MG 1/100 LM312V04 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka 作成レポート その6

2010.01.28 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 LM312V04 ヴィクトリーガンダム Ver.Ka 作成レポート その6」です。駆け足(PGの後なのでそう感じる…)で作ってきたVガンダムの作成レポートも今回で最終回です。最後は、左脚、サイドスカート、ビームライフルを製作することとなります…がっ、問題が発生;; 一応解決はしましたが、そのあたりを詳しく紹介しながら完成させていきますよ。

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左脚を一気に作りました。構造は右脚と同じなので、製作工程はいつものように割愛しますね。並べてみると、余計に丸みのある脚だな〜と思います。

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サイドスカートの組立てです。サイドスカートは、表裏の2パーツ構成。ただ、右写真のように外装裏面のピン先をゴールド(露出するので)、裏フレームの穴から見えそうな部分をグレーで追加塗装しました。

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組立て完了です。といっても表裏を合わせるだけですけどね;

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あとは、これまで製作してきた脚、腰と合わせることでブーツの完成となり……ます……と思ったら、噂の股関節が異常なまでに緩い(^^;;; ほんと簡単にすぽっと抜けるほど緩いのですよorz

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そこで、とりあえず2個余ってるポリキャップボールを使用してみることに。切り出すときに左側のように綺麗に切り出してしまうのではなく、右側のように敢えてゲート跡を残してみました。これで取り付けると…ぉ、ちょっと良くなったかも。でも動かしている内に角度によっては抜けやすいままです。

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そこで、あちこちで実行されている赤○でくくった太腿の表側外装を左右入れ替える対策をしてみました。すると、これまでの緩さが嘘のような安定感ですが、この対策をすると別の問題が出てきます。

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その問題とは、左右を入れ替えることで赤○の箇所の形状が変わってしまうこと。内側に関しては(写真左)、赤○部分の出っ張りが股関節をしっかりと固定する役割をしてくれるのですが、逆に外側には赤○のところに穴が開いてしまうのです。
そのままディティールとして見えないこともないんですけど…やっぱり気になるので急遽埋めることにしました。

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ストックである厚めのプラ版を使おうかとも思ったのですが、持ってない人も結構いると思いますのでこのためだけに買うのは勿体無いですよね。そこで、ランナーについているフラッグ(ランナーナンバーやクレジットが彫刻されたところ)を使用することにします。これなら”タダ ”ですからw

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向きは、ツルツルな方が表にくるよう(左右に注意)に形状を合わせます。とりあえず大きめに切り出し、カーブに合わせてヤスリで成型してやります。パーツ側のラインと合うように何度も合わせながら形状を整えましょう。

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成型完了となったらパーツと接着固定します。本来は、プラスチック用接着剤をたっぷりと両方の接着面に盛ってくっ付けた方がいいのですけど……今回は時間がないので瞬間接着剤でいきますっΣ
穴埋め用に成型したものは、とりあえず大きく作っていますので写真のようにパーツ形状とはまるであっていません。はじめからサイズも合わせて整えてもいいのですけど、いきなりサイズも合わせてしまうと非常に小さいものとなるため成型しづらくなるんです。サイズが大きい分には、接着剤が固まったあとに余分な部分を切り出して(写真2枚目)やればダイジョウブですよ。
最後に金属ヤスリや番手の細かい紙やすりを使用して形を最終調整してやれば完成です。

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ご覧のとおり目立たなくなりましたね。今回は瞬間接着剤を使用しているので、どうしてもくっ付けたラインが出てしまうのですが、そこはガンダムマーカーホワイトによるリタッチでごまかしていますw 写真をよぉーーく見るとうっすらと色が違う部分がありますよね(^^; これにより、股関節はしっかりと固定され、尚且つ外側に穴が出来ることもなくなりました。瞬間接着剤を使用した場合は、左右合わせてわずか20分ほどのお手軽修正になります。
しかし丁寧に仕上げる場合は、プラスチック用接着剤で合わせ目けしの要領で仕上げてあげましょう。

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脚部の問題もクリアーしたので、いよいよブーツ、ハンガー、コアファイターをドッキングさせます。ブーツとハンガーは、ブーツ側の赤○で括った四角いピンで固定します。

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残りのドッキングに関しては、ハンガーの肩内側にあるピン(赤○)と、ブーツの固定用のフック(緑○)をそれぞれコアファイターの対応した箇所に固定します。

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コアファイターの↑に対応した箇所は、ブーツのフックと左写真の緑○の箇所に、ハンガー肩内側のピンを右写真の主翼を折りたたんだ付け根部分(赤○)にそれぞれ固定させます。

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これでVガンダムが完成しましたっ。これだけのギミックを詰め込んで、このプロポーションを実現しているのに思わず関心してしまいます。
ぁー、あと右写真の後姿ですが、リアスカートのカバー開き忘れてますねorz

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バストアップ。首が若干短く見えますが、これは撮影時のパースが効いている所為(やや下からのアングルのため)もあります。

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股関節部分は、内側のでっぱりが股関節を保持し、外側の穴を埋めたことで見た目も良くなっています。

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さぁ、最後の組立てです。ビームライフルは、このサイズでここまでと思えるパーツ分割となっています。また、追加の塗装箇所を右写真にまとめて(赤○のところにメカグレー)おきましたー。

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各部位ごとに組み立てると最終的に写真の3点となります。ちなみに赤○の部分は、単体でビームピストルとして機能するそうです。

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ビームライフルの完成。バレル部分は左右に回転可能なようになっていて、回転させることで(右写真)トリガーガードがフォアグリップの役割を果たします。

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オマケの指先の紹介。本来作成レポートでは組立工程のあるものだけ紹介していますが、拍手コメで質問もありましたので並べてみました。Vガンダムの手は、人差し指から小指までを付け替えることでそれぞれの手の状態を表現(親指は通常の付け根可動)するようになっています。付属するものは平手(左上)、ビームサーベル用の握り手(左下)、ハンガーの変形時用(右上)、ビームライフル用の握り手(右下)、さらに現在取り付けている握り締めた拳用の5点となります。かつてMGグフに採用されたものを改良したタイプですね。

これにてVガンダムの製作終了です。あとは完成レビューなのですが…ちょうど本日MGジンクスが出荷となりましたので、明日入手してきてそちらの製作を先にはじめていきます。時間があれば、ジンクスの製作途中で撮影と執筆を行い公開しますが、もしキツイ場合はジンクス完成後に公開となりますので、しばらくお待ちくださいませm(_ _)m
では、See you next time!
    

            

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