一番くじプレミアム マクロスF 歌姫コレクション セカンドステージ A賞 花魁シェリル
”銀河の妖精 ”と称される超トップアイドル。11月23日生まれ。マオ・ノームの孫にあたるが、幼くして両親を亡くしたため、幼少期はスラム街でストリートチルドレンとして過ごす。その後グレイス・オコナーにより保護（彼女”ら ”の計画のため）され、歌手としての養成を受けて銀河でも有数のアイドルへと駆け上がることとなる。性格は、自信家そのものであり、他者を見下す傾向にあるが、相手の良いところを素直に認める面もある。
インプラント技術に卓越したギャラクシー船団出身でありながら、インプラント手術をまったく受けていないというのも売りにしており、その美貌とスタイル、そして歌声は多くの人を魅了した。銀河系横断ツアーの最終目的地”マクロスフロンティア ”にて、早乙女・アルト、ランカ・リーらと出会い、大きな歯車がゆっくりと動き出す･･･。
「歌姫コレクション」の目玉の1つ”花魁シェリル ”です。一番くじプレミアムの通例ですと、くじ1セットにつきプレミアムフィギュアが2〜3種あるのですが、この歌姫コレクションは、1st、2nd共に1種ずつしかないため、非常に当たり難いフィギュアになっています。しかし、だからでしょうか…これまでの一番くじマクロスFシリーズとは一線を画す出来栄えです。これまでは、ポーズ等は良かったものの、”顔があまり似ていない ”という致命的な問題がありました； しかし今回のシェリルは、普段の衣装とはかけ離れた花魁姿であっても、一目でシェリルと分かる出来栄えです。そして圧巻の和装も見事ですし、さらに舞妓ランカ同様キャストオフが可能というのが凄いですね。
その点も含め、「 花魁編 」と「 水着編〜キャストオフ〜 」の2編構成でお送りしますので、じっくりご堪能くださいなぁ〜。
※追記：総評の下（水着編のページ下部）に、舞妓ランカとのツーショットのレビューを加筆しましたので、よければご覧くださいー_(._.)_
パッケージです。かなり大きい…ですね。高さで30cm強、横幅と奥行きも20cm強あります； 最近のプレミアムフィギュアの流行なのか、ウインドウは多めで前後左右の四面にあります。ブリスター状態も当然大きくなりますから、存在感は凄いですねー；
立ち姿を8方向から。シェリルらしいポージングに、なんとも艶やかな紫の着物がよく映えますな〜。ぽっくりを履いていて、さらに花魁らしい結髪の所為で、フィギュア自体の大きさもかなりのものになっています。
バストアップを3方向から。表情は、アイプリントも綺麗ですし、まとめ方も良いです。見る角度を選ぶことなく、どこからでもシェリルだとちゃんと分かりますよ。ただ髪と花の造形は、シャープさに欠け、もっさりしているのがちょっと残念ー。
結髪と髪飾りを。造形の甘さはさきほども指摘しましたが、髪の流れ方とか髪飾りの細かさ等、全体的に見るとそう悪くもないです。髪飾りは、柔らかめの素材で出来ているので、ポキっとなることはそうそうないと思います。髪には薄いピンクが要所に吹かれていますので、シェリルらしい髪の色合いになっています。
ちょっと奥まった位置になりますけど、右耳にはきちんとフォールドクォーツのイヤリングをつけています。ディティールが甘いことを考慮すれば、塗り分けもまずまずではないですかねー。
大胆に開いた胸元を3方向から〜。和服の関係で、パッと見の大きさは分かり難いですけど、下に着ている水着が見えるほど胸元が開いているのは確かです(^^; しかし…目のやり場に困りますな；
指先はかなりシャープな作りになっていて、造形もいい感じです。赤いマニキュアも塗られていますよ。左手小指には、リングもはめているようです。帯の模様はデカールによる再現。帯止めについた飾りでしょうか…これは金とピンクで塗り分けられています。
続いて美しいおみ足を…というかそのままで下の水着も見えていますね(^^;; 左太腿に付けられたベルトには、イルカ…かな？が付いてます。足先の足袋やぽっくりの造形、塗り分けも目立つ問題はなし。頭の先から足の先まで、非常に良い出来ですねー。
ここからはシェリル以外のものもご紹介。先ずは台座から。背景紙を彩度の高い赤にしてしまったので分かり難いですが、薄いクリアピンク成型になっています。扇をモチーフにしており、満開の…桜かな…も描かれており、なんとも雅です。劇場版以降のシェリルではお馴染みのたい焼きマーク入り〜。
手に持たせる小道具の煙管です。ゴールドと濃い目のメタリックブルーによる塗り分け。持たせる際は、特にピンやダボがあるわけではないので、手に乗せる感じになります。
補助スタンドアームです。花魁姿のときには使いませんが、キャストオフして水着姿にした場合に使用します。後髪かなり重いですからねー(^^; それようの取説もちゃんと付いてたりします。
それでは、艶やかなシェリルさんをいろんな角度から見てまいりましょーっ。ポーズの関係で見る角度が限られるフィギュアはよくありますが、このシェリルはどこから見ても見劣りしません。少々見えすぎな気もしますがｗ
アイプリントは、江端氏の描く目の特徴をよく再現していますね。着物からちらりと覗く背中もせくしー。後髪がこのボリュームなのであまり見えないのが残念ですけど；
大胆に見せられたおみ足も綺麗ですよー。柔らかさの伝わる造形（左脚のベルトの食い込み具合）と、適度なシャドーがgood。太腿フェチにはたまらない一品？かもしれません。
少し鼻が低いような気もしますが、横顔も悪くありません。今回のA賞バージョンでは、着物にこれといった柄が入っていない無地物ですが、紫という色合いのおかげもあって、そこまで見劣りはしませんね。
目線の合う位置が一番いい表情のフィギュアが一般的ですけど、このシェリルは斜め下から見た表情とかも捨てがたい……すばらしー出来ですっ！
「花魁編」はここまでです。引き続き
「水着編〜キャストオフ〜」をご覧くださいませ。
