改めて全身8方向〜。下ろした髪が風になびき、大胆にはだけた胸元に惹かれますなー(^^; ノーマル編の状態と比較した場合、下半身、両腕は共通となっていますが、胸部(肩当も含む)、頭部が別パーツです。このフィギュアとしては、こちらが…この妖しい姿がデフォルトのようですw
表情は、髪を下ろしたのと結ったのとで、口元が少し違うようにも見えたのですが…写真で改めてみると一緒っぽいですね; こちらも、アイプリントの綺麗さ、唇の潤い加減は秀逸ですよん。
なびく長い髪は、実はクリア素材にエアブラシで塗料を薄く乗せているようです。食玩やプライズなどでもよくある手法ですけど…表面の仕上がり具合は当然ベツモノです。頭部から毛先にかけて、斑や淀みのない非常に綺麗なグラデーションとなっています。髪の造形は上下2段構造で、横や真後ろから見ても髪のボリュームを感じられるので、自然な形に見えますよ。
お待ちかね?はだけた胸元3方向です。大胆に開いた胸の谷間がなんともーー。これは……見えそうで見えない究極のチラリズムかも? このフィギュアの1番の見所であることは、言うまでもありませぬなっ。
上半身の交換用パーツを含めた全部位を並べてみました。見ての通り、頭、胴、右腕がそれぞれ2種類ずつあります。そして、みんさん気になっているであろう胴体部なのですが、下段写真のようにパイロットスーツと肌の部分は、胸元が開いた方、閉じた方のどちらも別パーツになっています。ただ、見えない部分の造形がどうなっているかが分からない上に、接着されていると思いますので……もしキャストオフをするとなるとちょっと大変かもですね;
では、大胆な姿のカテジナさんを、再びいろんな角度からお楽しみください。ノーマル編とは違い、なびく髪がある分全体のバランスが少し変わっています。やっぱりこちらの方が好みかな…。上段1枚目は、大きいサイズとなっています。
またまたバストアップを集めた写真ですけど…ノーマル編とは違い、さすがに目のやり場にこまるような写真が多いです(^^; しかし、普通パイロットスーツの下って、Tシャツとか肌着類を着ているものではないんですかね?? ぁぁ、人によりけりなのかw
表情は2種類とも同じ……はずが、フィギュア全体の雰囲気が変わることで違っているようにも見えます。この姿だと、劇中の最終話近辺を思い出させますので、「勝った方を、あたしが全身全霊をかけて愛してあげるよ!」とか聞こえてきそうです(^^;
横に大きめ写真を、角度を変えて4枚ほど。流れる髪の描く曲線は、どの角度から見ても本当に自然で綺麗です。しかし…これはなびいていない場合、腰下まで軽くありそうな長さです。カテジナさんってこんなに髪長かったんですね:
ローアングル特集ですw 今回のカテジナ・ルースのレビューは、何故かいつも以上にサービスショットが多い気がします。撮影枚数も久しぶりに多かったりもしましたが、きっと気のせいでしょう。そう、フィギュアの出来がいいからですねっ。
ここまでが、「ちょっとだけキャストオフ編」の基本パーツ構成(下ろした髪、はだけた胸部、平手の右腕)での紹介でしたー。また、下段最後の写真は、特大サイズとなっていまーす。レビューは、もう少しだけ続きますよっ☆
ここからは、ウッソを刺したナイフを逆手に持った状態です。いわゆるアーミーナイフなので、これで刺されたらイタイじゃ済まないね;; ナイフの作りもよく、刃先の塗装とかも綺麗です。ポージングとマッチしているかというと、少々不自然さも感じますけど…許容範囲のレベルじゃないでしょうかね。逆手というのがポイントだと思います。ちなみに写真4、5、6段目の3枚は、特大ですよん。
髪を結った状態もー。ってよくよく思い返してみると…カテジナさんがウッソを刺したシーンって、髪は下ろしていて、胸元ははだけていないパイロットスーツ姿だったですよね…。その状態を撮ってないじゃんーーっ(;´Д`) き、気が向いたら…撮りますorz
最後は、カテジナさんらしい雰囲気を出したかったので、コントラストを効かせた写真で〆です。以上、長くなりましたが…”エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO カテジナ・ルース ”のレビューでしたっ。最後までお付き合いいただきありがとうございますー_(._.)_
最後のもう一ふんばり…総評いきまっ! 正直なところ、手にするまでこれほど素晴らしい出来であるとは、恥ずかしながら予想していませんでした; プロポーション、ポージング、塗装・塗り分け、表情に関しては、文句なしの満点です。どの要素においても、カテジナ・ルースの特徴や押さえるべきポイントをきちんと捉えており、申し分のない出来だと思います。宇宙世紀に登場する♀キャラの中でも、”描かれた内容等から、商品化においては優遇されることはないだろう ”な部類に含まれるキャラ(失礼ながら;)ですので、本当にまさかのフィギュア化であり、もうこのサイズのフィギュアが出ることはないんじゃないでしょうか?(^^; その意味では、よくぞ立体化してくれましたーと言うべきかもしれません。
逆に満点に届かなかった要素としては、ユーザーへの配慮、オマケ要素の2点です。ユーザーへの配慮は、パッケージングもよく、これだけの内容で非常に良心的な価格でしたが、一部差し替えパーツの組み合わせで取り付けが恐ろしくきつかったこと、背中側でショルダーアーマーと胴体の間に隙間が出来やすいこと、による減点が響きました。オマケ要素は、差し替え部位が豊富ですし、満点をつけたかったところですが…もう一押しが欲しかったので、あえて8点どまりにしています。
まぁ減点要素がまったくないフィギュアは、さすがにそうめったにあるものではないですね(^^; しかし、劇中の雰囲気がしっかりと感じられ、これほどまでに妖しく綺麗なカテジナさんを見られるとは思ってもみなかったので…追加点+10、いっちゃいましょーか! 追加点での満点は、カテジナさんが初ですね。ん?なんか今、「おかしーですよっ、カテジナさん!!」って聞こえた気がしますが…、まっ、空耳でしょう。カテジナ・ルースのフィギュアとしては、まさに決定版の出来栄えです。久しぶりのちょーオススメですよー。