1/100 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア [ GUNDAM AVALANCHE EXIA ] 完成レビュー

2009.01.27 | author: | 1/100 OO | 開発計画
1/100 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア1/100 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア

ソレスタルビーイングで開発されたガンダムエクシアに、高機動用ユニットを追加装備した特殊機である。イアン・ヴァスティによって設計されたこの”アヴァランチユニット”は、各部にGNコンデンサーを追加配置しそこに蓄積されたGN粒子を一気に放出することで、爆発的な加速、運動性能を実現している。この際GNフィールドの応用として、GN粒子を薄いフィールドとして機体表面に形成することにより、気流をコントロールし抵抗を減らしている。ただし、あくまでオプションブースターとしての色合いが強く、追加武装等は一切ない。しかし、このアヴァランチユニットを装備したままでエクシアの全ての武器を運用可能なよう設計されており、その高い機動性から近接武装の破壊力、貫通力は遥かに増している。またGN粒子を完全放出した後は、アヴァランチユニットはデッドウェイトでしかないため、一瞬でパージ出来るよう設計されている。
しかしながら、GNコンデンサーへの最大チャージに約1時間も必要とする上に、その蓄積したGN粒子は10分ほどで放出しきってしまうという欠点もある。機体特性上、投入可能なミッションはある程度限定されてしまう。追加ユニットの名称「アヴァランチ」とは”雪崩”の意味であり、その名の如く全てを飲み込む機体である。

月刊誌「HOBBY JAPAN」にて企画、連載されている「機動戦士ガンダムOO V」にて登場したアヴァランチエクシアです。公式MSVとして模型誌に連載され、エクシアのメカニックデザイナー海老川兼武氏によりデザインされたものです。追加装甲によるフルアーマー的な印象をもちつつも、その実はフルバーニアンという見た目とのギャップも良いですね。全体のバランスもよく、キットでもそのあたりは忠実に再現されています。それでいて、エクシアの可動性の良さも追加装甲で崩されることのないよう工夫されており、かなりカッコイイものに仕上がっています。色分けもこれだけカラフルな設定である割に比較的がんばっている方で、アヴァランチ用に追加されたランナーの中には4色ランナーがあるくらい(なので、エクシアのものと入れて2枚入っています)です。ただ、それでも色分けしきれない箇所はシールで再現されているので、ある程度はパチ組でも見栄えが良くなるように配慮されています。
09/02/11に、アストレアのシールドジョイントを使用した”アヴァランチエクシア with シールド Edition ”を写真付きで追加公開し、09/02/13に付属のエクシア用GNブレイドジョイントを利用した腰への携帯を追加公開しました。

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先ずはいつもの正面から。上半身を中心に非常にマッシブな体系になっています。かなりの箇所に追加装備が増えているので、今回はその箇所を写真で順に追っていきたいと思います。また、付属のシールを使わないとかなり部分塗装箇所がありますので、そちらも合わせて説明していきます。

1/100 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア 1/100 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア

その前にいつものバストアップです。頭部はエクシアとまったく同じです。首周りも変わっていないためか、頭の可動範囲に大きな変更はありません。

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胸部です。エクシアにくらべ、胸のエアインテーク下部が大きく張り出しています。こちらは黄色の成型色なので、縁をブルーで部分塗装しています。

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肩は、大きく巨大化しています。この中に追加のGNスラスターが内臓されていて、設定通り可変するようになっています。部分塗装箇所は、表から見る限りはありません。ただし内部にあるパイプ状の箇所は、いつものシルバーとゴールドでアクセントにしています。内部に関しては、作成レポートの「11/13分」にてその辺り紹介していますよ。

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続いては腕です。非常に肉厚になっています。この所為でエクシアのシールドは付けられなくなっています; 表から見える部分塗装箇所は、エクシアと同じく腕のグレーのラインですね。

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フロントアーマーは、ぱっと見エクシアのものに追加でくっついてるように見えますが、全て新規パーツです。こちらも非常に大型化しています。部分塗装箇所は、黄色く見えるところは全て青成型となっているので、ちょっと面倒ですがホワイトの下地塗装にオレンジイエローを塗ってやる必要があります。

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続いては後ろです。正面以上にゴツゴツとしています。脚部も脹脛に大きなGNスラスターが追加され、まさに推力の塊というべき姿です。エクシアでは比較的目だっていた背中のコーン型GNドライブも、これだけ小さく見えてしまうほどです。

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背面の違い一つ目、背中です。GNドライブ周辺が後頭部を除き大きく張り出しています。GNドライブの両端は、武器のマウントとなっています。左にGNブレイド2本、右にGNソードという具合です。腰へと伸びるリボンケーブルは追加の軟質素材で出来ています。また、腰後ろにあったGNビームダガーがこちらに移動していますね。ここは成型色そのままでいけますよ。

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続いて肩の後ろ側。正面とは違い、小型のGNスラスターが追加されています。GNスラスターは白成型となっているのでオレンジイエローで、ベーンの部分は青成型なので、下地のホワイトの上にオレンジイエローとなります。

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腕の裏側にも大きなユニットが。ほぼ腕と同じ大きさですね…。これが高速巡航モードでは、肩の追加ユニットと連結するようになります。こちらの肘近くにある黄色い箇所は、やはり青成型なので下地ホワイト+オレンジイエローです。先端の黄色い部分は色分けされていますよ。

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今度はリアスカートを。エクシアでは、GNビームダガーが収納されていましたが、それがなくなった代わりに巨大なスカートが。中央にはGNスラスターが配置されています。中央のベーンの黄色の箇所も部分塗装の必要ありです。両端の黄色い箇所は、青成型なのでホワイト下地+オレンジイエローで、その縁を黒で部分塗装です。

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脹脛には、これまた巨大なGNスラスターが。エクシアの両膝の外側には、GNコンデンサーのクリスタル面が見えていましたが、このアヴァランチでは追加装備で覆われてしまっています。こちらは部分塗装の必要はありません。追加ユニットの紹介は以上ですよ。結構あちこち増えていますね。

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膝の可動は、一見すると追加された大きなGNスラスターで阻害されそうな感じなのですが、GNスラスターをずらすことでほとんど膝の動きを邪魔することはありません。

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続いては武装の紹介を…なんですが、エクシアとまったく同じです。先ずはGNソードを。シールド裏面と表の丸い箇所はグレーで部分塗装。加えてマズル部分はシルバーでアクセントを。

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ソードモードへの移行もまったく変わりありません。刃の部分をシルバーでとも考えたのですが、エクシアもしてませんのでそのままで。

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GNロングブレイド、ショートブレイドももちろん同じです。こちらは色分けはきちんとされているので、そのままです。

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GNシールドも付いています。付いているだけですけど; そう、アヴァランチで追加された肉厚の腕の所為で、シールドマウントが固定できなくなっているのですよ。なので、グリップもないため付いているだけで装備することは出来ません。

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フル装備の状態です。エクシアでは、両腰にマウントしたGNブレイドは背中へと移動しています。なので、正面から見る限りでは、さほど変化ないように見えます。まぁ、後ろにトゲトゲが見えますけどね;

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背後から見ると、すごいことに…。エクシアではマウント不可能であったGNソードまでマウント可能です。なんか、こうしてみると武者ガンダムの後姿(ごちゃごちゃ加減が)にも見えます。

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武器マウントのアップでも。GNソードは腕へのマウントがそのまま背中へのジョイントとなり、GNブレイド2本は専用のマウントを介しての固定になります。

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高速巡航モードへは、先ず腕と肩の追加ユニットを連結させます。ただ、見た目に反してカチッという固定感はないので、それらしくなってればOKということで(ぇ?)

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連結させたら、両肩のGNスラスターを展開します。ただ、これをやると肩の動きが制限される(あまり腕を開くとGNスラスターが閉じてしまいます)のが欠点ですね。もう少しクリアランスを確保して欲しかったなぁ。ちなみに両肩のソレスタルビーイングのマークは、テトロンシールで再現されています。

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あとは専用の平手をつければ、高速巡航形態の完成です。平手はアストレアと同じく左右それぞれ付属しています。かなり大型化しているためか、結構迫力ありますよ。

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スタンドは、せっかくなのでダブルオーライザー付属のソレスタルビーイングスタンドのクリアVer.を使用。余談ですが、この機体ってトランザムが公開される前の仕様なんですよね。トランザムを使えば一気にフルチャージ可能なんじゃないでしょうか…?

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後ろから。やはり背中に武器を全てマウントすると、ゴチャゴチャすごいです。これまで脹脛のGNスラスターのノズルが写ってなかったので、アップも載せましょう。

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真正面から見ると、腕なのか肩なのか分からないですね; いや、決してカッコ悪いということではなく、これだけのものを付けていると、GN粒子が尽きれば確実にデッドウェイトになるだろうなぁと。特に、腕、肩に重量物があると、近接特化のエクシアにとっては死活問題ですよね。

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GNソードのガンモード…なのですが、腕が厚みありすぎて、ソードをきちんと畳めません!!(ぉぃ しかし、ご心配なく。これが”仕様”なんですw だって、取説にも書いてますから…。

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やや苦しいですが、立膝もなんとかつけます? ……く、苦しいか;; 大きくなったフロントスカートが意外と邪魔するんですよねぇ。

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続きまして、ソードモードを。大型化した機体だけあって、長物を振り回すのも迫力あります。エクシアのような細身の機体よりも似合ってると思います。

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やはり絵になりますね。肩がこれだけ大型化している割には、もともとのエクシアが構造上2重関節化されていたのもあり、比較的自由に動かせます。

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今回のアヴァランチでは、サイドスカートの追加がなかったのもよいですね。股関節の可動範囲の広いエクシアのキット特性をそのまま引き継いでいるので、脚を大きく開き迫力のあるポージングが可能です。

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今度はGNブレイドです。エクシアで使う腰のマウントも付属してたりするんですが、大型化したリアスカートが邪魔をし残念ながら使用できません。

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二刀流、似合いますねぇ。GNソードと比べ、本編ではそこまで活躍がなかったのが残念ですが、大型化したアヴァランチでも様になります。MSVで存分に振るってくださいな。

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GNブレイドを持たせたままでの高速巡航形態です。なんです…が、腕と肩の連結忘れてました;; 右の写真みると分かっちゃいますね;

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ダブルオーでもこれとそっくりなポージングをやりましたね…すいませんネタ被ってますorz そういえば、エクシアでは股関節のグレーのパーツの合いが緩かったので、股関節を大きく動かしたりすると外れたりしていたんですよ。でも、アストレア、そしてこのアヴァランチとその部分の緩さも解消されています。ひょっとして微調整入ったのかな?

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このアヴァランチにも、サーベル刃がエクシア同様ダガーと2本ずつ計4本付属してます。ということで、最初はGNビームサーベルを。

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エクシアに付属するサーベル刃は、結構好きだったりします。通常の丸棒よりも、平たいのがサーベルぽくていいですね。

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最後はGNビームダガーを。劇中ではダガーは投げて使用していましたが、実際は投げるだけじゃなくサーベルとの二刀流で間合いを把握させない攻撃の方が描写的にも良かったのではないでしょうか?

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エクシアでは腰から抜刀していましたが、アヴァランチではどちらも両肩です。若干紛らわしいですが、外側2本がビームサーベル、内側がダガーです…柄の形状まったく一緒ですけどー;

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ここからは、09/02/11に追加した分です。にしきさんより情報頂いた、アストレア系シールドジョイントを使用した”アヴァランチエクシア with シールド Edition ”です。

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シールド基部はジョイントを軸に回転可能なので、肩に動きを制限されることなくうまく取り回しできます。

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結構大きい動きをしても、腕、盾をそれにあわせることが出来るので、ポージングの制限にはなりません。非常にカッコよくディスプレイできますよ〜。難点を言えば、アストレア系シールドジョイントをもってしても取り付け幅はギリギリなので、もう少しゆとりがあると良かったですね。

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さらに09/02/13の追加分です。こちらもにしきさんより頂いた情報で、エクシア用のGNブレイドマウント(脚付け根に取り付けるタイプ)を使用した固定方法です。マウントの取り付け位置を逆さ向きにする(※GNブレイドの固定も当然逆さまになります)ことで取り付け可能となりました。ただ、難点は太股のロールに制限がかかる点。このマウントにはロールを妨げないようにカットされてる部分があるのですが、それが逆さに取り付けることで上側にきてしまうからです…まぁカットしちゃえばいいんですけどw

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写真では、エクシアのGNブレイドを利用してありえない”ナインソード ”になってしまってますが、アヴァランチ単体でもGNブレイドを背中だけでなく腰に下げることが出来るので選択肢が増えます。

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太股をロールさせなければ、無改造のままでも脚の動きを阻害しません。ただ、このマウント自体の欠点として、”ポロ”っと取れやすい(GNブレイドも逆さまなので個体差によっては…)ので、グリグリ動かすのには向かないかもですね。もし動かしたいのであれば、瞬接を盛るとかで対処しましょう。脚付け根のマウントは、アヴァランチの中に不要パーツとして含まれているので、そのまま利用出来ますよ。背中へのマウントに飽きたら、剣士のごとく腰にさげてみてはいかがでしょうか?

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〆は、アストレアのときと同じく揃い踏みで。アストレア、アヴァランチ、エクシアとの比較です。…真ん中だけ別物ですね; あとは、アストレアタイプFが揃えばバリエーションコンプリート(トランザムモードは除きます)になります。いつ作りましょうか、タイプF…。

総評です。エクシアのバリエーションキットとしての発売ですが、すでにバリエーションを超えたボリュームになっています。プロポーションは設定をよく再現していると思いますし、これだけの追加装備を付けてもかなりの可動性を維持しているのもポイントです。これは、元のエクシアの出来が良かったのもありますが、それを十分に活かしているアヴァランチも凄いと思います。色分けに関しては賛否両論でしょうね。個人的には無印1/100としてはがんばっている方ではないかと思います。たしかに部分塗装箇所は多いものの、色分けしきれていない目立つ箇所についてはほぼシールでカバーしていますし。敢えて気になる所としては、色分けもシールでの再現もされていない両肩後ろの小型のGNスラスターくらいでしょう。
あとは、”パージ”についてです。設定上は追加装備の着脱を行なえるようになっていますが、このキットではそれは出来ません。かなりの箇所が、標準装備の変わりに追加装備を付ける形になっているので、”元のパーツとの交換”が発生してしまうからです。たしかにこれが再現されていれば完璧といっていい仕上がりなんですが、パーツの構造的にも厳しいでしょうね。取説ではメカニックデザイナー海老川氏のコメントとして「腕に自信のある方は、差し替えなしで装着できるように改造してみてはいかがでしょうか?」ともありますね。ぇ、自分は無理ですよ、絶対w それと、09/02/11付けの追加更新で新たな長所(09/02/13分も包括とします)を見出せたので、追加点+3を加点します。本来は+5いきたいのですが、アストレアを持ってることが前提となるのでそこはマイナスしました。 というわけで、現状1/100でしかキット化されていない機体ですが、完成度は高い方なのでエクシア好きな方は作ってみてはいかがでしょうか。
    

GNY-001 ガンダムアストレア

            

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