VOLKS IMS 1/100 the BANG 作成レポート その3

2009.11.02 | author: | 開発計画 | ETCETERA
「VOLKS IMS 1/100 the BANG 作成レポート その3」です。前回までで、頭部のパーツの表面処理を行いました。パーツ点数は多く、形状は複雑なものが多いですが、幸いパテなどを使わないといけないヒケはありませんでした; 今回は、後の塗装の段取りを考えつつ、組立て可能な箇所を組み立てていきます。
その前に…前回の補足をまず書きます。サンドペーパーを400、600、800番と用意するのは、400番→600番→800番と番手を上げていきながら表面を整えていくためです。最初から目の細かい番手を使うと、ヒケを見つけてもなかなか削りだせないので時間とサンドペーパーを無駄にしてしまうからです。ただ、自分の場合は、あまり400番は使いません。大きいヒケを見つけたときや、パテを盛ったあとに使うくらいかなぁ…。基本は、600番で粗がけしたあと800番で軽く整える感じです。
ただし、もしサフ吹きをせずに塗装をするのであれば、さらに1000番で整えた方が良いでしょう。今回は、塗装前にサーフェイサー(1000番)を吹きますので、800番での仕上げにとどめても、サフが細かい粗さを埋めてくれます。このあたりは、目指す仕上がりによって変えていきましょう。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

では、接着可能なパーツを接着していきます。後の塗装の際に、同じ色で塗るパーツは先に接着しておくと手間が省けます。っと、実際は写真のパーツに加え、もう1点パーツを使用します。それはとり忘れちゃいましたので、後ほど…。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

先ずは、スタビライザーの連結部分のパーツを接着します。パーツが細かいので、ピンセットとかを駆使した方がいいですね。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

接着方法は、適材適所で使い分けましょう。今回は通常のプラスチック用接着剤でしっかりと固定させます。乾燥時間が長い(2日程度)のが欠点ですが、完全乾燥後は非常にしっかりと固定されます。お急ぎでないなら、プラスチック同士の接着はそれ用の接着剤がいいですね。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

続いて、頭頂部のパーツを取り付けていきます。パーツの合いを確認しながら、固定する角度を決めて接着します。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

接着剤は、いきなり塗るのではなく、何度もパーツを合わせて接着剤を塗る場所をよく確認することです。そして、双方の接着面に2〜3度接着剤を添付して、パーツを合わせます。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

頭の下部分にボールジョイントを固定します。奥までしっかりと差し込みましょう。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

続いて、バックフェイス(中央部分)を取り付けます。ここは、パーツの合いがある程度上下に動いてしまうので、ここだと思う角度を事前に確認しておきます。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

固定する角度が決まったら、完全乾燥するまでは動かさないようにしましょう。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

続いて、左右のバックフェイス、中央裏側のパーツに、スタビライザーの差込穴のあるパーツを接着します。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

中央は良いのですが、左右については塗装の際に塗り分ける必要があります。今回は先に固定しましたが、塗装後に接着するのも良いでしょう。

VOLKS IMS 1/100 the BANG

最後は、左右のバックフェイスを頭部と合わせます。コレでちょっとは頭部の外観が見えてくるかな…?

VOLKS IMS 1/100 the BANG VOLKS IMS 1/100 the BANG

ここも、パーツの合いをよーく試してから接着します。合わせ目を消す箇所(右写真赤○の所)がありますので、それを考慮しながらパーツを合わせます。

続きは次回に〜。今回の作業で、とりあえず頭部の接着箇所は全て固定しました。あとは、完全乾燥を待って、接着剤がはみ出た部分などを成型し直してやります。乾燥には2日程度かかりますから、乾かす間に別の部位の製作にとりかかりまーす。ただ、後からこの作成レポートを通して見た場合を考えると、手順が部位ごとになっていた方が分かりやすいですよね…。乾燥させる間に他を紹介するか、別のものを公開するかは、ちと次回のお楽しみということで〜。では、See you next time!
    

            

開発計画 | 備考 2009年11月 | ETCETERA | HOME |