※ 15.11.22 古いニッパーのメンテに使ってみた感想を追記しました。
あの有名なゴッドハンド製の”ニッパーメンテンナス油セット”になります。というかニッパー用のメンテンナスセットなんて現状他にはないですよねw しかもボックスアートには妙な萌え要素(ニパ子)が加わり、ややカオスなパッケージになっています;
気になるセット内容ですが、防錆用の油、潤滑用の油、ゴミと利用の歯ブラシ、ウエス(キムタオル)、ステッカーとなっています。うーん……油の量を考えると、これで1300円はちと高く感じますね……。でもまぁそれだけいい油なのでしょう、きっと!
とりあえず手持ちのゴッドハンド、タミヤ薄刃ニッパー2本、グッスマ極薄刃ニッパーに使ってみました。今までの機械油(チャリ用の中では少し高め?のモノ)との違いは今のところ感じませんが、ゴッドハンドのは開閉による金属くずが出にくいらしいので(それだけ摩耗が少ない)、今後その効果が出てくるのだと思われます。
※ ここからが追記分となります。古いニッパーに使うとどう変わるかを写真も交えてまとめています。
タミヤの古いプラモ用ニッパーが今回の生け贄さんです。たしかホビラジを作るときか、ガンプラに復帰したての頃に買ったものなので……たぶん2000年〜2005年あたりのモノだと思います; つまり10年以上前になりますね。
一応切れるのは切れますが、ゲートカット用と比較するととても実用的な切断力とは言えないため、専らランナーを処分するときや雑多なプラスチックを切るときに使っています。古さもあって錆びているところもチラホラあるものの、一応CRCでのメンテは数ヶ月に1回くらいの割合でしているため動きはスムーズです。
まずは潤滑油の方を可動部に塗り、軽く動かした後少し放置します。前後とも軸部分から古い油が滲み出てきますから、ティッシュの上とか少し浮かせた状態で置くようにすると、カッティングマットなどが汚れずに済みますよ。
錆とともに古い分と余分な油が出てきましたー。ここから、拭き取り → 動かす → ふき取り → 動かす……と錆や油が出なくなるまで繰り返します。ちなみに、このあたりはCRCを使っても同様の状態になりますので、別段いつもと違うなーという様子はありませんでした。
仕上げに防錆剤をたっぷり塗って、乾いたウエスで拭き取ります。う〜〜ん、見た目の違いはメンテ前と後でほとんど変化ありません。別段錆がよく落ちるということもないようです。まぁあくまで防錆剤ですしね; それに錆を落としたいだけなら、酸性洗剤などを使うなど別の方法がいろいろありますから; 動きに関しては、なんというか……滑らかになった気がします。CRCのみの場合だと、確かにスムーズにはなるものの……滑りすぎて動きが硬い印象がありましたが、こちらの潤滑剤を使うことで動きに柔らかさが出たような感じです。あとは、やっぱりメンテナンス後の油によるベタつきがないのが一番大きな違いかもしれませんね。
以上です。メンテ直後におけるCRCとのはっきりとした性能差は感じられませんでしたが、やはりメンテナンスした後も周りがサラッとしている点がメンテナスセットの強みのようです。あとは、謳い文句の摩耗の少なさなどは、これから使っていくうちに少しずつ体感出来るかもしれません。他にも、元々CRCの場合は粘土が非常に低いため浸透性が高いというメリットがあるものの、それだけ油が切れてしまうのも早くなりがちです。メンテの頻度を高めればカバー出来る問題ですけど、効果の持続性なんかも気になるところですよね。その辺りについても今後確認していきたいと思います。
では、See you next time!
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