ねんどろいど Fate/unlimited codes セイバー・リリィ
衛宮士郎をマスターとする剣士の英霊（サーヴァント）。しかし、契約者である士郎の未熟さゆえ、本来の力は出せずにいる。他の英霊達と違い、とある事情により”まだ生きている ”という特異なサーヴァントである。華奢で可憐な剣士を彷彿とさせるが、かなりの大食いであり、腹ペコ王という別名も持っているほど。性格は騎士そのものであり、融通の利かないことも多々あるが、時折年相応の少女らしい一面も見せる。セイバーという名は、他のサーヴァント達と同様に、聖杯戦争における器（クラス）の名称であり本当の名前ではない。
セイバー・リリィは、白百合の名を冠した”可憐なる純白の騎士姫 ”である。
以前から気になっていた”ねんどろいど ”にとうとう手を出してしまいました； ぁー、一歩を踏み出すまでは躊躇いがものすごくあったのですけど、いざ歩き出してしまう（シェリルフィギュアを入手…）と足取りってこんなに軽いものなんですね；ｗ； まぁねんどろいどの秋山澪は、在庫があれば買っていたでしょうし、遅かれ早かれって気はしないでもないですorz
というわけで、初ねんどろいどなのですが、見ての通りの可愛さと出来の良さにビックリ。店頭などで何度か目にはしていますけど、ここまでとは…。細部にいたるまで良く作りこまれています。では、フィギュアもの第2弾のレビュー、まいりましょーか。
箱に収まった状態です。箱の大きさは通常のねんどろいどのものと同サイズ…かな？ フィギュア系ということで、中が見える形になっています。しかも、このセイバー・リリィは、ねんどろいど”77番目 ”の商品のようですね。
裏を見ると、セット内容や写真による簡単な紹介、注意事項なんかが記載されています。
箱から出すと、中は一般的なフィギュアと同じように透明内箱に挟み込まれて固定されています。可動フィギュアということで、差し替えパーツがたくさんありますよ。
セイバー・リリィ素体の状態。ちょっと凛々しい表情にですね。ほぼ1頭身というデフォルメ具合が、ねんどろいどの特徴なのですが…か、かわいい…。
後から。ねんどろいどは、脚があまりにも小さく短いので、後頭部に大きいポニーがあるセイバー・リリィは自立不可です。その代わりに立たせるためのクリアパーツが付属しています。本来はスタンドと併用するものですが、角度を調整してやればスタンドベースがなくても立たせられます。
表情パーツは全部で3種類。一番右のものが↑で使用しているものです。そのほかに、微笑んでいるもの、拗ねているものが付属します。
差し替えようの手足です。腕は、肘とかは固定ですけど、肩付け根の差込箇所を回転させることで、ある程度動かせます。加えて手首も差し替え式になっているので、肩付け根と同様に回転可動させることが出来ます。脚は、膝を曲げたものが1つだけ付属。太ももパーツは曲げ伸ばしが出来るようになっているので、これを使って、脚を前後に動かすことも左右に動かすことも可能です。
付属武器は、左からエクスカリバー、アヴァロン、カリバーン、カリバーンの鞘が付属します。
その他の付属品として、スタンドが付いています。台座とアーム、ねんどろいどとのジョイントの3点構成です。
その他の稼動箇所として、ポニーテールがくりんくりん動きます。一応ボールジョイントなので、左右だけじゃなく前後にも少しだけ動きます。
ちっちゃいながら、いろんなポーズを付けられるのがねんどろいどの良いところ。表情パーツも複数付属しているので、全体的にもいろいろな雰囲気を楽しめます。
胴体部の塗装もはみ出しや剥げもなく綺麗なものです。
カリバーンは、鞘と合わせて持たせることも出来ますし、ちゃんと納刀も出来ます。どちらもきちんと塗り分けられてるのもいいですね。
先ほどの膝の曲がった脚は、写真のような駆け出すようなポーズで役立ちます。短くて小さいうえに、スカートに隠れやすいのでわかりにくいですが、ちゃんと膝曲げています。
エクスカリバーとアヴァロンも、カリバーン同様持たせることも納刀することも可能。凛々しい表情とよく合います。
ねんどろいどでは珍しい柔らかいアンニュイな感じの表情です。こんな外見からは想像しにくい大人っぽさが漂います。しかも、見る角度によって口元が開いているようにも閉じているようにも見えるので、猫の目のようにコロコロと変わります。
セイバー・リリィが初ねんどろいどとなったわけですが、このフェイスタイプが購入一番の決め手だったりしました。
見た目によらず腰もよく回るので、首と合わせて自然な振り向くようなポーズもとれます。
少ないパーツ数ですが、これだけいろんなポーズを楽しめるねんどろいどはすごいですね…。
3つ目のフェイスパーツは、ちょっと拗ねたようなねんどろいどではよくある表情です。
頬にうっすらとさした紅なんかも、表情を活き活きさせていますね。アイプリントも綺麗なものですよ。
見る角度によっては、ちょっとツンデレちっくな感じにも見えます。顔がちょっと暗くなっちゃいましたねorz
凛々しいお顔に戻して、ポーズを付けてみましょう。抜刀してる状態は、このフェイスパーツが一番しっくりくるかな？
このポーズは、同社から発売されている”1/7 セイバー・リリィ 全て遠き理想郷（アヴァロン）”に似せたものです。あちらも非常ーに出来がよくてほｃーのですが、ちょっとお高いのですよねorz
そう、左手にアヴァロンやカリバーンの鞘を持たせるときは、ダボの付いた手のひらを使用し、そのダボに鞘系をはめ込む形となりますよ。
剣を持ったキャラにさせるには定番なポーズですが、王道ですね〜。しかし、肩と手首しか動かない状態でこれだけポーズとれるんだ…。
後日撮影し直したオマケ画像です。照明、レフ版、背景を変更して、さらに高解像度でのご紹介です。
2枚だけですが、お楽しみいただけましたでしょうかー。
以上、初ねんどろいどのセイバー・リリィでした。非常に出来のよい品で大満足です。
では総評といきましょう。初めてのねんどろいど入手となったセイバー・リリィですが、思った以上の質の高さに驚きました。完成品というと、これまで店頭でよく目にしてきたHCM-ProやMIAの類は、塗装が細かい所為というのもありますけど、結構当たり外れが激しいのですよね…。しかし、いくつかねんどろいどを手にとって見ても、どれも非常に高いレベルで商品化されています。目なんかはプリントだとしても、胴体部の塗りわけなんかはほんとに綺麗です。
可動性についても、正直曲がる箇所というのは脚の付け根しかない（他は基本回る箇所）にもかかわらず、いろいろなポーズを楽しめます。それも付属品がいろいろあるおかげなのでしょうね。別の言い方をすれば、差し替え式の可動モデルと言えるかもしれません。あとは、この頭身ゆえ手足が短いことも、可動を気にしなくて済む要因の一つかもしれません。これなら、他の好きなキャラであれば、買ってみたいと思えました。来月の澪…手に入るかな…。
ねんどろいどの価格は平均3000円を超えますけど、その価値はありますね。ただし、個人的には元のキャラを知らないものが多いので、ラインナップにもう少し幅が欲しいとも思いました〜。
