リボルテック 伊達政宗
若くして伊達軍の筆頭となった武将。隻眼であることから”独眼流 ”とも呼ばれる。異国文化の知識も豊富で、会話の中に英語が含まれることもある。また高いカリスマ性を備えていて、臣下、兵士たちからの信望も厚い。
戦闘スタイルは通常は一刀流であるが、指の間に左右計6本もの刀を挟む”六爪流 ”という奥の手も持っており、その戦いぶりは非常に派手でである。さらに刀の柄を繋ぐことで四刀流も使いこなし、非常に攻撃に特化した武将と言える。軍の色であり、政宗の鎧にもあしらわれた蒼色から”戦場の蒼い稲妻 ”とも呼ばれる。
「戦国BASARA」よりリボルテック 伊達政宗です。カプコンから発売されているシリーズの主人公格の一人ですね。ゲーム自体はやったことないのですが、名前はさすがによく耳にしていたので記憶には残っていました。まぁ、元を知らずに立体物を手にすることが増えたのも極最近なんですけど、初リボルテックということもあってその出来にビックリ。史実の伊達政宗のイメージからはかけ離れるものの、とーーーってもカッコイイですね。スタイル、可動性、塗装、装備品の豊富さとどれをとっても素晴らしいです。あらゆるポーズが取れますので、ディスプレイのし甲斐があるアクションフィギュアですよっ。
最後には、ちょっとしたオマケもご用意いたしました〜。
パッケージです。リボルテックは、中の梱包がはっきりと見える形になってるんですね。帯には、初回限定のメッキ処理についてと、装備の一部が載っています。
裏はお馴染み商品説明。付属品の詳細、ポーズ例、キャラ紹介なんかが載っています。
内箱には本体を中央に、左右に大物の付属品が並んでいます。また裏には付属のスタンド、リボコンテナが袋に入ってテープ止めされてました。
内箱は2段式になっていて、下側には刀5本と足場のエフェクトパーツが収まっています。
伊達政宗単体状態。立ち姿がやや独特ですが、鎧の上から羽織る和装の蒼が非常に綺麗ですね。
バストアップ。初回限定なのでカブトの飾りは金メッキ処理されています。顔は、目が細く三角でアニメよりな感じがします。
首の可動範囲は、こんな感じ。固定位置がやや前よりなのが気になりますが、可動範囲はかなり広め。
頭部のこの可動範囲を実現させるために、カブトの一番下の段の板が可動するようになっています。
肘はそこまで広くないものの、肩は非常に大きく動きます。腕等の鎖帷子のディティールの再現が見事〜。
腰も大きく前後に可動。回転方向は360度くるくる動きますので、どんな捻りでも出来てしまいます。
膝は、2重関節によりほぼ180度曲がります。股関節の可動軸が斜めになっていますが、太腿付け根にロール軸があるので動きには問題ありません。
立膝もカッコヨク決まります。帯刀させたほうがより様になると思いますよ。
付属品の紹介です。3本がまとまった鞘が1組、打刀らしき刀が4本、太刀のような刀（直刀っぽい…）が1本、六爪用の刀と握り手が1パーツになったものが左右それぞれ、握り手も左右、違う表情のフェイスパーツ、足場のエフェクトパーツ、スタンド（写真にはありませんが；）となります。
オマケのフェイスパーツは、視線が左に、歯を食いしばったタイプです。刀は愛刀景秀。メッキ処理はされてないですけど、それっぽく塗装されています。
3連鞘のジョイントには、リボルバージョイントが2軸の形でとりつけられています。これなら手足の動きを阻害することなく取り付けられますね。
この鞘と刀の柄は取り外せるようになっていて、抜刀、納刀状態を再現できます。ということで、付属の刀を鞘に納めることは残念ながら出来ません；；
帯刀状態です。この伊達政宗のすごいところは、腕組もそれらしく出来ること。完全とはいきませんが、ここまででも出来るのは嬉しい誤算です。
これで愛馬もいれば完璧なんですけどねｗ 馬リボルテックださないかしら…。
せっかくのアクションフィギュアですから、いろいろ動かしてみましょう。
足場のエフェクトパーツが、ちょっとした演出になります。刀を大きく振り下ろすポーズもらくらく〜。
付属のスタンドには、延長用のアームとリボルバージョイントが2つありますので、こういったポーズでの固定もお手の物です。
こういう前傾姿勢の場合は、頭部が前よりになっていることが活きてきます。
当然のことながら、刀の両手持ちもまったく問題ありません。
脚を大きく踏み込むようなポーズをとっても、足首関節の可動域の広さのおかげで接地性も抜群です。
空中でのポーズ姿勢でも、足首がしっかり動く分本当に全身を使ってポーズを決めることが出来ます。
どんなポーズを取らせても、ものすごーーく様になります。カッコイイｗ
このアクション性の高さと仕上がりを、2000円ちょっとで手に入れられるのはほんとスゴイ…。
登場中はあったのかな……せっかくなので二刀流も〜。二刀流の方が、さらに全体を大きく見せるような動きが可能です。
これだけの動きが可能なら、どんなポーズでも取れてしまいますね；
4本の刀は柄に凹凸が作られていて、繋ぎ合わせることが出来ます。ゲーム中に登場する四刀流も再現可能ということです。
でも二刀流も紹介しましたから、ついでに三刀流もっ。
たまには上から。羽織背中の伊達軍の紋章も綺麗にプリントされていますよ。
おまちかね？ 四刀流状態です。って、右の鞘に1本余計に柄が残ってるorz
さらに迫力が増しています； ほんと動かしていて楽しいフィギュアですよーっ。
最後は六爪流です。この状態の場合、攻撃力倍増、モーション速度も上昇するが、被ダメ2倍に加え防御も回避も不可だそうで…諸刃の剣ですね；
にしても、この状態で刀をまともに扱えるというのは、どんな握力してるんですかｗ
何やかや言っても、”豪快 ”の一言につきる戦いぶりですな〜。
以上、各種付属品を使ったポーズをいろいろととってみました。このあとはちょっとしたオマケです。
ライバルの真田幸村は未入手なので…代わりを…………っ！？
figmaセイバーですｗ 剣を持ったアクションフィギュアはもう1体（セイバー共々そのうちレビューあげます；）あるのですが、ケースに入っていて取り出しやすかったセイバーがお相手です。
元ネタはまるで違いますが、意外と様になっているように見えます(^^;
リボルテック 伊達政宗のレビューでした。最後までお付き合いいただき、感謝ですm(_ _)m
では総評です。首の固定位置が独特（動かしたときに自然な位置にくるように）なため、真っ直ぐ立たせると若干頭部が前に出るような形になりますが、それ以外はプロポーションも良いです。可動性はさすがリボルテックといったところで、怖いくらいよく動きます。ラチェット式関節のリボルバージョイントによりポーズの維持も楽（ヘタれの心配もなし）ですし、アクション性能は申し分ないです。塗装も結構綺麗ですよ。一部に傷（個体差でしょうね）が見られるのが残念ですが、カブトのメッキも含めその他は問題ありません。ただ、顔の出来は、どちらかというとアニメより。ただ、似ているようで似ていないような……少し微妙なところです。出来が悪いってわけではないんですけど、あともう一歩が欲しかった感じです。パッケージングもしっかりしていますし、お馴染みの？コンテナも付属しています。武器などの付属品も充実していますので、ゲーム中の技の再現は一通り出来るようです。
気になったのは、首関節もですが膝もだったりします。膝を真っ直ぐ伸ばそうとしても、膝当ての関係でやや曲がったような状態にまでしか伸びません。角度によっては真っ直ぐ伸びているようにも見えますが、ここは出来るならきちんと伸ばせるようにして欲しかったです。あとは前述の表情と納刀が出来ない点くらいで、他は非常に優秀だと思います。
2010年にはアニメの第二期もスタートする上に、本家ゲームもPS3にプラットフォームを移して（Wiiでも）”3 ”が発売予定です。再び熱くなる戦国BASARAのコレクターアイテムとして、お一ついかがでしょうか？
