SONY MDR-XB600/N レビュー + 塗装用100均アイテム 入手

2013.02.14 | author: | 開発計画
「昨日の入手ブツ」は、”SONY MDR-XB600/N と 塗装用の100均アイテム”です。先週末に少しつぶやいたとおり、ヘッドホン(MDR-XB600/N)は壊れたMDR-XD300の換わりとして買っていただきました。XD300は、かれこれ3〜4年くらい愛用しており、壊れたときはさすがにちょっとショックでしたが、完全に使えなくなったわけではなく機能的にはまだまだ使えそうといことで、ちょうどヘッドホンを欲しがっていたまさみに使ってもらうことになりました。XB600に関しては、簡易的ですがレビューも書きましたので、よければご参考にどうぞー。それと、100円ショップにて調達したプラモ関係で使えそうなモノも、合わせてご紹介していきます。

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N”です。去年の10月に発売されたヘッドホンで、同社のEXTRA BASSシリーズのオーバーヘッドタイプの中ではミドルレンジに設定されています。ただ、EXTRA BASSシリーズ自体が比較的リーズナブルなシリーズですから、手軽に音楽や音響を楽しめる入門用のヘッドホンとしても人気のようです。XB600も定価は9000円近いですけど、実売価格は5000円を切るところが多く、ヘッドホンとしては入手しやすい価格帯だと思います。
パッケージは意外とコンパクトで、密閉タイプのペーパーボックス仕様。ヘッドホンやイヤホンだと、ブリスターパックやウインドウパッケージが多いせいか、こういうクローズド仕様の箱はちょっと珍しい感じがしますね。

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N

表側のペーパースリーブを外すと、なんとSONYの文字だけが入った黒いペーパーボックスが現れます。その中には折り畳まれたXB600が収まっているのですが……なんでしょう、この高級感漂うパッケージングはっ(^^; とても1万以下のヘッドホンとは思えませんね……。最上位モデルのXB900と同じパッケージングかな?

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N

本体です。このMDR-XB600は、色がブラック(/B)とゴールド(/N)が用意されているのですが、今回はゴールドをチョイス。イヤーパッド外側等のゴールドメッキの装飾と、ヘッドバンドのレザーブラウンが、本体のマッドブラックにとてもよいアクセントをもたらしています。デザイン的にもシンプルかつ機能的なだけでなく、コンパクトにまとまっているのがいいですね。
基本的形状は、XB400、XB600、XB900とみな同じなのですけど、カラーリングとヘッドアームの材質、折り畳み機構に差異があります。XB400では写真下段のスイーベル機構による折り畳みしか出来ませんが、XB600とXB900は写真上段のようなよりコンパクトな折り畳みも可能になっています。またヘッドアームの一部にレザークッションが採用されているのもXB600とXB900だけとなります。

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N

SONY MDR-XB600/N

イヤーパッドは大き過ぎずちょうどいいサイズかと。パッドに採用されたシームレスイヤーパッドは、フラットな見た目とは裏腹に物凄い密着性を実現していて、これのお陰で音漏れ、外音遮断はかなり高レベルな仕上がりになっています。付けた時の感じは、カナル型イヤホン(外音が遮断されるので自分の体の音が反響します)に近いかも。そのため、密閉型のイヤホンが苦手な方には向かないかもしれません。装着感もほどよく、長時間つけていても圧迫感はほとんどなく、耳が痛くなるようなこともありませんでした。また、左側のイヤーパッドにはポッチが付いていて、LRを視認せずとも手に持っただけで右左が分かるようになっています。

そして肝心の音を出してみた感想ですが、EXTRA BASSのシリーズ名が付いているだけあって、低音域はかなりのモノです。ただ低音を強調したというのではなく、音の一つ一つを力強く響かせているのがいいですね。実売価格5000円未満というのを考えると、お値段以上の低音が再現されているのではないかと思います。自分は、どちらかというと低音ばかりが強調されるのは苦手で、今回このMDR-XB600を買うにあたってもかなり悩んだのですけど、この低音は嫌らしくなく(上品とまではいきませんが)好みですねー。
一方の高音域はというと、そのままで聴くと低音に力負けしていて、くぐもった感じが多少あります。でも思ったほど……ではないかも? 価格comなどのレビューでは、高音域に対するが評価があまりにも低かったので、ある意味覚悟していた分いい意味で拍子抜けです。もちろん使用環境にもよるのでしょうけど、自分の場合はイコライザーを通していること、厳格に音質を求めているわけではないことから、結果としてそれほど気にならないレベルでした。
コードの長さは1.2mでほどよいですし、重さも220gとオーバーヘッドタイプとしては軽量な部類です。ユーザビリティに関しても大きな問題はなく、軽い分女性にも使用感は良いんじゃないかと思います。
自分としては、価格に見合った音が出ていれば満足なのでこういう結果になりましたが、音質を追い求める人には当然物足りないと思います。まぁそこまで音に拘る場合、同じSONYならMDR-1シリーズを買った方がいいと思いますし、最低でも同じシリーズのエンドモデルのXB900をチョイスした方が良いかと(^^; まぁ感覚的な要因や予算の問題もありますので、音響機器で万人受けするというのはなかなか難しいのが現状です。でも、少なくともエントリーモデルとしては悪くありませんから、迫力ある低音をちょっと楽しんでいたな〜って人にはオススメです♪


SONY MDR-XD300

今回一部壊れてしまった”SONY MDR-XD300”です。このヘッドホンでは、低音を強調した”Movieモード”と、クリアな高音を楽しめる”Musicモード”という2種類のモードを選択でき、好みや聴く対象に合わせて切り替えることが可能です。ただ、Movieモードにするとかなり音がこもってしまうので、専らMusicモードばかり使ってました(^^; そのMusicモードは、かなりナチュラルな感じで、個人的には非常に聴きやすく疲れにくい音なのが良かったです。
音質以外の面では、密閉型で耳をすっぽり覆うタイプなのだけど、意外と音漏れしますし遮音性もあまり高くはなかったり。ですが装着感が素晴らしく、付け心地はとても良かったです。オーバーヘッド部分のパラレルリンクフリーアジャストにより、ヘッドバンドの調整などを一切しなくてもピタッと装着出来るからかな。ただ、その分大ぶりな外観になってしまっているので、携帯性はよくありません。加えて質感がプラスチック丸出しなため、見た目は少し安っぽい感じになってしまってるのが勿体無いorz

SONY MDR-XD300

破損したのは、内側のヘッドバンドとイヤーパッドを繋ぐ連結部分に使われる金属ピンです。まさみからヘッドホンを貸して欲しいと言われて渡したのですが、ヘッドホンを付け慣れないまさみにとって”調整不用の構造”など分かるはずもなく、普通のヘッドホンのようにヘッドバンドの長さを調節するものだと思い込み、イヤーパッドを下に引っ張ったり、サスペンダーを上からぐいぐい押し込んだようです(>O<) 結果、自分の目の前で「バキッ!!」という異音とともに、この連結部分が見事にもげてましたΣΣ(゚Д゚;) もげた部分から露出する連結ピンは、ものの見事に90度折れ曲がり、空洞構造のため折れ曲がった箇所はつぶれてました_/ ̄|○ イヤーパッド側のピンダボにはクラックも入っていましたし、応急処置はしましたけど…乱暴に扱えば今度こそパリンと割れること請け合いな状態です(^^;

目の前で起こった惨事だったこともあり、さすがに自分も凹んでいると、まさみは落ち込んだ自分以上にショックでダウン → こちらがフォローする側にw いや、そこは自分が慰められるはずでは?w と内心思いつつも、なんとか立ち直らすことに成功。でまぁ、お詫びに新しいのを買っていいよということで、今回の購入に至ったわけです。長年愛用していただけに破損のショックは大きかったですが、まだ現役でまさみが使ってくれることでちょっと安心しました。彼女にとっても付けやすく音質の好みも合っているみたいなので、XD300にはまだまだがんばって欲しいですなっ。自分もあの音が懐かしくなったら、また借りて使おうと思います♪

SONY MDR-XB600/N & MDR-XD300

並べて比較〜。大きさがかなり違いますね。同じメーカーで価格帯も近い両者なのですけど、音質とか形状がまるで違うのが面白い。あとコードの長さもまるで違い、XB600は1.2mでXD300はなんと2.5mもあります。XD300は、延長コード要らずでほんと重宝しました〜。

100円均一 歯間ブラシ

100円均一 歯間ブラシ

100円均一 目玉クリップ

オマケです。今回100円ショップで買ってきたモノは、歯間ブラシと目玉クリップ。歯間ブラシは、ハンドピースのノズル周りなどの細かい部分の洗浄に使えそうだったので、ためしに購入。ただ、0.7mmと0.8mmなので、先端ノズル(0.2mmと0.4mm)には使えませんけどね(^^; 目玉クリップは、塗装する機会が増えて手持ちではギリギリなときもあるため、追加補充です。

以上です。今年は、年初めにスピーカー(格安品ですが)も買ってますし、音関係に縁のある年なのでしょうか?; でも、こういうハードとかアクセサリーを買うときって、すごくワクワクします。プラモやソフトを買うときにはない高揚感があるので、自分は大好きです……お財布にはイタイですがorz 今回の新しいヘッドホンは遮音性も高いので、作業中のBGV、BGMには最適ですね。あとは作業時間さえ満足に取れれば完璧なのですが……こればっかりはなるようにしかなりません(ノД`) νガンダムの塗装も早く済ませたいし、この週末には出来るようにがんばろう!
では、See you next time!     

            

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