！？Σ 神楽も大喜びのご様子です。
にしても、どのfigmaもこの椅子が似合いますね〜。ただ、甲冑Ver.のセイバーとかシグナムの類は、座れないと思われますが；；
以上、重い運命を背負いながらも、天真爛漫な笑顔を見せるfigma 土宮神楽のレビューでしたー。
〆の総評をばっ。figma初登場の「喰霊 -零-」キャラでしたが、個人的にはとても満足ですねー。プロポーションはもちろん文句なしですし、首が上をほとんど向けないもののそれ以外の可動性はまったく問題なしです。塗装については、襟の白いラインが少々雑でしたけど、”舞蹴拾弐號 ”や携帯、その他の塗装については非常に綺麗でした。表情に関しては、アニメの特徴をしっかりとおさえて見事に再現されていて、オプションのフェイスパーツもいいチョイスだと思います。”舞蹴拾弐號 ”用の鎖の取り付け方が書かれた簡易説明書も同封され、配慮についても特にこれといった問題はなかったです。
オマケ面に関しては、要所はほとんど揃っていますね。”舞蹴拾弐號 ”の仕上がりも良く、概ね納得のいくものだと思います……ポッキーがないのを除いて；ｗ； まぁどうしても欲しくなったら、自前で用意するのも手かもしれません。そんなに複雑な加工が必要なものでもないですからｗ あと気になったのは、アニメ版では白叡を引き継いだ後限定になりますけど、耳の殺生石がないのは残念でした。それくらいかなー。
ここにきて”Blu-ray BOX ”、”LIVE DVD ”の発売も急遽決まりましたし、是非とも同じfigmaの諫山黄泉と合わせてディスプレイしてあげてくださいなっ。
