「1/100 YF-29 デュランダルバルキリー シェリルマーキングver. 1日で完成する？作成レポート その2」です。異例の3編一斉公開の〆は、キャラクターマーキング貼りの紹介です。その0のランナー紹介でも書いたとおり、このキャラクターマーキングシールは一見すると従来のテトロンだけど、よくよく見るとまるでベツモノのシールです。見た目の美しさなども考えるとスライドデカールには及びませんが、プラモ初心者の方や、水転写が苦手な人には少々使いづらいマテリアルです。そのあたりを考慮すれば、今後も出番の多い素材と言えるかもしれませんね。
では……ラストスパートもがんばっていきましょーっ！
シェリルデカールを貼る前に、先ずはお浚いということで機体マーキングのみの状態（※注 一部マーキングは未使用）を4方向から。青の成型色を2色使い分けているのですが…もう少し色合いに差を出しても良かったかなーと思います。サクッと作れることですし、シェリル仕様ももう1機全塗装で作ってみたいですね。そのときは、もう少し2色の青のコントラストを上げて、淡い感じにするのもいいですなー。
そう機体全体にびっしりと刻まれたモールドですが、一部は極端に浅細のものもあります。塗装をする場合は、そういった箇所の彫り直し（塗装でモールドが潰れてしまいます）を忘れずに～。
取説に従ってシェリルマーキングを貼った状態です。……一気に派手になりましたな(^^; キャラマーキングは、注意点（擦らない、余白を切る、粘着面を指で触らない）さえ押さえておけば、意外とスムーズに貼り進めることが出来ますね。また、シールにはある程度の選択の幅があります（余剰シールがある）ので、簡単にオリジナルなシェリルマーキング仕様を作ることも可能ですよ。
デカルチャー仕様の目玉とも言うべき、主翼部分の表裏の状態です。これだけ濃い青の成型色であっても、シェリルマーキングの方は下地透けを起こしていないのが分かると思います。そういえば、こういったキャラクター仕様のキットはいくつか積みの中にあるのですが、作って紹介するのはこのYF-29が初めてかも？？
このシールの優れている点はいくつかありますが、その中でもプリントの柔軟性の高さは素晴らしいですね。写真のように、シールが下地のディティールをしっかりとトレース（わずかな段差にもピッタリと貼りつくということ）してます。
さて…このシェリルマーキングは、先ほども書いたとおり基本的には貼りやすいです。ですが、1枚だけ少々コツのいるシールがあります。それがこの機体背面に貼る巨大なシェリルシール……黄色、赤、緑に色分けされた部分が1枚のシールとして繋がっているのです(^^; そのまま貼ろうとすると、おそらくクルクルと丸まってしまいますから、
黒丸で括った緑のバーのところをカットして、黄、赤、緑の3枚に分割してやります。その上で、①、②、③の順でシールを貼っていけば綺麗に貼れますよ。
ただし赤に染まった部分は、それでもまだ大きい上に2箇所にカットラインが入っているので厄介です。
予めシールの大きさに合わせて台紙ごと切抜き、少しずつ剥がしながら貼っていくと、幾分作業をしやすいと思います～。
このシールが最大の難関ですので、がんばって綺麗に貼ってくださいねっ！
前後から見た場合は、シェリルの姿がほとんど隠れるので、あまり痛戦闘機？という感じはしませんね。あと前進翼であることも分かりにくいからか、YF-29らしさが伝わりにくいかもー。
まぁせっかくのシェリルマーキングver.ですから、機体背面のオルレアン風シェリルが写るアングルが一番ですねっ。主翼エンジン付近のリボンシールも、意外といいアクセントになっていまする～。
以上、「”1/100 YF-29 デュランダルバルキリー シェリルマーキングver. ”を1日で完成する？作成レポート」でしたー。3編にわたる長編のレポート、読了感謝です_(._.)_
ふー…いくら時間が空いたといっても、一気にこの作業量は疲れますね； YF-29も少なくともあとまだ2機分あるので、また時間が空いたときにでも作っておきます。というか、作成レポートや入手報告ばかりで、肝心のレビューが書けていない＿/￣|○ そちらの方も落ち着き次第がんばります；；
では、See you next time!
