figma セイバー・オルタ
衛宮士郎をマスターとする剣士の英霊（サーヴァント） しかし、契約者である士郎の未熟さゆえ、本来の力は出せずにいる。他の英霊達と違い、とある事情により”まだ生きている ”という特異なサーヴァントである。華奢で可憐な剣士を彷彿とさせるが、かなりの大食いであり、腹ペコ王という別名も持っているほど。性格は騎士そのものであり、融通の利かないことも多々あるが、時折年相応の少女らしい一面も見せる。セイバーという名は、他のサーヴァント達と同様に、聖杯戦争における器（クラス）の名称であり本当の名前ではない。
漆黒の姿となったセイバー・オルタは、闇の支配者といえる存在。その立ち居振る舞いは、騎士道を重んじるセイバーとは間逆のまさに”暴君 ”。士郎の作る手料理を不味いと吐き捨て、ハンバーガーといったジャンクフードを”もっきゅもっきゅ ”と食べまくる。セイバーのあほ毛をつかまれると、反転して姿を現す模様…。
「Fate／stay night」よりセイバー・オルタの登場です。キャラの印象としては「Fate／hollow ataraxia」の方が強いかな(^^; 黒衣に包まれた闇（夜）のセイバーということで、色だけでなく鎧も刺々しくなり…まるで…冥衣のような…あれ、キノセイか； とにかく、カッコイイセイバーとなっています。表情パーツ、髪など、一通り新規パーツで固められているっぽいですね。figma化されたセイバーとしては、限定版であるセイバー・リリィを含めると、なんと第4弾ということに。しかも、第5弾セイバーエクストラの発売も間近ということで、セイバーの人気のほどがよく分かりますね。
では、セイバーとの違いを確認しながら、じっくりレビューしていきましょう。
パッケージです。お馴染みのデザインですが、さすがオルタだけあって色合いに禍々しさが感じられます(^^; 裏面もいつもどおり白地のポージング集〜。
ブリスターパッケージ。セイバーと比べてしまうと付属品がちょっと寂しいかなぁ…。梱包は、相変わらず丁寧ですね。
セイバー・オルタ本体。デフォで付いている手は、握り拳でした。小柄なセイバーですが、黒になったことでさらに引き締まった感じがします。
バストアップ。フェイスマスクが特徴的…というか表情は読み取れません(^^;
左右から見ると、マスクの下にちゃんと素顔があるのが確認出来ます。
首は一応2重関節化されていますが、ライダーほどは動きませんorz まぁこれだけ動けばいい方ですかねぇ。
素顔です。マスクは左に流れる前髪パーツと一体化しています。ライダーさんのように別パーツ化はされていませんでした。
正面を見据えた表情のため、左右どちらからでも違和感はなし。瞳の表現が独特ですが、結構凛々しい顔立ちです。
腕の可動範囲。肘はあまり曲がりませんが、肩にはちょっとした工夫がされています。緑○の部分にスリットが開いていて、肩を上げると軟質素材に肩の上がりが押し戻されるようなことはないようになっています。
腰部分は鎧に覆われているので、ほとんど動かず。ただし、股関節の可動軸を使って前屈をさせることは出来ますよ。あとバストアンダーの部分にも可動軸があります。
セイバーほどではないですが、これだけの垂れがあるわりにはよく動きますね。両端を開くときは、腰の甲冑の下にサイドアーマーが入り込む形で動きます。
前垂れ（通常見えませんが後にも同様のものがあります）は、お馴染みの軟質素材により脚の動きを邪魔することはありません。
そして、腕や脚の甲冑部分は、異常に鋭利化されています(^^; シャープなのはいいのですが、これだけ尖っていると…イタイですな；；
思ってたよりもいい仕上がりですねぇ。ただ、サンプルよりも色合いが黒から若干変更されていますね…光の加減かな？ そいでは、付属品の紹介にはいりまーす。
冒頭でも書いたとおり、付属品はちょっと少なめとなっています。
漆黒に染まった聖剣、エクスカリバーです。赤く浮き出た模様がいい味だしていますね。
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マスクなしの前髪と表情パーツ。前髪からはアホ毛がなくなっています。オプションの表情は、ご覧のような叫び顔〜。
手は、手甲をハメた状態なので禍々しい色合いに…。この手もちょっと刺々してます。内訳は左手の方が多いですよ。
紹介も一通り済んだので、オプションパーツを使っていろいろポージングさせていきますかーっ。
こういった甲冑姿であっても、さすがとてもよく動いてくれます。後姿は、スカートの割れ目から前垂れと同種のものが見えますね。
大きく見せるポージングも思いのまま〜♪ ただし、一つだけ欠点があります…それはエクスカリバーがスポンと抜けやすいんですよー；；
両手持ちも出来ます。この状態なら、左右の手によりテンションが掛かるので、さすがに抜けるようなことはありません。
まぁ両手持ちの場合は、出来るポージングに限りがありますが…。
セイバー同様、指差し手も付属しています。
下の表情パーツを交換することで、マスクをしたままでの叫び顔を再現可能〜。
エクスカリバーを大きく振り下ろすような動作も、バッチリ決まりますよっ。
こういう動きでは、叫び顔がよくマッチしますね〜。無表情で斬りつけるのもありだとは思いますが(^^;
お次は、マスクを取った状態も〜。漆黒に染まってジャンクフードが好きでも、セイバーはセイバーなので、凛とした感じが伝わってきます。
マスクなしの叫び顔は、セイバー・オルタらしい感じがします。そして、脚を開いた立ち姿もオルタの方が似合うかな。
基本的なポージングはマスクありでやってしまい、なし状態でネタが尽きてたり…＿/￣|○ この後はセイバーとの共演でーす。
セイバーと比較すると、首の長さの分だけオルタの方が高くなっています。
まぁ遠めで見ないとはっきりとは分からない程度なので、微々たる差です。ぁぁ…リリィも一緒に飾りたい（;´Д｀）
本来は二人同時には存在出来ないので、こうやって斬り結ぶ光景はゲームやフィギュアならではです。
「Fate／unlimited codes」の対戦状態のようｗ 「Fate／EXTRA」も楽しみですねぇ〜。
こうして並べると、性格だけじゃなく外見の相違も面白いですね。って、セイバーに持たせているのは、エクスカリバーじゃなくてカリバーンだったorz
しかし普通のセイバーは、figmaとしては初期のものにも関わらず、最新のオルタと比べても見た目上はまったく見劣りしないのが凄い…。
以上、figma セイバー・オルタのレビューでしたーん。
最後の総評です。
緋影としては3体目の入手となるfigmaセイバーですが、これまでの騎士服、私服とはまた違った魅了があり、個人的には満足できる一品でした。基本的なスタイルバランス（首を除いて）は、figmaとしては初期作品である騎士服Ver.と同じで良好。甲冑の違い（刺々）も雰囲気でていいと思います。あと今回の軟質素材は、埃が付き難いのもよかったｗ
可動性については…肘だけが気になりましたけど、他は甲冑姿であってもよく動いてくれます。塗装は甲冑のメタリック表現が綺麗ですし、塗りわけもgood。表情に関しては、アイプリントも綺麗でオルタらしさも出ているのでとても良いと思います。まぁ、不敵な笑みのような表情パーツもあると尚よかったですが…。
難点は、やはりエクスカリバーがスコンスコン抜けることですね； figmaの付属品の保持力は、恐ろしいほどキツイというのはあっても、抜けまくりというのはほんと珍しい。まぁ柄の形状も抜けやすい形にはなっていますが、スケール的に重くてといったものではないので残念です。あとは、付属品の少なさかな(^^;
しかし基本的な出来は、figmaクオリティをちゃんと体現していると思います。是非、甲冑Ver.やリリィ、私服Ver.、エクストラといった他のセイバーと並べて飾ってあげてください〜。もちろんライダーや凛、士郎とも合いますよっ。
