「Final Fantasy XIV BenchMark」をやってみた

2010.06.29 | author: | 開発計画 | 一般ゲーム(PC)
FFシリーズ初のMMOタイトル「Final Fantasy XI」の後継として現在開発中の「Final Fantasy XIV」の紹介です。FFといえば昨年末に「Final Fantasy XIII」が発売されて話題になりましたが、ナンバリングとしてはそのXIIIに継ぐ形になっていますので、オンライン専用タイトルではありますがXIのときと同様にFFシリーズ正式タイトルであることが分かります。
そして、ロサンゼルスで開催されている世界最大のゲーム見本市「E3(Electronic Entertainment Expo)」にも出展され、Windows版のプレβVer.が公開されています。今年に入りWindows版のαテストが既に行われてきましたが、βテストは早ければ1ヶ月以内に開始されるかもとのことです。αテストでテスターの抽選にもれた人も、βテスト開始時にはさらにテスターの増員が実施(αテストで既に申し込みをされている人は新たに申し込む必要はありません)されるので、吉報を楽しみにしていましょう。PS3版のテストはまだもう少し先になると思いますが、そちらに申し込まれた人も開始が待ち遠しいですね。

ですが、テスターにならなくてもいち早く雰囲気を体感することが出来るようになりました。それが……
「Final Fantasy XIV BenchMark」です。ベンチマークとは、簡単に言うと使っているパソコンでFinalFantasy XIVを動作させたときに、どれくらい快適に出来るかを判断する指標のことです。つまりこのソフトを使うことで、今使ってるパソコンで快適に動くかどうかを推し量ろうというわけです。
PS3の場合は、ハードウェアスペックは全て同じなわけですから、こういったソフトは必要ありません。しかしパソコンに関しては、ユーザーごとに内部パーツの種類や組み合わせ、新しいか古いか等により性能差がものすごく出ます。そのため、こういったベンチマークソフトはよく配布されているんです。ちなみに、このベンチマークプログラムの動作環境は
OS : Windows XP/Vista/7 (DirectX9.0C以上がインストールされていること)
HDD : 335MB(ダウンロードファイルサイズは172MB)

だけのようです。まぁ……実際はかなりマシンパワーがないと辛いと思いますが;; PC性能は日進月歩で向上していますので、「Windows版でFFXIVをやってみようかと思うのだけど、動くかなー?」という人は、とりあえずこのベンチマークを試してみることをオススメします。ただし、このベンチマークは”あくまでFinal FantasyXIVをプレイした際にストレスなく遊べるかどうか ”を判断するものであって、実際の正規版の動作を保障するものではありませんよ。

ベンチマークソフトのダウンロードページ最下部にも書かれていますが、このプログラムを走らせることで最終的に”ベンチスコア ”がはじき出されます。この値が高ければ高いほど、快適に動作する可能性が高いということになります。”最低限欲しい数値は3000〜 ”、”出来れば4500〜 ”は欲しいところです。ちなみに現時点でのベンチマークソフトでは、描画解像度を”HIGH(1920×1080)”か”LOW(1280×720)”の2種から選ぶことが出来ます。出来ればHIGH設定にこしたことはありませんが、LOWでも見るに耐えないという解像度ではないと思います。ましてオンラインゲームなので、処理速度はキャラの生存率にも関わりますから……LOWでどれだけスコアを稼げるかが肝となると思います。

では、実際にうちのPCで動かした結果を参考までに。のPCスペックは…
OS  : Windows7 32bit版
CPU  : Intel Core2 Quad Q9550 2.83GHz
RAM  : DDR2-SDRAM 2GB×2(4GB)
VGA  : NVIDIA GeForce GTS 250 VRAM 512MB

てな感じです。Core i7ではありませんが、一応クアッドコアCPUなのでそこそこ。でも、RAMにもう少しゆとり欲しいのと、GPUが高負荷の3D系をやるには少々パワー不足ですね; まさみのPCも自分と同スペックです。違うのはHDDの搭載量だけ。あとこのPCはメーカー製ではなく、ショップ製のBTOPCになります。Core i7が本格流通する直前に叩き売りされてたものですw 価格はたしか…79800かな?
とりあえず、ベンチしてみた結果は…

HIGH設定  : SCORE 1986
LOW設定  : SCORE 3624


でした。HIGH設定の2000未満というスコアだと、”重い ”という評価になっています_/ ̄|○ ゲームプレイは可能だが、動作が非常に重いと…;; そういえば「Final Fantasy XI」を初めてプレイしたとき(Windows版)も、ベンチでは2000ちょいでしたねぇ(^^; まぁそれでもConfigでイロイロ効果をオフにしたりすることで遊べてましたけどね。
逆にLOW設定なら、3000超えなので”やや快適 ”の評価です。これなら標準的な動作を見込める上に、Configの調整にもゆとりと選択肢の幅が出そうです。ちょっと安心しました。実際問題、狩場が混み合うのは目に見えてますので、HIGH設定にすることはまずないでしょう…。HIGHに相当する設定を使うとしたら、スクリーンショット撮影用かな(^^;
もし、これからベンチマークを試してみようという方で、似たようなスペックでしたら…このスコアを参考にしてください。ちなみに、GPUドライバーはWindows7標準搭載のWDDM v1.1での測定です。nVIDIAの最新ドライバーだともう少し変わるのかな……。

一応公式サイトのスコア表では、8000〜だと非常に快適と書かれています。てか、現状の一般的なPCでそんなスコア出せるのがあるのでしょうかね(^^; そういえば……”ヒューレット・パッカード 夏モデル ”の最新PCでは、1000台限定で” HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp/CT ”という「Final Fantasy XIV βテスト」のID付きPCが発売開始(HP Directplus限定)になっています。
Core i7-960、RAM12GB(DDR3)、GeForce GTX260(1.8GB)と基本スペックが高めな上に、BTOなのである程度のパーツの選択も可能です。買い替えなどを予定しているのであれば、選択肢の一つとしていいかもしれませんね。
より詳しいスペックやパーツの選択種類など、興味がありましたら↓をどうぞ〜。HPのオフィシャルネットショップ限定商品ですので、購入はお早めに。

とりあえずは…βテストの追加募集枠の当選通知を待つばかりです; といってもうちの場合は出来ることならまさみと二人分の当選が目標ですから、厳しいなぁぁorz
では、See you next time!
    

            

開発計画 | 備考 2010年06月 | 一般ゲーム(PC) | HOME |