RG 1/144 RX-78-2 ガンダム 作成レポート その7

2010.08.06 | author: | 開発計画 | ETCETERA
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム 作成レポート その7」です。今回は右腕の製作です。製作段階で肘内側に貼る金属箔のシールで問題が出ましたが、最終的に塗装することで再現することにしました。金属箔のシールは、テトロンの薄さで金属特有の質感を再現したことは凄いのですが、ホイルシールと違って柔軟性に欠けるため、曲面や凹凸のある部位、粘着面が極端に狭い箇所へは不向きです。一時的に綺麗に貼れたとしても、時間が経つとシールが真っ直ぐになろうとする力に粘着力が負けてしまいます。「シールの一部が浮いていても気にしないよ」というのであれば、それでも構いませんが…; これなら、軟化剤で密着出来る水転写の方がよっぽどましですorz

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

気を取り直して、前回組み立てたランドセルにシールを貼った状態からご紹介しましょう。シルバーで塗装しているので白字のシールは目立ち難いですが、赤○の所にそれぞれ貼っています。本来は、左のマルイチディティールの左下にもう1枚貼るのですが…右胸の方に移植してしまっているので、ここでは貼りません。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

あと両側ビームサーベルにも1枚ペタっと。

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ピントが甘い写真を拡大したのでややボケていてスミマセンorz バックパックの写真はあまり撮っていなかったので、アングルが微妙に悪いですね;; 参考程度に〜。

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では、右腕の組立てに入りましょう。先ずはフレームの下準備から。とりあえず、赤○のところにある余剰部位を切り取るのを忘れずに。

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そして、肘、肩からパーツを2つ引き抜きます。ただし、赤2重丸で括られたパーツは、シールドのグリップになりますので、間違っても捨てないでくださいね。

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さらに赤○のジョイントを90度手回して、写真のようにボール部分が見える状態にしておきます。

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最後に、2本突き出たパーツをそれぞれカチッというまで折りたためば、フレームの準備完了です。

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右腕のパーツ一覧です。装甲パーツ数は、明らかにMGのそれを上回っていまるのは他と同じ。非常に小さいパーツも多いので、紛失、破損にはくれぐれも気をつけてくださいませ。

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追加の塗装箇所です。ショルダーアーマーにあるダクトディティールをメッキシルバーで塗装。

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あと肘に貼る細い金属箔のシールは、完全に密着させることは困難と判断したため急遽塗装することに。しかし、手持ちにはカッパー系のメタリック塗料がなかったので、ゴールドを下塗り、その上にクリアオレンジを被せて再現しています。
今回は、製作スケジュールの関係もありこのような手段を用いましたが、本来は素直にカッパー系を買ってきて塗った方が塗膜も薄くなりますよ。

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さて、肘の塗装箇所の厚みが増したので、肘を曲げたときに引っ掛けてしまわないように、肘内側の赤○の部分を1〜1.5mmほどカット。さらにエッジ断面を斜めにしてクリアランスを確保しています。
肘関節はかなりタイトな仕上がりなので、普通にシールを使用したときにもこの方法は使えると思います〜。

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ようやく組立てに入れますね; 先ずは肘周りからの組立て。肘のマルイチ装甲を固定するため小さいパーツを取り付けます。左右を間違えないように注意っ。

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そして塗装の終った肘の内側のフレームパーツ、外側の装甲を組み込みます。

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腕の組立てには手が邪魔になるため、ここで一旦手はさようなら〜。上腕から正面側から装甲を取り付けましょう。

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続いて裏側。表裏どちらも小さいパーツがありますので、なくさないように気をつけてください。

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さらに肩の装甲パーツを取り付けて…

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肘のマルイチパーツを固定。ここも取り付け角度が決まっていますので、取説をよく読んでから作業しましょう。

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上腕が組み立て終わったので、今度は下腕に。さりげなく合わせ目が目立たない構造になっています。1/144なのにすごいなぁ。

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あとは手首から下を取り付けて、腕の完成ですよ。

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肘内側の処理は、一時どうしようかと思いましたが、なんとかそれらしく仕上がりました。クリアオレンジを使用しているので、光沢が凄いですね;

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続きましてショルダーアーマーの組立てです。こちらもパネルラインに合わせて細かく色分けされているので、普通に組み立てるだけでも見栄えは良いですよ。

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最初に上面装甲の裏から、ダクトディティールのあるパーツをハメてやります。

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それをショルダーアーマーのフレームパーツに取り付けて…ってショルダーアーマーにフレームパーツがあるんかい(^^;

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最後に側面と上面の色分けパーツを取り付けて、ショルダーアーマーの完成。

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右肩用なので、航空灯?はメタリックグリーンで塗り分けています。本来は膝にもあるんですが、デフォルトでは残念ながらディティールの再現はありませんでしたorz

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あとは腕にショルダーアーマーを取り付けて、右腕の組立て終了です。

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ようやく右腕が完成しました; 肘の対策を考えたり、結果追加の塗装が発生したりで、思ったよりも時間をとられましたね_/ ̄|○

いじょーです。本当は腕の可動についてもちょこっと紹介したかったのですが、長くなってしまったので左腕のときにするとします。というわけで、次回は左腕+αの製作ですよ。左腕用の肘関節の塗装も既に終えていますので、今回よりはスムーズに進むことでしょう。
では、See you next time!
    

            

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