何はともあれ道具から(墨入れ用具)

2009.02.11 | author: | 緋影流プラモデル製作研究所 | 開発計画

コピックモデラー

コピックモデラー
かなり重宝します
価格:250円前後
コピックマーカーの模型用です。筆先の種類は、筆タイプからペンタイプまで様々なものがあり、色も非常に豊富です。写真は、最も細い墨入れ(モールド等に黒や同系色の濃い色を流し込んで、強調させる技法)用マーカーといえる”0.02mm ”です。注意点は、通常の方法では塗料が定着しないこと。つまり指で擦ったりすると滲んだり、とれちゃうわけです。しかし、モールドや凸部のつけ根など通常指が触れない場所であれば、定着していなくても剥がれたりすることはないです。”0.02mm Black ”は在庫不足なことが多し。

ガンダムマーカースミ入れ用極細

ガンダムマーカースミ入れ用極細
結構便利です
価格:200円前後
元祖墨入れペンではないでしょうか。ペン先は0.05mmと、他のペンタイプの墨入れペンと比較するともっとも太いです。ただ、入手のしやすさと価格の安さでは初心者向きと言えるかもしれません。欠点は、塗料が油性なので乾燥後にマジックのようなテカリが出てしまうこと、↑のコピックモデラーほどではないですが、筆圧に注意しないとペン先がすぐに痛んでしまうことですね。右写真は、かなーり見づらいですけど↓のシャープペンタイプのものとのペン先比較です。

ガンダムマーカースミ入れペンSHARP

ガンダムマーカースミ入れペンSHARP
なくてもなんとか
価格:600円前後
シャープペンタイプの墨入れペンです。他のペンタイプと違い、芯を換えることで本体さえあればずっと使えます。芯の太さは0.03mmとかなり細めです。加えて、芯先を尖らせれば0.01mm以下も可能です。まぁ、そんな尖らせても細すぎますけどね; イイコトだらけに見えますが、インクの黒と比較すると色がやはり薄いです。明るい白系色への墨入れであれば問題ないですが、濃い色のパーツには不向きです。右写真が、↑のペンタイプとのペン先比較です。

ガンダムマーカースミ入れ ふでペン

ガンダムマーカースミ入れ ふでペン
結構便利です
価格:200円前後
ふでタイプの墨入れペンです。細かい広範囲のモールドや、上記ペンタイプでは届かない深いモールドに墨入れをする際に活躍します。特殊水性なので塗装した後にも使え、はみ出た部分は綿棒などでそのままふき取れます。ただし、つや消しの上からの場合は、定着が強くなるので、気をつけないとふき取った跡が残りやすいです。また、筆先がやや傷みやすいので、エッジの立った細く深いモールドに墨入れをする際は注意が必要です。

リアルタッチマーカー

リアルタッチマーカー
かなり重宝します
価格:200円前後
↑と同じ筆タイプのものですが、墨入れ以外にもウェザリング(汚し塗装)や、ゲート処理で発生した白化跡(プラスチックが圧力をかけた際に白くなってしまう現象)のリタッチなど用途は様々です。それらが出来るのも色数が豊富にあり、筆先が両端に”太”、”細”の2種類あるからです。また、こちらも塗装した上からの使用が可能ですが、つや消しの上から使うと同様に塗料の定着が強くなるので慣れが必要です。購入する際はセットタイプを買うのも手です。

エナメル塗料

エナメル塗料
あると便利
価格:100〜200円前後
昔からの定番といえるエナメル塗料です。通常の塗装も行なえますが、エナメル溶剤は他の塗料を溶かさないので、塗装した上からでも安心して使えます。リアルタッチマーカーとの違いは、溶剤で薄めて”溝に流し込む”ことが出来るので、広範囲のモールドを手早く墨入れでき、つや消しで塗装した上からでも溶剤で薄めることにより、ふき取りやすく跡が残りにくいです。購入する際は、必ず溶剤も一緒に買いましょう。ただし、シンナー臭はしっかりするので、使用する場合は、火の元、換気には気をつけて。

爪楊枝 & 綿棒

爪楊枝 & 綿棒
かなり重宝します
価格:100〜500円前後
見たまま、爪楊枝と綿棒です。こんなものをプラモデルで何に使うのかというと、墨入れをした後のはみ出た分の除去やラインをより細くしたり(無塗装の場合に限ります)、ウェザリング等に使います。爪楊枝にいたっては、簡易的な筆代わりにもなりますよ。綿棒は、先端が丸ではなく細く尖っているものもあります。後者の方が、より細かい作業に向いていますね。

消しゴム

消しゴム
時と場合によっては必須
価格:100円前後
ただの消しゴムです。用途は、”ガンダムマーカー スミ入れ用極細 ”、”ガンダムマーカー スミ入れペンSHARP ”を使った後に、はみ出た箇所を修正するのに使います。ただし、塗装した上に使用した場合は使えません。そして”スミ入れ用極細 ”の後に使う場合は、きちんと乾燥させてから使いましょう。また、消しゴムにはプラスチックを溶かす成分が含まれているので、保管の際には気をつけること。
    

            

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