1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 [ SUPER MESSIAH ALTO'S COLOR TYPE ] 完成レビュー(ファイターモード編)

2009.02.25 | author: | MACROSS | 開発計画
マクロスF(フロンティア) 1/72 VF-25F スーパーメサイアバルキリー アルト機マクロスF(フロンティア) 1/72 VF-25F スーパーメサイアバルキリー アルト機

ギャラクシーネットワークを介して配信された「YF-24エヴォリューション」の設計データを元に、第25長距離移民船団マクロス・フロンティアにおいて開発された次期主力機体。まだフロンティア内の統合軍への配備はされておらず、民間軍事プロバイダーS.M.S.に実戦テストを兼ね試験配備されているのみである。従来のVFシリーズと同様にファイター、ガウォーク、バトロイドの3形態に変形可能なVF(可変機)で、最大の特徴はオプション兵装(スーパーパーツ、アーマードパーツ)を装備したままの可変をはじめて可能とした点である。また、パイロットへの対G負荷の軽減を目的としたEX-ギアも初採用となる。ピンポイントバリアシステムも継承しており、その技術をナイフの刀身に反映させる等の近接用装備の追加も成されている。尚、単独でのフォールド航行は可能であるが、オプションのフォールドブースターを装備する必要がある。現段階でのVF-25のバリエーションには、標準型のVF-25F、指揮官型のVF-25S、長距離支援型のVF-25G、索敵電子戦型のRVF-25の4系統である。 スーパーパーツは、最大加速能力の向上を主眼に開発され迎撃ミッション等でその性能が発揮される。兵装も強化されており、ウェポン・ベイにミサイルポッド、ビーム砲等を搭載可能となっている。また、スーパーパーツ装備時の最大加速は15Gにも及ぶが、化学ロケット燃料の消費、搭載ミサイルの射出等により重量が軽減されると、瞬間的には設計限界強度の倍にあたる30G近い加速度を発揮する。

VF-25シリーズ第一作目のVF-25Fアルト機とVF-25用スーパーパーツのセット版です。付属シール類は、VF-25Fとのセットということで隊ナンバリングは”SMS007 ”のみとなっています。スーパーパーツ単体もこのキットの1週間後に発売となりましたが、若干の差異はあります。肝心の中身はというと、VF-25Fの出来は変わらずよいのですが、スーパーパーツの付属シールの精度の悪さに若干泣かされます。サイズが合わないものが多いのですけど、大きいのであればカット等で対応できるものの小さい場合は結局部分塗装となりますし、大きい曲面が色分けされていないがために切り込みをいれつつのシール貼りには疲れました。色分け自体はがんばってはいるんですけどねぇ…細かい所がどうしても追いついていません。そこをVFシリーズ同様シールでカバーするのはよいのですが、もう少し精度が欲しかったです。プロポーションは3形態ともに申し分ないです。ただ、脚部の可動性が若干落ちているのは、形状的に仕方ないですね。
さて、恒例となっているVF-25シリーズ共通の3編構成でお送りします。それと申し訳ありませんが、今回も可変システムに関しては割愛しますので、可変機構をご覧になりたい方は、お手数ですが「VF-25F メサイア アルト機」を参照してください。
尚、VF-25F、VF-25Sと高解像度でお送りしてきましたので、こちらも高解像度サイズでのお届けですよっ。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

先ずはファイター形態です。迫力、重量感ともに申し分ないです。プロポーションもよくきちっと色分けしてやれば、見栄えもいいですよ。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

低アングルからの迫力もノーマルに比べてさらに増しています。これまでの細身の実機のようなイメージから、ブースター等が追加されることでマクロスらしさが良く出ていますね。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

真横から見ると、ブースターの厚みがかなりあるにもかかわらず後部側に集中している所為かそこまで重厚という感じはしません。尾翼の高さまででおさえられてるからかな?

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パープルの調合が面倒になり(なっ!?)ブルーで塗装したアルト君ですorz しかも、なんか前回よりも青の彩度があがってる気もしますが…気のせいということで; いつものごとくちょちょちょいっと部分塗装です。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

ランディングギアも、ノーマルVF-25系と同じ(当たり前だー)です。ただ、今回は全体をノーマルシルバー、サスシリンダーとホイールのみをメッキシルバーとしています。ブースターがあるだけで、見た目かなり違いますね…。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

後部ランディングギアのハッチには追加装甲がかぶさっているのですけど、可動式(通常ハッチとは逆側に開きます)となっているので、観音開きみたいな感じで着陸脚が出ています。ちなみに通常ハッチは相変らずの開閉選択式です。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

今回使用してるスタンドは、スーパーメサイア アルト機と同時発売だった”アクションベース1 S.M.S Ver. ”(もちろん別売りですよ)です。この方がらしいですし、結構いい感じです。ちなみに黄色い部分はシールで再現されており、3バージョンから選べます。…あと2つ…いや、スカル小隊を全て飾るなら3つ買わないとなのかっ!orz

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

ここからはスタンドディスプレイです。ファイター形態の際のスタンドジョイントは、ノーマルVF-25と変わらずです。やはり飛んでる姿が似合いますねぇ。coolですっ!

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

真正面と真後ろを。正面から見ると、エアインテークが装甲で塞がれているのが分かります。ブースターのヘッドにも同様の装甲があり、取説によると「対弾性の向上による生存率の拡大」ということだそうです。後ろから見たときの迫力はさすが”スーパーパーツ ”といったところですね。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

機体後部のボリュームを重点的に増やしてるので、機首から後方にかけて三角形になっています。このあたりのまとまったデザインは非常に好みですよ。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

ローアングルからパースを効かせた前後のショットです。ノーマルVF-25も細身の洗練されたデザインがよかったですが、このマッチョな感じのファイター形態もカッコよいですね。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

コックピットすぐ後ろにある追加装甲は、前後に若干ですがスライドします。しかし…特に取説では「動かしてください」とかって書いてないんですよね…。何のため…まさかアーマードを想定してですか!?

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

またまた前後のショット。いやぁ、好きなので〜; そろそろ気づいた方もおられるかな? 後方から見ると足の位置がノーマルVF-25に比べやや下側になっていますよね。これは脹脛に追加された装甲の所為で、これが定位置だそうです。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

下から見ると、巨大なミサイルを左右に積んでるようにも見えます。ファイター時の脚部の固定位置は、ノーマルのVF-25とはちょっと違い非常に微妙なポジション(ノーマルではぴったり閉じてるはずの膝近辺に隙間があいてるの分かります? )を要求されます。なので、ファイターを手で持った際の持つ位置が悪いと簡単にずるっとずれてしまいます。この辺りはもう少しカッチリ感が欲しかったですねぇ。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

パっと見は、しっかり固定されてるようにみえるこのファイター形態ですが、ノーマルよりもさらに不安定さが増しています。ノーマルでは、各パーツがピタッと合うことで補助的なロックになっていたのですが、スーパーパーツを取り付けると微妙な位置での固定に加え、重量物が増えるので安定感が激減してしまいます。もったいないなぁ…。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

後方からの視点です。今回スラスターノズルは、外側をノーマルシルバー、内側をゴールドとしていますが、元の成型色がくすんだゴールドなのは何故なのでしょう? 本来設定だとガンメタっぽい感じなのでそういった色合いにすればよかったのに…ナゾです。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機 1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

さてさて、スーパーパーツ、アーマードパーツといえば、追加兵装のミサイルポッドです。もちろんハッチは開閉式ですので、思う存分発射形態をとれますよ?

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

このマイクロミサイルは、弾頭先端が赤、側面が白という設定なのですが、このミサイルランチは全て赤成型…。といううわけで先端以外を白にしています。ハッチ裏面も珍しくグレーで部分塗装をしてます。

1/72 VF-25F スーパーメサイア アルト機

スーパーパーツの追加部位は機首にはまったくないため、機首のくびれが際立って綺麗ですね。正面や下からのアングルだと特にそれが見て取れるので、個人的にツボです〜。

ファイター形態はここまでです。引き続き「ガウォーク形態」をご覧ください。
    

            

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