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ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302 使用レビュー(※追記あり)

2014.04.06 |author: |開発計画 |緋影流プラモデル製作研究所
ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302 使用レビュー」です。増税前に購入したものの、配送混雑により到着まで数日余計にかかり、手元に届いたと思ったら雨、というあまり幸先のいいスタートをきれなかったこの子ですが、週末にようやく使う機会が出来たので早速試してみました。ツール系のレビューは……久しぶりですね、がんばりますっ。まずこのハンドピースですが、ネットなどでは平行輸入品としてかなりの安値(1400〜2500円ほど)で売られています。市販されている一般的なダブルアクションタイプのハンドピースですと、割り引かれた実売価格で7000〜14000円くらいは普通にしますから、実に1/5という破格の安さだったりします。いや、ほんと安過ぎでしょう; そのためか、安かろう悪かろうな言葉が比較的しっくりくるハンドピースだったりします。しかし、用途を割り切ればそれなりに使えると思いますので、どの程度実用性があるかも確認しながらレビューをお届けしまーす。

※ 2014.04.08  ニードルを研磨し直して再テストした模様を追記しました。研磨状態の写真などと合わせてお楽しみください。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

届いたときは、これにビニールパッケージがされた状態でした。ケースは……まぁ値段相応ですね; 気をつけないとすぐにひびが入りそうなプラ製ケースです。中には、エアブラシ本体とは別に、ノズルレンチ、スポイト、Sサイズのタケノコ、取説が付いています。取説には、SPECIFICATIONS「AB-130、130A、130B、130C、130D、130E」と書かれており、いくつかバリエーションがあるようです。また、ノズルサイズが0.2mm、0.3mmと併記されてますから、種類によってノズルサイズも違うのかもしれません。で、肝心のこの”HD-130 NO:302”はどれに該当するんでしょうね?;

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ハンドピース本体です。パッと見の作りは……そう悪くないようにも見えます。刻印を見る限り台湾製ぽいのですが、ただどこかで見たことある形状なんですよね……と思ったら、エアテックス製のXP-707(0.5mmノズルなのでノズルやニードルは違うみたい)やXP-725(生産終了)とそっくりでした。というかまんま? でもエアテックスのHPで分解図を見てみると、XP-707やXP-725とはレバー周りの構造が違います。この辺りは、同エアテックス製のPeace3に近いようです。
平行輸入品ってことで、ノズルやOリングが逝ってしまうと使い捨てかなーと思いましたけど、うまくすればエアテックス製の予備部品が通かえるかもしれません。しかしよく考えてみると、ノズルはサイズ違いの可能性が高く(少なくとも707とは違います)、各パーツの細部のサイズも違う恐れ(多分OEMではなくコピー品と思われますので)があります。なので、Oリングといった消耗品も、国内部品がうまく使えるかどうかは……実際に注文してみないとわからないですねorz

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

続いて、各部をアップで見ていきます。まずはノズルから。ノズルキャップは先端に向かって広がっています。穴あきなどの特殊なタイプではないですし、うがいはこのまま出来そうですね。ノズル先端の状態も、外から見る限りは大きな問題はなさそうです。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

レバー周辺です。滑り止めの溝は少し雑な感じがします。ひっかかりが痛いとかはないですけど、造りが粗いですね; レバータッチは、エアー、ニードルどちらの操作にしても少し固いかなぁ。ちょっとの使用ならいいですけど、長時間は指が疲れそうです。一応洗浄後に再度グリスアップはしておいたので、使っているうちにもう少し馴染むかも(後日、スプリング、ニードルホルダーのシャフト周りにもグリスアップしたおかげでだいぶ軽くなりました)しれません。この辺りはエボリューションAの柔らかくスムーズな動きに慣れてしまっているせいか、余計に気になる部分です。
でも、カップに切られた2本の溝はいい働きをしてくれます。溶剤や塗料が垂れたときに、この溝で止まってくれますからー。あとカップと本体が一体になっているので、余計なパッキンなどもなく掃除は楽そうです。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ホースとのジョイントは、Sサイズ(GSIクレオス表記でいうところの1/8S(S)規格)なので、一般的なエアブラシと共通です。懸念の1つだった、エアバルブからの空気漏れ、動作不良もなく、ほっと一安心ですw

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

テール部分はプラスチック製で、プラ材の質感がよくないせいかちょっと安っぽい感じがします。加えて、ここがプラ製ゆえに金属部品の多いノズル側にマスが偏ってしまい、手にしたときのバランスが少し悪いかな。それとテールエンドには、一応ニードルアジャスターが付いています。ただ、エボリューションシリーズで使われているようなワンタッチ式ではないため、その都度ねじ込んだり、緩めたりする必要があります。

ニードルアジャスター(メーカーによりニードルストッパーなど名称違います)とは、ニードルの後退幅に制限をかけて、塗料が出過ぎるのを防ぐストッパーの役割をしてくれるものです。一般的なダブルアクションのハンドピースは、レーバー操作に2つの役割が設けてあります。1つは、押し込むことでエアーの流量を調整すること。もう1つは、手前にレバーを引くことでニードルと呼ばれる細長い針を後退させ、塗料のための流路を作ること、の2点です。
ニードルは、普段はノズルに対して突き刺さった状態になっていて、隙間がなく塗料が流れ出ない状態になっています。レバー操作によりニードルが後退すると、ノズルとニードルの間に隙間ができて、そこから塗料が出て空気と混ざりスプレー塗装が可能になります。ただ、ニードルは手前に引くほどにノズルとの隙間が大きくなり、より多くの塗料が流れ出てしまいます。そこで一定量の塗料だけを安定して出したい場合に、ニードルの後退幅を制限することで出る量を一定に保てるようにしたのが、ニードルアジャスターというわけです。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ノズル周りを分解してみました。ニードルキャップ、ノズルキャップを手で外すと、ノズルが顔を出します。しかーし、ノズルキャップを固定するための本体ネジ切り部分はメッキ剥げてるし_/ ̄|○ 幸いこのハンドピースで水性系を吹くことはあまりないと思いますので、腐食の心配はないとは思いますけど……やはり値段の安さを感じますな;;
ノズルは、付属している専用のノズルレンチを使うことで外すことが可能で、この辺りはよくある構造ですね。逆に、ノズル周りの分解で専用レンチを必要としない”エボリューション系”の方が珍しいかも; メンテナンス性の面では、さすがドイツ製という感じがしますなっ。
あれ? そういえば手持ちのエボリューションAは、簡易レビューしかしてませんでしたねorz 今更で申し訳ないですが、ご希望、ご興味があれば、復帰後最初に購入したハンドピース”エアテックス(H&S製) エボリューションA”についても今回みたいな使用レビューを書きますが……需要あるかな?

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

分解ついでに他も見ていきますよー。お次はハンドピースの肝、ニードルです。取り出してティッシュでサッと拭くと、油汚れがとれますorz 恐らく中のオーリング周りについている潤滑油系かなー。使う前には、一旦洗浄しないとダメそうです;; 仕上がりの方はというと、形状は気持ち鋭利さに欠ける感じです。加えて、指先の感触を頼りにニードル先端周りを触ってみると、ザラザラとしていて研磨が不十分であることが伺えます。精度面は期待しちゃダメですね;
試しにエボリューション用の0.2mmのニードルと並べて比較してみました。左がHD-130のニードル、右がエボリューションのニードルです。左のニードルの方が、研磨が粗いせいで先端部分に細かい横縞がいっぱい入っているのがわかるでしょうか? あと鋭利さも若干劣っています。しかしこうして見比べるてみると、おおよその形状、太さ(正確にはHD-130用の方が少しだけ細いです)は瓜二つですよね。つまり、このHD-130のノズルは0.2mmであるだろうと推測できます。
ま、細かい部分では気になるところが多いですけど、曲がってるとか、形が明らかに歪になっているようなことはないので、たぶん普通に吹くこと自体は問題ないと思います。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

続いてカップの中です。底の間口は結構広く作られており、しかもニードルを通す穴は底よりもほんの少し高い位置にあります。これ……きちんと最後まで塗料を使いきれるのかが心配になる構造ですな; あと、このカップ内側の研磨は見た目以上に粗く、ティッシュや綿棒で拭くと繊維がひっかかって残ってしまいます。内側に関しては、拭き取り後はブロアー”などで残った繊維を吹き飛ばすか、もしくはキムワイプ(特殊な紙製のウエスです)”のような繊維が残らないモノを使用するとよいでしょう。
それと……蓋の閉まり具合が少し緩いですね。簡単にポロっと落ちてしまいます。まぁ塗装時に真横に傾けたりなんてことはないですけど、ケースからの出し入れや、清掃時に気をつけたほうがいいかもー。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

粗方の紹介が終わったところで、各所の油汚れを落とすために一旦バラし(Oリング系も全て外して)、ツールクリーナーを使って清掃しました。乾燥後、要所へのグリスアップを済ませてから再組立てして、使用前の準備万端ですっ。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

あとはレギュレーターと一体化している分岐ジョイントに繋ぐだけです。一緒に購入した”PS(細)のスパイラルホース”と”HD-130”は、そのままでは接続部のネジのサイズが違うため、両者の間に手持ちの変換ジョイント(写真上段の赤い○を繋げて、SネジとPS(細)を連結します。レギュレーター側の分岐ジョイントは、PS(細)のためそのまま繋げます。
今回は、2本同時接続するのでスパイラルホースも一緒に購入しましたが、すでにエアブラシの環境がある場合は無理に接続環境(ホースや変換ジョイント、分岐など)もセットで購入する必要はありません。ようは手持ちのハンドピースと使用時に差し替えればいいだけなので。もちろんその場合は、ネジを緩めて外してまた締めて、という手間はありますけど、ホースと変換ジョイントだけでもこの格安ハンドピースとほぼ同額かかりますので、なくてもなんとかなりますよ。あといかにスパイラルとはいえ、ホースが複数になると煩わしくなってきますから、ワンタッチ式のジョイントをハンドピースにそれぞれ付けることでもすっきりします。使用環境に合わせてアクセサリーを揃えてくださいませ。

HD-130 NO:302 & EVOLUTION A

手持ちのエボリューションAと共にレギュレーターに繋げれば、念願のハンドピース2本体制ですよっ。あー、こうなるとドレン&ダストキャッチャーももう1つ欲しいなぁ。このハンドピースは少しバランスがノズルよりですし、アレがあると持ちやすくなるんですよね。圧量調整はいらないので、無理にIIにするのではなく安い方のIを選択するのもありかも。ただ……Iだとしても、ドレン&ダストキャッチャーの方がHD-130本体よりも高いんだけどねw それを考えると躊躇しちゃうんだうよなぁ;


今日は、寒の戻りでかなり肌寒い上に生憎の雨模様でしたが、昨日の好天時にRGストフリの塗装作業と合わせて少しテストしてみましたので、使用感をまとめておきます。ファーストタッチとしては、やはりレバーが重く(とくにニードル操作)、指先に力を入れるために持ち方が限定される感じです。ニードル用のスプリング自体が固めなのかなぁ…? 使用前に洗浄した際は、ニードルホルダー周りに関してはシャフト部分にグリスアップしたので、今度はスプリングにもグリスを軽く塗ってみます。
で、実際に塗ってみると……

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

持ち難さを抜きにすれば、非常にいい感じです。とても1600円とは思えないほど、細かく均一で綺麗な吹け具合ですよ。てっきり、もっと噴霧が粗かったり、飛沫が飛び散るような感じをイメージしていたので、いい意味で驚かされました。テストとしてランナーフラッグに(すみません、他にいいテストピースがなかったのでorz)RGストフリの塗装色を吹いてみましたけど、塗装面は滑らかでとても綺麗です。非常に細かい噴霧となるので、細かい凹凸面も均一に塗れています。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

コピー紙に軽く吹きつけてみると、こんな感じになります。今回は低圧用だったのでやや希釈薄めでしたけど、綺麗に吹けています。ただ、この時点で「あれ?」と思うことがいくつか出てきました。まず、レバーの引き具合(ニードルの後退度合い)に対して、塗料の出る量があまり大きく変化しないこと。ダブルアクションでレバーを一杯に引くと(アジャスター不使用時)、普通ならかなりの量の塗料がノズルへと供給されます。しかしこのHD-130では、ちょい出しの状態から全開に至るまで、5割増し程度しか供給量の幅がありません。
写真の上側の吹きつけがニードル全開で1秒ほど吹いた状態、下側がちょい引きのニードルで同1秒ほど吹いた状態です。上の方が多少濃い程度で、大きな差がないのが分かるかと思います。そういえば、うがいをしたときも同様でしたね。うがい後の溶剤を吹く際に、ニードルをいくら引いてもカップにたまった溶剤の減るスピードにあまり変化は見られませんでした。
考えうる原因としては、ニードル自体はレバー操作に合わせてきちんと後退してましたので、ニードルやノズルの精度、またはノズル周りの構造が問題なのかもしれません。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

そして、気になった点がもうひとつ。このハンドピースはノズルが0.2mmぽいのですけど、なぜか細吹きが出来ませんw スプレー塗装は、噴射幅が扇状に広がるため、塗装対象との距離が近くなるにしたがって噴出幅も狭くなります。特にエアブラシの場合は、ノズル口径が0.5mm以下が多く(模型用だと0.3mmが一番多いかな)、対象と1〜2cm程度の距離ならかなり細い線となります。ましてノズル0.2mmだと、1mm以下のラインも吹けるほどです。
しかしこのHD-130の場合、距離が1cm程度でも下側のような吹き幅になってしまいますorz フラッグとサイズ比較していただければ、その太さがお分かりいただけるでしょうか…。一応測ってみると2mm強が限界のようです。エアブラシでの細吹きでは、どうしても細くしたいときに”ノズルキャップを外して吹く”なんて方法もありますが、それでも太さは変わりませんでした;

やっぱりニードルとノズルの精度問題なんですかね〜。ニードルもちょっと先が粗かったので研磨してみようかな……。この実売価格ですから、品質のバラつきはかなりありそうなので、ひょっとしたら”一種の不良(よく言えば個体差?)”という可能性が高そうです;

何れにせよ、とりあえず通常塗装やクリアー吹きなどなら問題なさそうです。ただ、低圧での細吹きが出来ない以上、黒立ち上げなどのグラデーション塗装、シャドー吹きには使い難い(ガンプラだと1/100以上で小さいパーツがなければいけるかも)ですね。あとノズル口径的にメタリックとかはいけるのかな? ひょっとしたら詰まりやすいかもしれませんから、別途検証したいと思います。メタリックマスターとか使うと低圧で乗せるように吹くため、あまりノズルが細すぎると詰まちゃうので; あと、今回は時間の関係で低圧状態でしか試せませんでしたが、次回は通常圧(L7では高圧細吹きは無理なので;)での細吹きも試してみたいと思います。

ここからが追記分となります。ニードルのザラツキが気になったので、研磨して滑らかかつ鋭利にしてみました。それによる実際の使用感への影響などをまとめています。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

こちらが研磨し直したHD-130のニードルです。前回のような横縞(ザラツキの元である細かい段差)がかなりなくなり、表面が滑らかになっているのが分かるかと思います。研磨は300番からはじめ、400、600、800、1000、1200と順に番手を上げていきます。研磨作業中は力を加えず撫でるように、さらに回転させながら磨くことで(リューターに取り付けて磨きましたw)、ニードル本来の円錐形状を崩さないように研磨します。指で触ってザラツキがとれたら、最終的にコンパウンドを通常と仕上げ用の2種類を使って磨き、終了となります。
ただし、もしニードルの研磨作業を行う場合は、必ず自己責任の元で作業してください。というか、記事にしておきながらなんですが……あまりオススメしません(^^; ハンドピースにとって、ニードルとノズルは最も重要な部位であり、研磨に失敗した場合は最悪まともに吹けなくなることもあります。もしどうしても研磨する場合は、非常に繊細な部品ですので、取扱には充分注意してください。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

改めて、エボリューション用の0.2mmニードルと比較してみました。だいぶ滑らかになったHD-130のニードルですけど、やはりエボリューションのモノと比べるとまだまだ粗いです。ただ、ニードルは非常に繊細な部品ですから、削りすぎるのもよくありません。テーパーがほんの少し変わるだけでも吹き加減に大きく影響してしまいます。なので、これが限界……かなぁ。ということで、この状態で一旦テストしてみることにしました。

ROYALMAX AIRBRUSH  HD-130 NO:302

噴霧状態は良好、ぉ、細吹きもだいぶ出来るようになりました。0.2mmノズルにしてはまだ太いですが、初期状態とは比べ物にならないほど改善されましたし、まぁこれだけ吹ければとりあえずはいいかな。ラインが少しガタガタしているのは、ニードルの粗さでしょうなぁ; でもこれ以上研磨するのは少々怖いので、この辺にしておきますけど、もう一度研磨してみましたので、その結果は”エアブラシ(ハンドピース)のメンテナンスについて”をご覧ください。
それと、ニードルの引き加減に対して塗料の吹き出る量があまり比例しなかった問題も解決しました。今はレバー操作がしっかり反映されるようになっています。よかったよかった。ということで、2度目の使用レポートを終わります。少々手間が掛かりましたけど、1600円でこの性能なら充分満足いくものとなりました。

以上です。細吹きのトラブルはありましたが、思ってたよりはまともなハンドピース(いったいどんなのを想像してたんだかw)で安心しました。普通のダブルアクションの1/5〜1/6の値段ですから、一般的なハンドピースは大事に使えば10年は使えると言われてますので、1年半〜2年くらいもてば元は取れるということです。消耗品のOリングやパッキン系さえなんとかなれば、2年くらいはもちそうな気がします。最初の1本として使うにはオススメできませんけど、2本目、3本目で割り切って使う分には意外とアリですね。
では、See you next time!

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