左腕のパーツ一覧と、組み終わった左腕です。手以外は、完全に左右共通共通パーツになっているので、いつものように組立工程は割愛させていただきますね。組みあがった右腕と並べると、これだけでも迫力あります;
引き続きショルダーアーマーを組み立てます。パーツ点数自体も肩としては多めですが、何よりも1パーツあたりの大きさに目を奪われますw ここもスラスターノズルが大量にありますよ;
追加の塗装箇所です。ショルダーアーマーに取り付ける装甲の裏側、フレームとあわせたときに見える箇所をゴールドで塗装。普通にグレーやメカグレーでも良さそうですね。
胴体の組立てのときに紹介した”スラスターノズルの塗り分け処理 ”を写真で追ったものです。要望が何件かありましたので、部分塗装の処理方法としてご紹介します。
1: 先ずよく振ったマーカーで、塗っては乾燥を2度繰り返した状態が写真左となります。この時点でははみ出していても全然構いません。むしろ
塗りモレがある方が問題なので、はみ出しを気にせずしっかりと塗装しましょう。ただし、くれぐれも1度に厚塗りはしないように。
2: 塗装が十分に乾いたら(丸1日以上はあけましょう)、ナイフや消しペンではみ出した部分を取り除きます。写真は、アートナイフの刃を立てて
塗料を剥がしています。通常は下地を傷つけないように慎重に作業しますが、今回のような削る面が極端に狭い場合には、面全体を削ることになるので
ツヤの統一性を気にすることなく作業できます。消しペンの場合は、綿棒などに染み込ませて少しずつふき取った方が良いですよ。
いきなりペンでケシケシすると…はみ出した溶剤が必要なところの塗料まで溶かしてしまうので;
3: 仕上げにノズル口を黒で塗り分けます。墨入れマーカーを使用していますが、ガンダムマーカー スミいれ用 極細は、下地のアイグリーンを
溶かしますので、同じ場所に2度筆を運ばないようにしながら(一筆書きのような感じ)塗ります。ただし、このマーカーは失敗してはみ出してしまうと
修正をしにくい(場合によってはアイグリーンから塗り直しになることも)ので、気合を入れて作業しましょう。
コピックモデラーやリアルタッチマーカーであれば、はみ出してもぼかしペンでさっとふき取れます。ただ、リアルタッチマーカーは筆タイプなので
細かく入り組んだ形状だと使い難いのですよね…。そういう意味では、コピックモデラーのマーカータイプが一番使い勝手がいいかもしれません。
本題に戻りまーす。ショルダーアーマーもフレームと装甲に分かれていますので、先ずはフレーム本体に、肩との連結部分、ポリキャップ、可動式スラスターのフレームを挟んで組み立てます。あとは可動式スラスターの装甲類、冒頭で塗り分けたノズルパーツ、ショルダーアーマー本体の装甲を順に取り付けてやりましょう。
さらに別途装甲もフレームと装甲を張り合わせてやります。あとは、組み上がった装甲をショルダーアーマーに取り付けてやれば、ようやく完成です。
ご、ゴツイ(^^; 腕の太さに負けないショルダーアーマーでした; しかもスラスターノズルが計8基もついてるし…。もちろん両肩分作らないといけないので、もう1つ組み立てる必要がありますorz
組立て済みの腕とあわせるとこんなかんじに。さ、さすがジ・Oの腕ですね…太いなんてもんじゃなかったですw 肘や肩の関節の固さも問題なさそうですし、思ってたよりも全然いいですよ、コレ。両腕を並べると迫力倍増ですなぁ。
本日最後の仕上げです。組み上がった両腕、胴体を合わせて、上半身を完成させましょーっ。腕の取り付けですが、胴体の軸に肩のポリを差し込んでいく際、あまり抵抗を感じなかったので「これは緩い?」と思いましたが、腕を回してみると思いの外保持がしっかりしています。恐らくは…ポリキャップが大きく深いので、意外と摩擦抵抗が大きい模様です。
下半身の方がボリュームがあるのは分かっているので、これで驚いていてはいけないのですが…上半身だけでなんというボリューム…(^^; RGとのギャップとかそういうレベルじゃないですね; 組み上がるとどうなるかが、既に怖いですorz
以上です〜。ふいー、上半身まで完成しました。なんというか…時々作りの古さは感じますけど、出来上がっていくにつれて正直そんなことはどうでもよくなってきてますw ”圧倒的な存在感こそが、MGジ・Oのアイデンティティ ”という実感が、組み立てるほどに自分の中で大きくなっていっている気がしますね。そんなわけで、次回からは下半身に着手しますよ。
では、See you next time!