「MC 1/35 Type-02 紅蓮弐式 作成レポート その3」です。今回は両腕の製作となります。人型系としては珍しい、左右非対称となっています。加えて、紅蓮弐式の最大の武器である輻射波動も右腕に搭載されているので、一番の特徴にもなっています。右手の大きな爪は目を引きますしね〜。
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先ずは、右腕の製作からです。下腕は全てシルバーのパーツになっているので、その成型色のパーツが多いです。加えて、肘の伸縮ギミックも再現されている関係から、パーツ数、ポリキャップ数も多くなっています。
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さて、このシルバーのランナーパーツは、カットすると写真のようにゲート跡が黒くなってしまいます。これは結構目立ちますので、なんとか修正してみましょう。
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今回使用するのは、ガンダムシルバーです。”メッキ ”じゃなくてただのシルバーですよ。普段あまり使うことのない色ですので、メタリック色(金属粒子が沈殿しやすい)でもありますから、念には念を入れてよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく振ります。実際に塗る前に、ランナーとかに試しに塗ってみて透明感がなくなっているのを確認しましょう。
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で、黒くなった所をリタッチしてやると、ご覧のように目立たなくなります。コツは、一度塗ってから、半乾きのところでさっとふき取ってやること。ふき取りすぎると下地の黒い部分が出てしまいますので、そうなった場合は、また塗って少し乾燥させてからチャレンジしてみてください。
ふき取らないと、ガンダムシルバーの色合いが濃く出てしまうことがあります。
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シルバーパーツの全てのゲート跡をリタッチし終えて、組み上げた状態。も、ものすごい爪です。まるで、シザーハンズのような……。伸縮機構があるため、肘が大きく張り出しているのも特徴ですね。
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肘を曲げる時は、一度写真の赤矢印の方向に少し開いてやってから、肘を曲げると綺麗に曲がります。肘の可動範囲は、まぁまぁ曲がる方ですね。ちなみに、腕の伸縮ギミックは…レビューでのお楽しみにとしまーす。
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手首には、MGキットのような可動軸が設けられているので、写真のように180度曲がります。これのおかげで、輻射波動を放つときの構えもきちんと取れますよ。
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指一本一本がそれぞれ可動します。指関節(第一、第二とも)は、残念ながらまがりませんが…。可動範囲は、ギリギリ及第点といった感じかな。
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続いて左腕です。右腕と比べると、パーツ数も大分減っています。ただ、短刀があるので、それを握った手と平手の2種が付属しています。
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左腕の完成。右腕とは随分と見た目が異なります。肘の可動範囲は、残念ながら90度ほどまでしか曲がりません。にしても、上腕長いなぁ〜。
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左右の腕を並べて比べてみましょう。外見や構造の違いもありますが、そもそも上腕、下腕それぞれの長さも異なります。これだけ違うのも珍しいですね。
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オマケに、ショルダーアーマーも形状が異なっていたり。つまり、左右で共通する部位がまったくないということです。
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胴体に取り付けます。胴体部と比較すると、腕が非常に細く、長いのが分ります。ガンダム系だと胴体に合わせた肉付けが基本的にされているので、こういうバランスは新鮮です。
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最後に、肩つけ根の可動範囲を。先ずは上からですが、構造的なものもあり、多少引き出されている感じです。ただ、両手で銃を構えるということもないので、これだけ引き出せれば基本的なポージングは十分でしょう。
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続いて、上下方向の可動範囲です。90度とまではいきませんが、ナカナカ動く方でしょう。写真の可動範囲は、あくまで肩つけ根のみの可動範囲なので、実際はこれに加えて肩の可動範囲も加わりますよ。
両腕も完成したので、これで紅蓮弐式の上半身が製作終了となりました。上半身のみの可動範囲は、概ね良好かな? バランスは、ガンダムのそれとは大きく異なっていますけど、設定に結構忠実に見えます。ただ、右手の指が……ちょっと長すぎる気はしますね。気になる方は、詰めてしまってもよいでしょう。さて、次回は下半身の製作となります。上手くすれば1回で終わるし、時間がないと2回に分かれるかもです。では、See you next time!