1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 作成レポート その6

2009.03.04 | author: | 開発計画 | MACROSS
めずらしく? 今日も日付内での更新です〜。「1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 作成レポート その6」です。いよいよRVF-25の作成も佳境を迎えつつあります。RVF-25本体の作成の残りにゴースト3機分の作成を考えると…最終的なレビューUPは週末以降になりそうな感じです。ただ、金土は仕事が遅くなりそうなので、そこで作成が進められるかどうかですね…。
あと、今回は「オーバーフラッグ」に”頭部の画像のマスクなしが見たい”とのご要望にお答えして、その画像をレビューに追加です。この頃はまだ作成途中のレポートは部分的にしかやってなかった時期ですから、細かい写真は載せてないんですね…。

そして、今日は先ずお便りの紹介を〜。「VF-25Fの機体の白等は未塗装なのでしょうか?」という質問をいただきましたので、お答えいたします。このページの冒頭や研究室の中でも説明している通り、自分の作成方法は部分塗装+墨入れです。作成時間の短縮と、全体塗装の場合はどうしても筆onlyというわけにはいかないのでスプレー塗装する機会が増えます。そうすると部屋に臭いを充満させやすい(嫁さんに悪いので〜)為、成型色を活かした作成を行なっています。
というわけで、基本的に機体色は成型色そのままですので、VF-25Fの白は塗装していませんよ。部分塗装する場合でも、該当する作成レポやレビューを見ていただければ、「ここはこの色で部分塗装しています」という書き方を必ずするようにしているので、参考にしてください。ただ、普段全塗装されているようなので、成型色そのままは半端な光沢がありますし作成途中や完成後に気になる可能性が高いです。なので普段通り全塗装されるか、部分塗装されるなら最後にトップコートでツヤを整えることをオススメします。ぁ、あと今作ってるRVF-25ももちろん部分塗装しかしていませんよ〜。
冒頭のこのコンテンツの説明は、若干長いので分かりにくいかな…今回から要所を太字にしておきました〜。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

さて、では本題のRVF-25の作成レポに入りましょう。今回は胴体後部側の作成ということで、先ずは主翼部分を。この部分に関してもノーマルVF-25と変わらないのですが、尾翼のカラーリングだけ異なります。いや、色は確かに違うのですが、尾翼を縁取るラインの濃い部分と白の部分のカラーパターンが入れ替わっています。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

組み上げても形状は特に目新しい部分はないですなぁ。そう、今回は尾翼のブルーグリーンのラインはシールを使用してみました。テトロンですが、成型色の黒(厳密には他のVF-25とは違いグリーンが若干入ってる成型色です)が透けるので下地として白を塗装していますよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

残る胴体部分(レドームとシールドを除く)の作成です。こちらは新規パーツ目白押しとなっていますね。胴体部分(バトロイドで背中にあたる写真右上の大きいパーツ)にはレドーム支柱を取り付けるための大きな穴が開いていますし、レドームの支柱自体のパーツもあります。一番下の段には左腕に取り付けるブレードアンテナと固定パーツも。ブレードアンテナのブルーグリーンの部分は、尾翼同様シールにて再現(こちらも下地に白の塗装を行なっています)です。貼ってから…塗装してもよかったなと思ったのはナイショ;

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

あと何気に違う肩つけ根にあたるパーツ。左がRVF-25用、右が通常用です。RVF-25は頭部が真上から見ると細いため、このパーツ(ファイター、ガウォーク時には頭部真横になります)もそれに合わせて形状が若干大きくなっているわけです。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

ブレードアンテナを腕に取り付けた状態。このポジションは、ファイター時のものです。バトロイド、ガウォーク(腕有)時には、これを反時計回りに90度くらい動かすことになります。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

さて、先ほどの肩口のパーツにシールを貼る際の注意点を。自分は、この”− ”モールドを部分塗装で再現してしまっているので、シールではこの部分が邪魔になります。ましてスライドデカールを使用するのであれば軟化剤で密着させられますが、テトロンではモールド部分が不自然になります(だからこその部分塗装ですが)
そこで、このモールド部分を赤い○に沿って切り取ってしまうわけです。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

切り取って貼り付けると、ご覧のようにシールが若干はみ出ています。ノギズで位置を測って最初からピッタリ合うように切ってもいいのですが、それだと面倒です。そこではみ出た部分をデザインナイフで切り落とします。下の塗膜を傷つけないように刃先ですーーーーーっと切り落とします。この作業は刃先の鋭利さが命ですので、刃先の切れ味が確実にある状態で作業しましょう。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

以上の作業をすれば、強度のあるテトロンを使用した上で、立体的なモールドを再現することが出来ます。水転写を使えば作業的にはもっと楽ですが、変形時に擦りやすいのでテトロンの方がよいでしょう。ちなみにエッジ部分は先日紹介したとおり、面取りをしていますよ。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

これらを組み込み、胴体部分がほぼ完成しました。いやぁ、ミントグリーンのこの機体色…綺麗ですなぁ。実際はこれにレドームが付くわけですが、これまでのVF-25F、VF-25Sが白系基調だった所為もあり「いいなぁ…」と思えます。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機 1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

レドーム支柱部分のアップです。上側にグレーが汚く塗られてますが…まぁ気にせんといてくださいw レドーム付ければふさがる部分ですしね; なんかこの部分ってスタートレックに登場する宇宙艦の円盤部と胴体部分を繋ぐ部分に似てる気がする…。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

裏から見た状態です。裏面も非常に新鮮で、緑がまぶしいですね。加えて、ブレードアンテナも機体後部にあるため、形状的にもちょっと目新しい感じがします。写真の状態は、着陸時のポジションです。

1/72 RVF-25 メサイア ルカ機

飛行中は、写真のようにブレードアンテナを立てるわけです。VF-171ナイトメアプラスの偵察・情報収集型に比べるとちょっと小さめのブレードアンテナです。注目は、ブレードアンテナの基部の所。見事なパーツ精度で、中央の位置に固定されています。一見だけでは左右どちらの腕に取り付けられているか分からないほどです。

さて、肝心の部分を残して本日は終了です; 機体本体の粗方が完成し、色が変わるとこれだけ感じも変わるのかと再認識させられました。作成前は、基本ただのカラバリキットの一つという印象が強かったのですが…侮っていましたorz これなら、今月のVF-25Gも楽しみです。あちらはRVF-25以上に他のVF-25系との違いがない機体ですが、真っ青の機体に白いライン…期待大ですね。

レドームとシールド、その他武器とか雑多なものは明日まとめて公開予定です。今日やろうと思えばレドームとシールドくらいは逝けたと思いますが、あんまりギリギリまでやるとまた日付替わっちゃいますから;; というわけで、明日でRVF-25は完成となります。明後日以降にゴースト3機の作成に入りますよ〜。では、次回をお楽しみに〜〜。
    

            

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