MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル [ G FIGHTER ] 完成レビュー(ガンダムとの様々な形態)

2009.02.03 | author: | MASTER GRADE | 開発計画
ここからは、「ガンダムとの様々な形態」のレビューをしていきます。Gファイターとガンダムとのバリエーションは、Gブル、Gブル・イージー、Gスカイ、Gスカイ・イージー、ガンダム・スカイと多岐に渡ります。加えて、ハイパーハンマーと、シールド2重構造化も合わせて紹介していきますよ。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

先ずは、Gブルから再現していきたいと思います。先ほどのGアーマーから、Aパーツとガンダムの腰から上を取り外します。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

キャタピラのアームを収納して、さらにアームを一番前方まで移動させて、ガンダムのランドセルにキャタピラを固定します。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

そしてコア・ブロックには、Gブル用の補助パーツを取り付けてやります。これは、Gブルのときにのみ使用で、Gブル・イージーの時には使いませんよ。写真はないですが、この後シートをファイター時の位置にし、機首を引き出してやる必要があります。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

これでGブルの完成です。懐かしいですねぇ。もし最新のアニメの機体として登場したら「何コレ?」と思うでしょうねw 使用パーツは、Aパーツ、Gブル用補助パーツ、追加シールドとガンダムのAパーツにコア・ブロックです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

Gブルの際は、コントロールはこのコア・ブロックで行なうようです。だから、前(進行方向)は、むき出しの方ということになります。しかも、よく見ると胸中央のハッチが半開き…ですよ。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

昔のものとして改めてみると、意外と味があります、このGブル。この斬新で独特のフォルムがなんとも言えません。戦車は、防御の観点から普通正面の投影面積を出来るだけ少なくするものですが、これ正面の面積ありすぎに加えてとんでもなく無防備なような; このギャップがいいのかしら。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

たしか、これも空飛べましたよね? 一応空間戦闘も出来た覚えがありますし。というわけで、スタンドによるディスプレイです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

この横からの写真を見ると、銀河鉄道999に出てきたビーム砲の付いた装甲車両みたいです。正面はともかく、横からの防御力は結構ありそうですね。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

続いてはGブル・イージーです。「変型解説は?」と聞かれそうですが、Gブルからコア・ブロックを取り外してメガ粒子砲を機首側に向ければ完了なのです…。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ん〜〜〜、個人的にはGブルの方が味があって好きですね。気になるのは、この形態だとビームライフルが使えない…のかな? ぁ、使用パーツは、Aパーツ、追加シールド、ガンダムのAパーツで終わりです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ああ、サンダーバードのジェットモグラのよう…。じゃなくて、HGでもこの形態を再現できるようになっていましたが、これだけ完全再現出来るのは、さすがMGといったところです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

今度はGスカイです。さきほどのGアーマーの形態から分離したBパーツ部分に、Gスカイ用の補助ジョイント、コアファイターを取り付けます。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

これって、たしか昔の設定画だとコア・ファイターがもっと巨大に描かれていましたよね。それを補完する意味で補助パーツが付けられるようになったはず。こうして見ると、コア・ファイターに比べて後ろのブースターが如何に巨大かがよく分かります。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

Gスカイ、Gスカイ・イージーの際は、Gファイターキャタピラ収納形態の時に使用したランディングギアを使えます。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

この状態で使用するアタッチメントは、角度調節付きの大きいほうになります。元の設定で、ガンダムの下半身にコア・ファイターが主翼を展開してダイレクトにくっ付いていたのが不思議だったのを覚えていますが、この補助パーツを使うことで主翼を展開したままガンダムの下半身へ固定出来るようになっています。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

真正面から見て、パースが効いていてもコア・ファイターの大きさはこれだけしかないのです。後ろからだともっと小さくなってしまいます。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

Gスカイ・イージーの場合は、ガンダムのBパーツをジェネレーターユニットに交換すれば完了です。他の使用するパーツは、Gスカイとまったく同じになります。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

Gスカイ・イージーの完成です。この状態だと、なんでだろうコア・ブースターのイメージに近いですね。実際は、コア・ブースターよりも大きいと思いますが、全長が若干短くなったからかな?

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ドッキング部のアップです。Gスカイだと、Bパーツとコア・ファイターの間にガンダムの腰があったため全長がその分長くなっていましたが、Gスカイ・イージーでは、腰の分まるまる短くなっています。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ガンダムとの合体形態の紹介としては最後になる、ガンダム・スカイです。この際は、BパーツにGアーマーの時とは逆向きにガンダムを固定します。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ガンダム・スカイの完成です。高機動化を目的とした形態で、MSというよりMAに近いようですね。小さい頃に見た印象では、もっとBパーツ部が小さく感じたんですが、同スケールできっちり再現すると意外と下半身が大きいです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

下半身がまるまる固定されますが、ガンダムVer.2.0では腰の可動範囲が比較的広く確保されているので、捻る、傾くといった動作が活きてきます。ひょっとしたらVer.2.0化するにあたって、Gファイターとの合体も考慮にあって腰の動きを再現したのかもしれません。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

以上、ガンダム・スカイでした。これで、Gファイターとの形態は全て終了になります。あともう少しだけお付き合いくださいね。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ここからは、これもキット化は初となるシールドの2重化ギミックの解説です。最初に追加シールドの赤丸にあるパーツの取り付け方法を写真のように変更し、表の十字パーツを取り外します。表から見ると、覗き窓の横からグレーのパーツが突き出ているのが分かります。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

ガンダム付属のシールドからは、シールドマウント、先ほどの赤丸にあったパーツを取り外してしまいます。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

あとは、2枚のシールドを重ねるて、ガンダム付属のシールドから取り外したシールドマウントを追加シールドの中央やや右上にある凸部に固定して完了です。完全にぴったりと重なるわけではありませんが、物理的にもこれが限界でしょうね。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

そして、余剰パーツが発生してしまいます。ガンダム付属のシールドからは、先ほどの赤丸で括られたグレーのパーツ。追加シールドからは、十字の黄色いパーツです。出来れば、これら余剰部品が出ることなく重ね合わせが出来るとよかったのですが…。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

長くなった(なり過ぎ;;)このレビューもとうとう最後の紹介です。そう、残されたハイパーハンマーです。2重化シールドもせっかくなので持たせて見ました。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

グリップ部には、ガンダムハンマーのような凹みはありませんが、ただ握らせればいいので基本的に保持に問題はありません。2重化シールドも重さにより腕や肩がへたるんじゃないかと心配しましたけど、意外にも保持は問題なさそうです。

MG 1/100 Gファイター ガンダムVer.2.0用 V作戦モデル

最後はポーズを決めて、Gファイターのレビューの〆とさせていただきます。お疲れ様でした、そしてありがとうございました_(._.)_

まだ残ってた…総評ですorz ガンダムVer.2.0用として作られたこのGファイターですが、設定にある形態を一通り再現できるのはファンとしては非常に嬉しいところです。Gファイター単体のフォルムもよく再現できていますし(もちろん他の各形態も見事です)
、MGとしては定番化している内部構造も外観を崩すことなく細部に至るまで組み込まれています。懸念のあったGアーマーへの合体時の保持の問題も固定箇所を増やすことで見事にクリアしていますね。色分けも文句のない出来栄えですし、1/100という大きさもあって完全な素組でも大変迫力のある仕上がりなります。シールドの2重化の再現、ハイパーハンマーの初キット化という要素もプラスだと思います。あと、今回このレビューでは紹介していませんが、同スケールのパイロット&クルーフィギュアもいい出来です。数もかなりあり、セイラ(制服立ち&パイロット座)、スレッガー(制服立ち&パイロット座)、クルー×2と盛りだくさんです。
問題点をあげるとすれば、Gアーマー時のあまりにも大きすぎ、重すぎる点から、アクションベース1ではやや不安定な点。ここは、出来れば安定感のある専用スタンドが欲しかったですね。アクションベース1は様々な状態でのディスプレイが可能なよう調整箇所がいくつもあり、それがGアーマーの大きさと重さの前では返ってデメリットになってしまっています。せっかくの一番の売りとも言える大迫力の形態なわけですから、本当に惜しいです。まぁ、まったく飾ることが出来ないというわけでもないので、「我慢してください」と言われるとそこまでなんですが; あと、シールド2重化による余剰パーツが発生してしまうのも残念です。裏面のリアリティを考えれば、物理的に仕方のないことだとは分かるんですけどね。まぁ、このあたりは、問題点というより”欲”と言った方がいいかもです。ここまで見事な仕上がりなので、どうせならアレもコレもと考えてしまうのが人間というものですからw
というわけで、ガンダムVer.2.0をすでに持っているのなら、買って損はないと思います。特に人型ばかり作っていて、「食傷気味〜」なんて感じてるならなお更ですよ。作成自体も結構楽しめましたから。恐らくGファイターとしては決定版と言える出来です。ガンダムVer.2.0を持ってない人にも、ガンダムと合わせてオススメしたいですね。
    

RX-78-2 ガンダム(REAL GRADE)   FA-78-1 フルアーマーガンダム   RX-75 ガンタンク   RGM-79 ジム Ver.2.0   RX-78-2 ガンダム Ver.2.0

            

MASTER GRADE | 開発計画 | HOME |