MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム 作成レポート その3

2010.05.02 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム 作成レポート その3」です。取説通り右腕の製作に入ります。ウイングガンダムの腕部は、可変機構のためか構造的にもなかなか他のガンダムにはない形状をしています。その分パーツ点数も多めですが、結構細腕だったりします。そして、バスターライフルという重量物を保持することになる部位でもありますから、保持力のチェックと必要であればその向上も念頭において作業していきましょう。

あーー、そうそうまさみがやってるの見ててちょっと面白そうだったので、ブツブツつぶやきはじめましたぁw 公開している作成レポートと実作業の間には、更新作業の関係でラグがあります。なので、ツィッターの方では、オンタイムの製作状況を確認できるようにがんばっていこうかなーと。まぁ…手探り状態なので、どういう形で公開していくかは今後イロイロ変わると思いますが、よければ見てやってくださいー。

MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム

右腕のフレームパーツです。構造上、腕内側の装甲、クロー部分も含みます。パーツ一つ一つが、通常のMGよりも小ぶりですね。

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先ずは肩関節から組立てましょかー。この細身の腕にバスターライフル、大きめのシールドを所持することになります。ちなみに一番上に写ってるパーツは、ゲート跡と間違えやすい切り取っちゃいけない部分があるので、取説をよく確認しましょぅ。

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確認してみると……んーこれは仮に保持できてもすぐにヘタるか、保持しきれなさそうな感じです。なので、赤○2箇所に瞬接を盛って可動を調整することにしました。
こういう関節単体で固さを確認するときは、部位によっては少しキツメになるように調整します。たとえば今回の肩の場合、普段組みあがった腕として可動の固さを確認するときって、腕あたりを持って動かしますよね。そうするとテコの原理というやつで今回の肩だけで動かそうとしたときよりも軽い力で動かせます。
なので、関節ブロックごとに可動の調整をするときは、そのあたりを考慮することを忘れずに。もちろんバラす手間はありますが、一通り組み上げてから調整するというのもありだと思いますよ。

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調整した肩に、ショルダーアーマー用の可動基部を取り付けます。

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お次はおてて。Vガンダムと同じ構造の差し替え式タイプの手になります。バンダイ的にはF91やクロスボーンでも可動式の手を再現出来ていたわけですが、保持力の面でこのタイプを選択したのかもですね。

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肩、手と組み立てましたので、腕本体の製作にはりましょう。写真はクローと内側の装甲が一体となる部位です。細かいパーツが多いので、破損や紛失、必要な箇所を切り落としてしまわないように注意ですよ。

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クロー部分はスライドするようになっていため、そのスライドストッパーとして赤○の部分が鈎状になっています。右写真のように組み付けますが、クロー、その基部の向きをしっかりと確認して取り付けましょう。

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肘関節はシンプルな構造なので、そのまま組み立てるだけですね〜。

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組み立てたクロー、肘関節を腕のインナーフレームパーツで挟み込みます。

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こちらもパーツの向きに気をつけながら、組み立てましょう。肘関節はとりあえず固さに不安はなかったですね。個体差があるかもなので、確認して緩いと思うようであれば調整してください。

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腕のフレームが完成したので、最初に組み立てた肩ブロックと合わせます。

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って、手も↑で一緒に取り付けても良かったですねorz えーと、手もつけちゃいましょう。

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これで右腕のフレームパーツの完成。構造上内部フレーム完全再現とはいきませんが、ブロック化されたシンプルな仕上がりです。肘の可動範囲は右写真になります。クローが肘内側というありえない位置にある関係で動きが制限されますけど、これだけ曲がれば十分かな。

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フレームも完成したので、装甲を取り付けていきます。装甲パーツも今回面白い工夫がされていますので、それについても紹介しまーす。あと追加の塗装箇所として、腕裏のピンにゴールドを塗っています。

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腕の外側装甲は、内側にフレームパーツも含まれます。先ずはこれを合わせちゃいます。この二つを組み付けるときは、ピンの数が多いので位置をきちんと合わせてから押し込まないと、パーツが破損しやすいので注意〜。

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腕周りから装甲を取り付けましょうか。↑の外側装甲に加えて、側面装甲も一緒にパチパチっと。

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続いて上腕装甲です。これまでのMGだと、上からスポっとハメるタイプが多かったですよね。しかし、肘の可動によって上腕装甲が上下にカコカコ動いたりして、鬱陶しかったりしました;
ですが今回のウイングでは、これまで通り筒状形状で上から差込むのですけど、上腕装甲の一部(アポジモーターがあるパーツ)を別パーツ化し、その部位は側面方向からの差込式としています。これにより、パーツの分割形状、2方向からの固定という2つの要素で上腕装甲がしっかりとホールドされるわけです。小さな変更点ですが、この構造が採用されて以来(最初はたぶん陸戦型ガンダム?)待ちに待った変更だと個人的に思います。
ただ、この構造を採用するには腕のディティールによるところが大きい(パーツ分割ラインが目立たない構造じゃないと、余計な合わせ目が発生してしまう)ので、使える機体が限られてしまうことかな〜。

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腕の装甲を取り付け終えたので、肩に入ります。組立て順序が一応あるので、先に右側の長方形っぽいパーツから取り付けて(実は後からでも組み込めたりしますが…)やります。

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ショルダーアーマーは、赤○のピンが肩にある基部の青○のレールに沿って動くようになっています。この構造は、これまでMG化されたウイングガンダム(ゼロにアーリー)と同じ。

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あとはショルダーアーマーの残りの装甲を1つずつ取り付けていくだけ。補助スラスターのノズル、上面装甲(青)をハメて…

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最後に上面装甲(白)、丸い黄色のパーツを取り付けまふ。これで肩の完成でーす。

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仕上げとして、一旦分割した肩と腕を再度取り付ければ右腕の完成です。

MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム

いろいろと補足説明を書いたりして長くなりましたが、今回はこれにてしゅーりょー。

装甲を付けた状態での肘の可動範囲は、次回書くことにします; そんなわけで次は左腕の製作に加え、twitterの方でも一部先行公開している腰も合わせてレポートします。お楽しみにっ。
では、See you next time!
    

            

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