MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その5 (フレームの製作・右脚)

2012.07.05 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RMS-108 マラサイ 作成レポート その5」です。前回に引き続き下半身を作っていきます。腰、足と組み終わりましたから、次は右脚を作っていくわけですが、ここはマラサイらしいフレームパーツがちらほら見受けられます。太腿の付け根部分のような共通っぽいパーツもありますけど、ようやくザクやグフからはなれたように感じられました(^^; 構造的には、膝の連動ギミック等いつもどおりという感じで、マラサイならではというポイントは残念ながらありませんでした。一番ギミックを詰め込みやすい部位なのですから、もう少し独自性が出ていると良かったですね。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

右脚のパーツ一覧です。パーツ構成は、腕と同じく各部がユニット化された印象で、そこまでメカメカした感じはありません。なんというのか…小綺麗過ぎるんですよね。外の部位にも言えることですが、もう少しディティール的にメカらしさが欲しかったなぁ。膝裏の動力パイプは、頭部、腰部とは異なり、外装と一体化した簡易版となっています。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

組み立て開始です。まずは太腿の付け根部分から。ザク、グフのVer.2.0でも見られるタイプで、細かなディティールこそ違えど、構造的にはお馴染みのモノです。ポリキャップの向きに気をつけ、仕込み忘れのないように組み立ててください。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

続いて膝を組み立てます。動力パイプの一部には、追加の塗装箇所(写真上段右の○印)があります。膝の色に合わせて塗装しておきましょう。組み立て時には、動力パイプの左右取り違え、上下の向き(長い方が上)に注意しつつ組んでいってください。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

組み終わった膝に、太腿、膝下のパーツを取り付けていきます。太腿、膝下ともに単純なモナカ構造のみで、別途前後に張り合わせるパーツもなく、ディティール的に深みが感じられません。ゲルググv2のような多層可動構造にしろとまではいいませんが、もう少し凝って欲しかったかな;
構造的に簡素ですから、組み立ても比較的容易です。気をつける点は、膝の連動可動部分もしっかりピンに挿し込むこと、足首関節の前後の向きを確認する、の2点のみかな…。そうそう、見ての通り、膝周りにはポリキャップの類は使われてなく、PS樹脂の摩擦のみで保持が保たれているわけですが、意外としっかりとした保持力があります。未塗装状態でも十分保持力ありましたので、塗装後は少しキツイくらい。塗装量によっては連結用ピンの塗膜は落とした方がよいかもしれません。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

あとは足首外側、内側にスラスターノズルを取り付けていきます。内側のノズルパーツ”C−2 ”は、MGガンダムAGE-1の足裏ノズルのように、中心部に穴を開けて少しだけディティールアップしています。また外側のスラスター部分は、先にパドルを脚に取り付け角度を調整した後、ノズルを組み付けます。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

外側、内側、それぞれのスラスター取り付けが終わったら、仕上げに冒頭で組み立てた腿の付け根と、前回作成した足フレームを合わせて、右脚の完成です。

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

MG 1/100 RMS-108 マラサイ

動力パイプの位置、形状的観点から、ザクやグフのそれとはだいぶ形状が異なっています。ようやく、マラサイらしさを感じるフレーム構造が見られた気が……; フレーム状態としての見た目的には、外側スラスターのパドルは付けたくなかったのですけど、パドルとスラスターの組み立て順序の関係から取り付けておきました。
それにしても、こういう丸みのあるラインはいいですねー。平面的なディティールではあるのですけど、”メンテナンス性を向上させるために、ユニット化されたデザインになっている ”という設定としてならアリかもしれません。これからもガンダムばかりでなく、モノアイ系MSのMG化も定期的にお願いします、バンダイさん。

以上です。ひさしぶりのガンダム以外のMG化だったわけですし、脚の構造は出来ればもう少し力を入れて欲しかったですなー。さて、次回は左脚の組み立てになるわけですが、それでひとまずフレーム状態の完成となります。折り返し地点でもあるので、フレーム状態のマラサイをじっくり見ていこうと思います。
では、See you next time!     

            

開発計画 | 備考 2012年07月 | MASTER GRADE | HOME |