桜が丘高校に通う女子高生。軽音部に所属し、部長の田井中律とは幼馴染にあたる。性格は、外見に似合わず人見知りで恥ずかしがり屋。加えて寂しがり屋でもあり、痛い話、怖い話をひどく苦手とする。ただ、恥ずかしがる割には、いやいやながらもボーカルを担当することも。
部内での担当はベース(左利きのためレフティタイプを使用)で、腕はなかなかのもののようである。学園祭での初披露以降、ファンクラブも結成され学内での人気もある。入部当初は素人同然であった平沢唯(絶対音感はもっている模様)に手ほどきをする等、音楽知識もある程度豊富なようだ。
「けいおん!」のfigma第2弾、秋山澪です。今回は制服Ver.といことで、桜が丘高校の冬服での立体化となります。これがあるということは、恐らく学園祭のステージ衣装といった別Ver.もいつになるかは不明ですが出ることでしょう。秋山澪本体の出来も気になるところですが、やはりベースの出来にも意識がいきますよね。そのあたりの付属品もしっかり紹介していきますのでお楽しみに。人気の秋山澪(個人的にも5人の中では一番好きかな)ということでっ、レビューも気合いれていきますよー。
※ 欠品していた左手が到着しましたので、それを用いた画像を数枚追加、加筆いたしましたー。(2010年3月5日)
化粧箱です。サイズはfigma標準サイズのものですが、除き窓の上下に音符が踊っていますよ。裏面はお馴染みのものですね〜。
ブリスターはこんな感じです。付属品が充実しているので、隙間なく埋まっていますね。スタンドアームもいつもの下のスペースに収まっています。
秋山澪です。制服Ver.ということですが、冬服となっています。背丈はアインよりもほんの少しだけ低いですが、アインよりも頭部はちょっと大きいです。このあたりは元の頭身を反映していますね。綺麗な黒髪のロングヘアーも自然な感じです。
顔の出来は相変わらずの一級品。横から垂れる髪(サイドレイヤーっていうのかな)は軟質素材のため、腕などの動きを阻害しません。
横方向から見ても破綻はしませんよ。10cm強という小さいサイズとは思えない仕上がりです。すごいのは第1弾から徐々によくなっているのではなく、最初からずっとこのクォリティというのが素晴らしい。
首の可動範囲は、後ろ髪長いので少々狭めかな? ブレザー胸元のすぐ下の前合わせには、隙間まで作られています…細かっΣ
腕の可動範囲はfigmaの標準クラスです。ブレザー自体は軟質素材となっているので、肩周りも見た目と可動範囲の両方を両立しています。
腰の前後方向も標準的ですね〜。いつも通り2重関節化はされていますよ。
アインほどではないですが、澪も比較的短いスカートなので可動範囲は十分。そこまで大きなアクションをさせるキャラでもないので、これだけ開けば十分でしょう。
前後方向も申し分なし。これにはちょっとした秘密があり、左横のシワの一つにスリットが入っていて脚の動きに合わせてスカートが広がるような工夫がされています。膝、足首ももちろん問題なしです。
ちょっとオマケを…中はしましまーでしたw
ざっと澪本体を見てきましたので、この後は付属品の紹介に入りまーす。
付属品は、レフティモデルのベースに専用ケース、ベース、ケース用それぞれのストラップ、フェイスパーツ2種、手8種、内履きと充実しています。
しかしっ! ピースサインをした右手が2つ入っていました_/ ̄|○ はうーん……。営業時間外ですので、とりあえずぐっすまにメールだしておきましたよ;;
ベースです。塗り分けにより再現されていますが、ネック部分表側の塗りわけがすこーし雑かな? このあたりは個体差がありそうですね(^^; ただボディのグラデーション塗装は表裏共に綺麗なものです。あとは、やはり弦がないのでネックからピックアップ、ピックガードにかけてが寂しいかなぁ。何なら細いハリスとかで自分で張るのも手かもー。
ベースケースは予想以上にいい仕上がりです。表面の質感、シワの再現などオマケとは思えない出来にびつくり。
ベースは、ちゃんとケースの中に収めることも出来ちゃいますー。
では、澪にベースを持たせてみましょー。ネックを持つ右手、弦を爪弾く左手は専用のものが付属します。欲を言えばフィンガーピックだけでなく、ピックを持った左手も付いていると良かったなぁ…ってひょっとして本来は付いているの??(右手が5個だったものでorz)
ベースはストラップで肩にかけるので、安定して保持できます。
ストラップの裏面は、摩擦効果を高めるような表面処理がされていますので、ベースがどのような位置でも安定しますよ。
ここまで自然に持てるとは思ってなかったので、これは是非5人並べてみたいですね……。
以上、ベースを持った澪でしたー。
続いてはケースを担いだ状態も。ケースのストラップは肩のブレザーに挟む形になっているので、ずり落ちたりということもありません。ただ、ちょーっとはさみ難いですけどね;
あとは後ろ髪が長い関係で、どうしても首の角度が制限されるのが難点かなぁ。
でもまぁ、持たせた感じはかなり自然に見えますので、嬉しいオマケです。
今度は表情パーツをイロイロ変えてみましょう。お馴染み怖い話、痛い話をされたときの×目状態。か、かわいいw
これはこれで非常に良いのですが、涙目状態も欲しくなりますw
「聞こえない、聞こえない」と言いながら走り去るようなポーズもつけちゃえます。
そして唯、律をも瞬殺した「ほんとに?」な表情パーツも出来は素晴らしいですw
どの表情も素晴らしい仕上がりなのですが、中でもコレはピカ一ですね。かわいすぎる・゚・(ノД`)・゚・。
ただ、とらせたポーズが妖しいので…まさみに見せたら「手篭めにされる!?」と言われました_/ ̄|○
しかし、可愛いものは可愛いので良しとしましょうw これまでもこっそり履いている写真はありましたが、内履きの出来もいいですよー。
黒髪のロングヘアーでこの表情をされると、イチコロな♂は多い(2009年の嫁にしたいキャラNo.1だとか)と思います…。
アインのときはアクリルキューブをオブジェ代わりに使っていましたが、今回はまさみから拝借した小物を使ってみましょう。
なんとまぁ、大きさも丁度ぴったりでfigmaのためにあるような椅子ですw
これはいろいろと使えそうですね…お値段も105円だったので、かなりお買い得なアイテムです。
まさみお気に入りのお店で買ったものなのですが、当時は自分にとってまるで興味なっしんぐな品揃え(女性が好きそうな小物雑貨店ですから)だったんですよ。次に行ったときは、少し物色してみようかと思いますw
アインのときにまさみがしたがってた”手でひさしをつくるようなポーズ ”ってこんな感じのをやりたかったのかな…。
(カーソルを合わせると画像が換わります)
ギターないしベースを持っていると、左手(澪は左利きなので)の方がネックが邪魔にならずにピースをしやすいですね。
最近のfigmaの手首はボールジョイントではなく軸タイプなので、抜き差しはしやすいものの微妙な加減を調整できないのがちょっと残念orz
ピースばかりでもなんなので、普通にベースを弾いているものも追加しときます…;
以上、figma秋山澪でしたー。
総評を。いやぁ、非常に満足のいく仕上がりでした。プロポーション、可動性は文句なしの出来です。服の前合わせの仕上げ方とか、スカートの見えないスリットといった工夫もお見事ですね〜。塗装に関してはベースでちょっと残念な点がありましたけど、他は問題なしです。アイプリントも相変わらず綺麗ですし、表情についても3種共に澪の特徴をよくとらえた十分満足の出来るものでした。オマケもほんとに充実していますし、これで2800円(税込み定価)なら申し分なしです。追加点+5をつけちゃいましょう。
欠点としては、手の造形が少々雑になっているものがあります。このあたりは生産ラインを増やした反動でしょうかね…。握り手などの指の付け根部分がちょっといびつなものがあったくらいです。今後の修正に期待しましょう。
結論としては、これだけの出来だと5人揃えたくなります。とりあえず我が家ではこの澪と紬(まさみご所望)しか確保してないんですが、梓、再販時に唯、律を予約したくなりました…どうしよう;;
何にしてもちょーオススメですっ!