1/100 ZGMF-X42S デスティニー [ DESTINY ] 完成レビュー

2007.01.14 | author: | 1/100 SEED DESTINY | 開発計画
1/100 ZGMF-X42S デスティニー1/100 ZGMF-X42S デスティニー

ギルバート・デュランダルの指揮のもと、ザフト最新鋭機としてレジェントと共に開発された機体。主機関にデュートリオンと核のハイブリットであるハイパーデュートリオンを搭載し、標準的なビームライフルから高出力遠距離ビーム、対艦刀であるアロンダイトと遠距離から近距離まで全ての攻撃が可能な万能機。そして最大の特徴は、スターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールの技術を応用した光圧推進システムを搭載し、圧倒的な機動性を誇る。また、出力が一定以上上昇すると光の翼が発現し、この際ミラージュコロイドの応用による機体残像を発生させ機動する。この他にもメインジェネレーターの出力向上から、ビームシールドの採用、特殊な近接ビーム兵器パルマフィオキーナを搭載している。尚、この機体はパイロットであるシン・アスカのために、インパルスで得た彼の操縦データを元に特殊なチューニングが施されており、ほぼシン・アスカの専用機といってもいいでろう。

これまでの1/100 SEED DESTINYシリーズと同様、いいプロポーションに仕上がっています。胴や脚が長すぎることもなく全体のバランスはなかなかです。色分けも1/100としては申し分のない出来で、要塗装箇所は顔の赤い部分のみ。多様な各種兵装も設定通り可変するのも素晴らしいですね。MGが発売された現在でも、優秀なキットの部類に入ると思います。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

いいプロポーションです。好みによっては足首上を少し延長するとよいかもしれません。部分的にシールはあるものの、ほぼパーツによる色分けがされています。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

後ろから。ビーム砲(これには固有名詞ないのですね)、アロンダイトビームソード、翼が目立ちます。脹脛のサブスラスターは設定通り可動しますよ。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

バストアップ。頭部の印象は、主役機とは思えない悪人顔。まるでGP02Aを連想させますね。肩関節は非常によく動くので、怒り肩のような状態も再現出来ます。

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立膝も一応。ですが、脚周りの関節可動域はあまり広くなく、加えてフロントスカートもあまり上がらないので、無改造ではこれが限界ですorz

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シールドは設定通りスライド展開可能です。ちなみに黒い部分は、下側が黒成型、上側がシールとなっています。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

長射程ビーム砲も設定通り伸縮(折り畳み)、グリップ部も展開します。マウント部がある程度フレキシブルに動くので、それなりに表情をつけることが出来ます。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

フルゴール ビームシールドもクリアーパーツで再現されています。取り付ける場合は、黄色の発生器を取り外し、そこにクリアパーツを取り付け、クリアパーツの上からもう一度発生器を取り付けます。この周辺のパーツはちょっと緩いのが難点。

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アロンダイト ビームソードもきちんと展開できます。今思うと先端部分は、シルバーで塗装するのもいいかもしれません。翼ももちろん展開できます。

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アロンダイトは両手で構えることは出来ますが、手のパーツ保持力が低いので、、、アロンダイトの自重にポロっと取れやすいです; しかし、両手で構えた状態は絵になりますね〜。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

フラッシュエッジ ビームブーメランは、取り外してクリアパーツをつけることが可能です。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

また、取り付けるクリアパーツを換えればビームサーベルにもなります(クリアパーツいっぱい)。ちなみに使用しているスタンドは、初回特典のクリアースタンドです。ポーズ付け用の専用股関節も付属しています。

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アップで。一般的に付属してるビームサーベルとは刃の成型が違いますし、長さも若干短めです。

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パルマフィオキーナ掌部ビーム砲のモールドも再現されています、、が、手首が上を向いた平手が付属していないので再現度としてはイマイチかなぁ…。もしくはHGのような完全に指が伸びたタイプでもいいからつけて欲しかったですね。

1/100 ZGMF-X42S デスティニー

1/100ストライクフリーダムとのツーショットにしようと思ったのですが、劇中では最後アスランと死闘が描かれていたので、∞ジャスティスとの蹴り合いを。しかし、、、どちらも脚周りの動きはそれほどよくないので微妙なものになってしまいましたorz

さて、総評といきませう。冒頭でも述べたとおり、スタイル、色分けはほぼ文句ないでしょう。可動性については肩部は非常によく動くものの、下半身はちょっとおざなりですね。まぁ、価格と無印1/100という点を考えれば上出来な方かもしれません。他の問題点としては、関節郡が全体的に緩めなのが…。しかしながら、背部に重量物があるものの、直立安定性は悪くないですし(コレに関しては腰が回転軸のみしかないというのもあるかな)、武装、クリアパーツの多さはいいと思います。現状では、初回限定版を入手するのは困難かと思いますが、それがなくてもお買い得感はありますよ。ただ、後発のHGの方が光の翼付属といった1/100にはない要素もありますが、MG EBM版なら1/100サイズでMGクオリティに加え光の翼も付属となっているので、好みのサイズ、お値段で選ぶのがいいかと思います。
    

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