figma シグナム 騎士服Ver.
”闇の書 ”の主である八神はやてを守る守護騎士”ヴォルケンリッター ”の将。剣の騎士であり、騎士道精神を重んじるゆえに性格も騎士そのもの。また、相当のバトルマニアであることが、会話の端々で伺える。しかし、その実体は夜天の魔導書の守護騎士プログラムが生み出した存在である。外見は19歳前後の姿となっている。
愛用の武器は、炎の魔剣”レヴァンティン ”。通常は剣タイプ（シュベルトフォルム）として機能するが、刀身が分割し鞭のようになる形態（シュランゲフォルム）、フルドライブ状態（ボーゲンフォルム）の3形態に可変が可能。シュベルトフォルム形態では、刀身に炎を纏い攻撃する”紫電一閃 ”を繰り出す。
劇場版第1作目も公開された「魔法少女リリカルなのは」より守護騎士シグナムです。正直元ネタはタイトル名くらいしか分からないのですが、見た目が綺麗で付属品がイッパイだったので……（ぇ そ、そのうち元もちゃんと見るようにします、ハイ。騎士服Ver.とのことなので、そのうち違うものもでるのかな？ figmaの可動範囲の広さを存分には活かせていない（腰につけている前開きのスカート？が動きに制限をかける）ですが、フェイスパーツ、各部塗装も綺麗ですし、良い出来だと思いますー。
パッケージです。通常のfigmaと比べると、付属品が多くなってる分箱も横に長いタイプとなっています。裏には、お馴染みいろんなポーズ例が。
化粧箱を取り外してブリスターのみの状態。ほんと付属品多いですね； 通常パッケージの1.5倍くらい横に長そうです。
シグナム単体状態。プロポーションもよく、塗装も綺麗ですよ。長いポニーテールもいいですなー。
表情は、標準状態は凛々しい感じにまとめられています。もう一つ付属しますが、それは後ほどということで。
バストアップを左右から。ボディラインもシグナムの設定をイメージした感じになっているようです。
髪も細かくディティールが施されています。リボンは少々造形が甘いですが、流れるポニーテールの仕上がりはなかなか。
胴体部分を。胸はかなり強調されていますね(^^; 腰に巻いているモノ等も細かく塗り分けられています。
足先のプレート類も他とあわせたメタリック塗装がされていて、細かい部分まで申し分ない仕上がりですね。
全身像を正面から。前垂れがやや右に傾く癖が付いていますが、ピッと伸ばせば真っ直ぐになるので問題はないかなぁ。
今度は各部の可動を見ていきましょう。首の可動範囲はあまり広くはありません。これはfigma特有（現状の限界）かも。
ポニーテールは付け根が動くだけでなく、中間にある可動ポイントで毛先を回転させることが出来るようになっています。
腕の可動範囲はまったく問題なし。ただ、肩を開いた状態で腕を上げると地肌が見えてしまうのがちょっとマイナスですが、これは後に紹介する自己責任のオマケを見ると仕方なしと思えますｗ
腰は2重関節により前後に大きく可動。特に胸のアンダー部分にある可動箇所がいいですね。
膝や足首は従来のfigmaと同様の可動域となっていますが、股関節が腰に巻いているモノの関係で動きが制限されます。
付属品の紹介。レヴァンティンの各形態を再現したものに加え、それにあわせた手が8個（標準付属を含めると10個も）、前髪、別タイプのフェイスパーツも付いている豪華仕様です。
ここからは、いろいろなポーズをつけてみます。写真のような自然なポーズをとらせることが出来るのもfigmaの魅力ですね。
シュベルトフォルムの抜刀状態。鞘を左手に持たせることも出来ますので、バッチリです。
レヴァンティンを大きく振り回す動きも楽々再現可能。
このシグナムのポイントは、ポニーテールが予想以上によく動いてくれるので、動きにリアリティというかアクセントを加えられることです。
振りかぶるような動きも出来ますが、もう少し腿を高く上げられると良かったです；；
シュベルトフォルムの刀身をエフェクトパーツと交換することで、”紫電一閃 ”を再現可能。
エフェクトパーツは、クリアー素材に塗装をすることで、透明感を残したまま炎を纏ったレヴァンティンを再現しています。
こちらも刀身部分を専用のパーツと交換することで、シュランゲフォルムを再現できます。鞭のように撓る剣は見た目も綺麗ですよ。
ただ、かなり太く固い針金なので、形状を整えるのがちょっと大変orz
フルドライブモードのボーゲンフォルムです。こちらは形状が違いすぎるので、さすがに剣のパーツは流用出来ません；
ただ、縦に構えると意外と長さが……いやかなり長いｗ 迫力満点ですね。
弓を構えるときは、きりっとした表情がまた似合います。
矢をつがえる右手もありますので、横から見てもなんら違和感がないのがすごい。
以上、レヴァンティンの各形態を手にいろいろとポーズを付けてみましたー。
最後は、ジャケットと腰を取り外して、身軽な感じを〜。こういう女性らしいポーズも長いポニーと相まって非常によく似合います。
もちろんこの状態にレヴァンティンを持たせても合いますねっ。
この状態なら股関節の可動範囲の限界が広がる上に、脚のラインが見えるのでこれはこれで綺麗ですよ〜。
figmaシグナムのレビューでした。1粒で2度美味しいという感じで満足です。尚、ジャケット等の取り外しは自己責任でお願いしますね。
では総評ー。可動フィギュアでありながらこのプロポーションの良さは、さすがfigmaといったところ。可動性については上半身は申し分ないものの、腰につけている長い巻き物の所為で開脚度合い、腿をあげるといった動きに制限がかかっているのが残念。塗装は細かく塗り分けられている上に、下処理も綺麗なので見栄えが良い（あまり目立ちませんが、いくつか塗りわけの甘いところも）です。元ネタは知りませんが…映像と見比べる限り表情の出来も良いと思います。セイバーで腰がスポッと抜けやすいといったこともなく、各部保持もしっかりとしていてグッド。オマケもレヴァンティンの各形態をそれぞれ付属しますし、前髪、別タイプのフェイスパーツも付いていたりと非常に豊富です。
股関節周りの可動性以外は、これといった欠点も見当たらず、どれもこれも良い出来と言えると思います。また、ジャケットと腰のスカート？は着脱可能（自己責任でー）なので、取り外すことで違った雰囲気を楽しめるのもまた良いですな〜。劇場公開で品薄になっていますが、見かけたら是非手にしてみてくださいっ。
