「MG 1/100 LM312V04 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka 作成レポート その5」です。今回は脚部の製作を行います。変形機構の絡みで、脚部も特に膝周りが複雑な構造となっています。小さいパーツも多かったりしますので、組み間違え、紛失に注意しながら作業を進めましょう〜。
先ずは足首下の組立てです。足のパーツも色分けや可動部の多さからやや多めかな？ あと追加の塗装箇所として、右写真の足先にメカグレーを入れました。
足首の内部フレームを組み立てた状態。これだけだとあまり脚部という感じはしませんが、足裏の色分けも兼ねていたりします。
裏返すと、赤○の部分が足裏に露出することで色分けを実現（右写真）しています。この部位は、足裏装甲を取り付ける際のピンの役割もしているわけですから、このサイズでよく再現していると思います。
あとは、足の甲や踵等の装甲を取り付ければ、足首下の完成です。丸みのあるVガンダムらしい足先ですね。足の甲の可動式の装甲裏にもグレーのパーツがあったりと、非常に色分けが細かい（右写真）です。
続いて、腿から足首までの内部フレームの組立てです。面白いのは、太腿の内部フレームは1パーツ構成になっている点。サイズがサイズなので、このあたりは簡素化されています。また赤○の2パーツ以外は、すべて左右共通パーツとなります。
内部フレームの断面状態です。本来は両脇の3パーツを取り付けて内部フレームの完成となりますが、この小さい脚にも連動ギミックが内臓されたりしていますので、そのあありを見ていきましょう。
膝を曲げると、赤○の部分が膝の動きに連動してスライドします。しかもなかなかの可動範囲を実現していますね。
先ほどの3パーツを取り付けて、右脚の内部フレームの完成です。
あとは、このフレーム構造に外装を取り付けていきましょう。装甲パーツは意外と細かく分割されていますよ。
膝装甲裏にもABSグレーのパーツが入ります。ここは装甲側の四角いピンが突き出しますので、赤○の部分を黒やグレーで塗装しておきましょう。
装甲の取り付けが完了しました。装甲は細かくパーツ分割されていますが、組上げると一つの曲面を構成しているようです。
装甲をつけた状態での膝の可動範囲のチェック。ぉぉお、かなり曲がりますね。これにはちょっとビックリ。
さらに足を取り付ければ、右脚の完成です。右写真は側面なのですが膝下の装甲が前後で分割されている1本のラインは、モールドとして（しかも墨入れいらず）活かされています。
足首の可動範囲も見てみましょう。反る方向にはあまり動かないのですが、可変機構の可動範囲を使ってそれらしく見せることが出来ます。ぎゃくに前に曲げる方は、引き出しスライドギミックにより、大きく前に出すことが出来るようになっています。
後から再度確認してみます。足首を前方向に動かすと、赤○の箇所がスライドしてより前へ曲がるように工夫されています。
前後方向の動きは工夫されていますが、横方向は残念ながらご覧のとおり。これだと脚を開いた状態の接地性にはあまり期待できないかな…。
以上です。右脚の組立てが終了しましたので、残るは左脚とサイドスカート、ビームライフルとなりますが…次が迫っていますので一気にいきますよっ！
では、See you next time!
