MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム [ WING GUNDAM ] 完成レビュー(バード形態編)

2010.05.10 | author: | MASTER GRADE | 開発計画
ここからは、「バード形態編」として変形機構とバード形態の紹介をしていきます。変形構造は比較的シンプルですが、そこはMG化ということでかなり複雑な連動ギミックが採用されていたりします。また、バード形態では手は取り外しますが、他は全て組み替え、差し替えなしの変形を実現しています。
最後にはちょっとしたオマケもご用意していますよ〜。

MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム

ではバード形態に変形させる手順を紹介します。先ずは、両手を潔く取り外しちゃってくだいな。

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続いて上半身を軸に、頭部、下半身を180度回転させます。下半身については、腰を一度引き伸ばしてから回転させましょう。

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ショルダーアーマーを基部のガイドレールに沿って外側へとカチッと抵抗があるまでスライドさせます。そして、肩関節を手前に少し引き出してやります。

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左右ともに↑の作業をするとこんな感じになりますよ。

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そして、肩の付け根部分には赤○で括られたフックが隠れていますので、サイドスカートを上へと可動させ溝に引っ掛けて固定します。

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両方とも作業を済ませると、写真のような形になります。

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今度は手の変形です。腕外側の装甲を開き、内側のクローの付いた部分を手首の軸を使って写真2枚目のように90度回転させます。

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左右共に変形をすませれば、腕周りの変形完了ですっ。

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脚部の変形に入ります。膝の変形は、先ず3つ目の関節軸(通常ロックがかかって動き難い方です)のみを使って膝を90度曲げます。それから、最初に曲げた変形用膝関節はそのままに、通常の膝関節を普段とは逆方向(つまり前側)に動かしてやります。

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足首は、変形用の膝関節を可動させた時点で中へと連動収納されますので、あとは足先を閉じてやります。

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これで脚部の変形が完了しました。変形させた状態は、写真のような状態になりますよ。

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最後はシールドとバスターライフルの変形です。シールドのグリップとジョイントアームは、写真のような形で収納していきます。

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↑でジョイントアームを閉じたら、最後にグリップを倒して変形終了。

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続いてバスターライフルのグリップを中へと収納し、バスターライフルのグリップ前方にあるピンをシールド裏先端のダボに差込み、スライドさせて双方を固定させます。

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最後にシールド裏にある2本のピンを、バックパックの穴へと差し込めばバード形態の完成です。

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バード形態です。機首?に相当する部分がシールド、バスターライフルをそのまま足したような長さになっているので、全長はかなりのものです(^^;

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これだけ長いと、MS形態で小ぶりに感じていたのが嘘のような存在感を出しますね;

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イメージとしては、脚ツメもあるし鷹や鷲といった感じですかね〜。

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表側はシールドやバックパックがある分それらしく見えますが、裏側は後頭部や胸部が丸出しなのでMS形態の面影が強いです。

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機首は長さがある分、正面から見てもかなり迫力ありますよ。

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横から見たときの長さは異常ですw また横からだけでなく、真正面からみたときにも感じるのはその薄さですね。

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改めて見ると…見た形がなんとなくライディーンのゴッドバードみたい……。機首のバスターライフルを取り外せば、さらにそれっぽくなりそうですw

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以上、どこから見ても迫力、存在感満点のバード形態の紹介でした〜。

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最後はオマケのVer.Kaとの比較です。頭頂高、腰位置はほぼ変わりませんね。まさにカトキバランスです(^^; ただ、ウイング形状が大きく異なっています。というか、アーリータイプのウイングってこんなに大きかったっけ; TV版の方は、展開式だからコンパクトに感じる部分もあるかも。

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ライフルとシールドの比較。ライフルは…なんという長さの違いでしょう(^^; カートリッジとかに共通点は見えますが、ほとんどベツモノですね。シールドに関しては、デザインの差異こそあれ、カラーリングが同じな分意外と似ているように見えます。

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Ver.Kaはゼロカスタムとほぼ同じ外観なので、TV版とは随分と雰囲気が違います。もちろんカラーリングの違い(コントラストも違うし)による面もありますがー。

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以上、MG ウイングガンダムのレビューでしたー。

〆の総評でーす。作成レポートやこのレビューの冒頭でも触れていますが…正直なところ、プロポーション的な面では好みではなかったりします。小顔脚長過ぎるんですよ; ただ、それでもTV版ウイングガンダムの特徴はきちんとおさえていますので、Ver.Kaとして見ればよく出来ていると思います。
可動性は少し小ぶりなこのキットでも、各部非常によく動いてくれますので文句なしです。色分けも、一部に塗装が必要な箇所がありますが、キットそのままでもかなりハイレベルな仕上がりになります。ギミックについては、膝や翼、シールドの連動ギミック、腕の変形機構とどれも出来が素晴らしいです。これは保持という意味でユーザーへの配慮とも繋がりますが、バスターライフルの保持方法には本当に感心させられました。ちょっとしたアイデアものだと思います。オマケ要素は、ウイングガンダムに欠かせないものは一通り揃っていますので、申し分ありません。
正直、これでもう少しマッシブでよりTV版の雰囲気に近い仕上がりであったなら、個人的にはちょー満足なのですが…まぁ仕方ないですね; 欠点は、肩周りの関節保持力がやや低い以外は特にないと思います。
このキットを組んでいると、久方ぶりにTV版のガンダムWを観たくなりますよ〜〜。デザインバランスを抜きにしても、見所の多いオススメのガンプラですっ。
    

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