figma 神楽亜矢 モーニングコーヒーVer.
奏心学園に通う主人公・上条咲のクラスメイト。明朗快活で何事にも積極的な性格のムードメーカー。しかしその積極的すぎる性格が元で、数々の問題を起こすトラブルメーカーでもある。名家のお嬢様ではあるがそれを自慢するようなことはなく、誰とでも気兼ねなく話し仲良くなることが出来る。
嫌いなものは”退屈 ”で、暴れだすこともしばしば…。
「se・きらら」より神楽亜矢です。限定販売のモーニングコーヒーVer.のため、今後figmaとして発売される制服Ver.シリーズとは違った仕上がりに…。まぁモーニングコーヒーVer.と付いていますが、単なる裸ワイシャツですね(^^; ただ、一応小道具としてコーヒーカップとソーサーも付いていますから、朝の淹れたてコーヒーを手にした状態でも飾れますよ。付属品は少なめですけど、他ではまず付いてないだろうものもありますので、使い方次第では面白いディスプレイも出来ると思いますよ〜。
パッケージです。左下にある”SP-010 ”のナンバリングの通り、通常仕様ではないのでちょっと分厚い（ゲームDVDとマニュアルの分の厚みが加算）です。加えて、フィルムによる透過窓も、裏面のポージング集もありませんね。
そして、内箱の存在も通常パッケージとの違いです。まぁ内箱は、無地の白に文字のみの極々シンプルなものですが。
内箱の中は、通常のブリスターパッケージです。この状態でも、付属品の少なさが際立つなぁ(^^;
神楽亜矢本体。なんとまぁ艶かしいお姿で……（なにをいまさら；） 格好はもちろんのこと、素足というのもfigmaでは結構珍しいんじゃないでしょうか。難点は、後髪のボリュームのおかげで、スタンドなしだと少々自立させ辛いことかな……。
バストアップ。元絵はかなり目が大きめなのですが、figma化するにあたってうまくまとめてますね。自分は目が大きすぎるのはやや苦手なので、こちらの方が好きかな〜。
左右から。視線は左を向いていますけど、どちらからみても破綻もなく可愛いですね。
首の可動範囲は、顎をひく動作は問題ないのですけど……後髪が干渉しまくる所為で見上げる動きがほとんど出来ません；；
肩周りは標準的なfigmaの可動領域に近いと思いますが、肘は狭いかも。あー、ライダーさんと同じくらいだと思います。
こういう格好なので、サービスショットも入れときますかｗ 大きく開いた胸元がとてもせくちぃー。
左右から見てもせくしーさは変わらず。ちなみに下は、塗りわけ〜とか、造形〜とか、にっぷれす〜はないですよ。
腰の前後の可動は、ワイシャツが少々固め（一応軟質素材ですけど）なため、あまり大きくは曲がりません。
下はちゃんとはいてます(^^; 無地のしろでしたー…って下から見なくても見えてるかorz
開脚、前後の脚の動きに関しても、大きめのワイシャツなので脚の動きに干渉してしまいます。
各部や可動については以上なので、↓からは付属品を紹介しますね。
付属品の一覧。一般のfigmaと比べてしまうと、少なさは否めません。大物系もありませんし、並べると寂しい感じです。まぁ恐らくは、タダで配布している「se・きらら」の制作費回収分として、figma本体からコストが差っぴかれているのだと思います。
差し替えの表情パーツは、この1種のみ。付属品数の少なさを考えると、もう1種くらいあるといいなぁ〜…。
コーヒーカップとソーサーです。無地のシンプルなものですが、形は悪くないかも。
そして箱入りティッシュｗ 使いどころに悩む小物ですけど、ジオラマ風にするのであれば意外と重宝するかもしれません。しかしよく見ると…このfigmaで”塗り分け ”が発生している数少ない箇所（他は髪留めのリボンのみ）だったりします。
手は、唯一豊富な付属品。標準付属のものと合わせると、11個付属ということになります。しかも、他では見かけない”指先を閉じた平手 ”（本体付属なので、この一覧にはありません）なんかも付いていますよ。
では、付属品を使っていろいろポージングをつけていきましょう。先ずは、コーヒーカップ＆ソーサーから。
肘の可動範囲が狭いため、実際に口元に持っていき辛いかなぁ。あとよくよく考えると、あくまでカップのみで中身（コーヒー）がないんですよ〜。
カップの保持は問題ありませんが、ソーサーの保持はかなり緩いというか……指先の閉じた平手の親指に引っ掛ける感じで保持します。だから、ちょっとしたことで落ちてしまうので、どっかに飛んでいかないように注意ですね。
後髪がとてもながーいので、いつものベンチは使えません＿/￣|○ そうなると意地でも座らせたくなったので、アクリルキューブで代用；
ティッシュボックスは、使いどころに悩んだあげく、この1枚のみ…(^^; もう少し見上げる動きが出来たらよかったのですが…。
こちらの表情パーツも、微妙に使い勝手がぁぁ； とりあえず泣いた真似？
可愛いのは可愛いんですけど、どうしろとーｗ あかん…レビューになってない……＿/￣|○
最後は小物を使わず、それっぽいポージングでもー。明るく、元気ハツラツな亜矢にぴったりの指先ですね〜。……微妙に逃げに入った（自分が）ポージングだ(^^;
ワイシャツの袖元は多少広がっているので、手首の可動範囲も多少活かすことができます。そのおかげで、亜矢といえば猫…ということで、こんな猫ポーズも可。
指先の閉じた平手は、思いの外使えますよ。女性らしい指先だと思いますので、他のfigmaでも結構流用出来そう。手首の接続は、ボールタイプではなく軸タイプになっています。
こういう格好ですし、写真集でありそうなポーズもオマケでｗ figmaでポーズをつけていると、1/12程度の小物がいろいろ欲しくなります。とりあえず、とあるものは既に発注済だったり。それが何かは、”本日の届きモノ ”で紹介するまでのお楽しみということでーｗ
以上、figma 神楽亜矢 モーニングコーヒーVer.のレビューでしたっ。
総評ー。とりあえずは、いつもの6要素から評価します。スタイルは、大き目のワイシャツが似合っていてよく出来ていると思いますが、可動性にはそのワイシャツが裏目に出てしまっていますね。あとは首の可動範囲の狭さ、このあたりがマイナス要因です。塗装、塗り分けは綺麗でしたよ。ただし、塗り分けについては気になることがあるので、あとで付け加えます。表情は、個人的にはうまくまとめたfigmaの方が元絵よりも好きなんですけど、忠実度という意味で少しマイナスに。ユーザーへの配慮は評価をどうするか悩みました……。梱包や関節保持などに問題はないのですが、価格が引っかかったので(^^; まぁコレも↓で書きます。オマケ要素は数は少ないけど、他では付く機会がないようなものを選りすぐっているという意味で高めにしています。
さて……ある意味ここからが本題です。この朝珈琲 神楽亜矢は、他のfigmaとは毛色がちょっと違いますねぇ。別に裸ワイシャツだからというのではなく、元ネタとなっている「se・きらら」が無料配布なので、その開発費回収の1つになっているのが如実に表れてるという点です。レビュー中でも書いた通りオマケの少なさはもちろんのこと、figma本体についても塗り分けや塗装が極力発生しない（それ故の裸ワイシャツという側面も）工夫がされています。つまり、通常価格（2800円）よりも大分押さえた原価＋版権がない（その分広告費は嵩むだろうけど）ということです。まぁパッケージ化することで、DVDのプレス費用とかも掛かってしまいますが…。生産数は、どんな商品でも過剰になっては意味がないので、そのギリギリのラインを保った限定生産（知名度をあげる目的も含め）なのかな。
元がタダという似たようなビジネスモデル（TVアニメとか）はいくらでもありますが、ゲームとフィギュアの2面においては珍しかったので、感心したのと応援したいという気持ちも込めて配慮に加点しました。もちろん短期回収が目的のモデルケースではないと思いますので、開発費回収源の大元は今後出るse・きらら関連のfigmaシリーズ等が主体になっていくことでしょう。
レビューの評価としては、ちょっと脱線してしまいましたね； と・に・か・く、ぶっちゃけかわいいし、首を換える楽しみ（ぇ）はあるし、↑みたいな小難しいことは気にしないっ！（せっかく書いたのに…） あーそういえば挿げ替えは今回してないんですよねぇ……手持ちのもので希望があれば載せますが…何かあります？ といっても、figmaはキャラによって頭身と体格（スタイル）の違いを再現しているので、見た目のバランスが合わないものも多いと思いますけど。まぁ希望があればということでー。
何にしても、今のところ第2次生産で終わりのような感じなので、欲しい方はお早めに〜〜。
