MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ 作成レポート その9

2010.03.29 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ 作成レポート その9」です。前回製作した右脚フレームに装甲を取り付けていきます。フレームパーツでもかなりの箇所に手が加わりましたが、可動範囲拡大のためには装甲パーツにもある程度手を加える必要があります。そのあたりを踏まえて組み立てていきましょう。

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム HDカラー+MSケージ

装甲パーツを並べてみました…細々したものが多いですね; 可変機構がある所為なのですが、HDカラーになりいくつかパーツ形状が変更されたものもありますので、そちらも紹介していきますよ。って、脹脛のバーニアノズルを忘れてる_/ ̄|○

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じゃあ、先ずは形状変更されたパーツを紹介しますか。上が旧Ver.Kaのパーツ、下が新規のものです。ダボの位置を基準に見ると大分カットされた上に形状そのものが変更されています。

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それに合わせて、脹脛内部に仕込まれるサイコフレームパーツも膝側(上側)がカットされています。

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そして側面装甲も後側の出っ張りが大胆に小さくなっています(^^; これらのおかげで90度までは拡大しているのですが、今回はそれを越える可動をさせるためにもう少しカットします。
HDカラーでの膝の可動範囲拡大は、構造をそのままに形状を変更して対応しています。そこで思ったわけですよ…ここまで形状を変えるのなら、もうちょい変えてもいいんじゃないかと。今回の膝の加工はそういう理由から行っています。加えて可動域のためにさらにパーツカットをして外観が大きく変えてしまったとしても、旧Ver.Kaのパーツは付属しているので見た目用のパーツと取り替えることも可能なわけです。
せっかく映像化もされて動くユニコーンを目にすれば、より大胆なポージングを付けたいですよね。元の可動性があまりにも低いMGユニコーンだからこその加工と言えるかもしれません。

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前置き?が長くなりましたので、組立てに入りますか。先ずは膝の装甲から。ここは、Ver.Kaではグラグラになっていた箇所なので、可動箇所は少しキツメに調整(右写真の赤、黄○のところ)しておきます。ただ軸受けが小さいので、盛り過ぎには十分注意して破損させないように気をつけましょう。

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先にサイコフレームパーツに上側の装甲を取り付け、それからフレームを覆う装甲をハメます。

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取り付けたら裏返し、残りの装甲パーツを「パチンッ」というまで奥までしっかりと押し込みます。

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これで膝の装甲パーツの完成。NT−D時には複雑に変形する部分でもあるので、連動可動しない膝としては異例のパーツ点数です。

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脹脛も先に作っておきましょうか。脹脛は、装甲、サイコフレーム、ノズルの3点構成。サイコフレームのノズルから見える箇所は、これまで通り黒く塗装しています。

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サクッと組み立てて脹脛の完成…なのですが、ここで修正箇所が発生。

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膝側の白い装甲断面部分を少し削ります。キットそのままだとかなり厚みがあり膝の動きを邪魔するので、右写真の黄○になるくらいまで削りました。

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っと、↑だけじゃ分かりにくいかもなので、一応削ってない状態との比較も。左が加工済み、右がキットそのままとなります。大体半分くらいですね。

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膝、脹脛の組立てが終ったので、太腿の装甲を取り付けてしまいましょう。

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左右から挟みこむだけなので、ここは簡単ですね。加工もとりあえず必要ありません。

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さらに脹脛のスラスター内臓の装甲も取り付けます。

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さぁ、判断に困ったパーツの取り付けです; とりあえず膝の装甲を取り付ける際は、膝上のフレームパーツ軸部分に瞬接をモリモリ…。

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で、キットそのままの状態でパーツを取り付けると、写真のように90度までしか曲がりません。しかし、右写真のように装甲を外してみると……ここまで加工してきたためまだ曲がるゆとりがあるわけです。

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そこで、見た目用の側面パーツもあるわけですし、写真のようにズバッと切ってしまいました(^^; 今回は新規パーツの方をカットして旧パーツを見た目用としていますが、もちろん新旧パーツの役割を逆にして新規パーツを見た目用、旧パーツを加工でもいいと思います。

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カットの仕方は、膝の型にあわせてもいいですし、そのあたりはお好みで。形状が変わってしまいましたが、膝は110〜120度くらいまでは曲がるようになります。

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側面パーツも取り付けましたので、膝周りの装甲も取り付けます。って、ここも脛の装甲パーツを忘れてましたねorz 正しくは右写真の状態となります;;

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脛の装甲を取り付けてから膝の装甲2点を取り付けて、膝周りの組立てが完了です。

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仕上げは足首周りの装甲を取り付けましょう。足首伸縮のロック用パーツ(ガンメタの細長いパーツ)もありますね。

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先ずは、側面のロック穴のあるパーツを左右それぞれ取り付けます。

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次に先ほど紹介したロック用のパーツをはめ込みましょう。

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あとは、足首用の前側左右が一体化したパーツを押し込んで…

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最後にアンクルガード正面装甲を取り付ければ、右脚の完成となります。

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ユニコーン特有の、太めで多面構成のなかにRが入った脚部が出来上がりました。つ、疲れた;;

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キットそのままよりもさらに曲がる膝となりましたので、ポージングにうまく活かしたいですね。ちなみに、デストロイモードだともう少し曲げることが可能です。

以上ですーorz イロイロと悩みましたが、これだけの加工をしても可動域の拡大はちょっとだけです。一応2重関節はされていますが、構造的に厳しいなぁ…。さて、次回は左脚の製作です。これと同じことをもう1回か……左脚が完成すればユニコーン全身が組みあがるわけですし、がんばりますっ!
では、See you next time!
    

            

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