1/72 VF-25G メサイア ミシェル機 [ MESSIAH MICHAEL'S COLOR TYPE ] 完成レビュー(バトロイドモード編)

2009.04.05 | author: | MACROSS | 開発計画
バトロイド形態です。バトロイド形態も頭部と武器以外は共通です。可変機構に関しては、お手数ですが「VF-25F メサイア アルト機:バトロイド」を参照してくださいね。

1/72 VF-25G メサイア ミシェル機

バトロイドです。機体色が濃い所為か、いつも以上に細く見えてしまいます。あと、頭部がかなり小さいのでその所為もあるかな。

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頭部は、ただ小さいだけじゃなく、薄い独特の形状をしています。後頭部もやや長目で…なんかエイリアンみたい? でも正面から見ると、ゴーストのメインカメラによく似ていたり〜。首の前方向へはあまり稼動しませんが、後方へはご覧の通り(写真2枚目)恐ろしいほど動きます。ここまで動く必要はないんじゃ…と考えてしまいがちですけど、これが後々ちゃんと活きてきます。

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この角度で見ると、分かるかな…ゴーストっぽいですよね。クリアパーツは、きちんとイエローの成型色が入っているのでそのまま使えます。

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後ろ姿も、いつも以上に細く見えますね。頭部を見てもらえれば、後頭部が変に長いのが分かると思います。か、変わってるなぁ〜。

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何度見ても頭が薄っぺらい; この形状のまま、もう少し厚めに大きくしてあげるとバランスよいんじゃないかなぁと思うのですが、そうするとファイター等で収まらない…いや収まるか。バンダイさん、もうちょっとボリュームアップplz〜。

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ライフルは、当然両手持ちも可能です。ただ、ストックがやや長いので、長い腕に干渉しやすいのが難点ですね。それ以外は、ライフルのグリップ部分も若干動くようになっていますし概ね良好ですよ。

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安定翼展開で、精密射撃モードです。個人的好みで言えば、もう少し先の部分のバレルが長くても良さそうな気がします。

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精密射撃では本来ありえない片手撃ちですが、こういう機体の場合はどうなんでしょうね。片腕だけだとリコイルに耐えられないのかな?

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そして、密かにこのVF-25系は立膝が出来たりします。スナイピングといえば、伏せと立膝です。この膝下の長さでは立膝なんてありえないんですが、股関節周りにスカートの類がないので出来てしまいます。

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「狙い撃つぜええぇぇぇぇっっ!」という声が聞こえてきそうですが、作品違うので; 写真ではかなり上方を狙ってるポーズですが、もうちょい下の方に狙いをつけることもデキマスヨ。

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利き腕の脇がちょっと開きすぎてますね; ストックの関係でこれ以上は厳しいのが悲しいところ。右写真を見ると、背中の主翼部分が丁度良い長さで、立膝を安定させるのに一役かっているのが分かります。

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細身とはいえ、これだけ大柄なキットが立膝をする様は結構迫力あります。ただし、立膝をさせる際は、脚の付け根にあるエアインテークの角で、コックピット脇の白黒のラインや、赤い部分をそぎ落としてしまわないように〜。

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劇中ではあまりないですが、動いてる状態での構えを。このVF-25Gには、あのワイヤーアンカーを出来ればつけて欲しかったです。そうするとディスプレイの幅も広がるのですが…。

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引き続き、空中での狙いを済ました様子。この方がらしいかな? 手足が長い分、長物を構えると非常に様になります。

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そういえば、ガンポッドだと掌に対してグリップがちょっと小さかったのでややスカスカだったのですけど、このライフルでは逆にグリップが大きい感じです。持たせるときは、トリガーのシールや塗装を剥がさないように気をつけましょう。

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以上、スタンディングでの射撃ポーズでした。そして、ここから先は、首があれだけ可動するからこそ出来る射撃体勢をレビューしていきますよ。

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そう、もっとも安定する姿勢、伏せです。ただ、こういう巨大兵器がこういう姿勢をとっているのは、エヴァくらいしか思い浮かばないですね;

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首が大きく反り返ることで、この姿勢でのポージングも可能となります。ただ、ライフルの方がバイポッドがないため、安定翼がバイポッド代わりになってしまってるのが…;

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そして、腕もしっかりと稼動してくれるので、こういう射撃姿勢のときに左手でストック部分を押さえるポーズも取れます。バイポッドはありませんが、これだけしっかりポーズが取れると嬉しくなりますね〜。

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伏せ状態なので、もう少し脚を開いてもよかったかな。でもまぁ、肩幅よりやや開いた感じですし、OKか。こういう姿勢の場合、背中のウィング部分は寝かせた方がよかったのかしら;

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最後は、狙い済ましている様子を正面から。このプロポーションの良さで、これだけ動いてくれると申し分ないですねっ。

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そして…ルカ機同様ナイフをまた撮り忘れ_/ ̄|○ ライフルのポージングが、思ったよりも幅広くとれたのでつい;; 撮り直す機会あったら、ルカ機とあわせて公開しますorz

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以上、VF-25G メサイア ミシェル機のレビューでした。ここまでVF-25シリーズを作ってきて、ようやく一区切りついたと言う安堵感でイッパイです。ご覧イタダキありがとうございました。

総評ですよ。スタイル、可動性、基本的なギミックは、これまでと仕様が変わったわけではないので良好です。今回新規で追加となった専用ライフルの出来も結構よい感じですね。展開も出来るし、ディティールも細部まで作りこまれています。ただ、色分けは…カラーパターンが唯一違う機体で、パーツの形状的にどうしようもない部分もありますから、再現性は従来と比べると少しだけ下がるものの及第点というところですかね。あと、細かい部分ですが、付属のテトロンシールの方に改良が加えられていました。自分で気づいた範囲では、脛の”SMS003 ”、肩中央の”SMS ”と”003 ”の余白部分が小さく調整されています。ただ、それでも脛のSMS003は、開いた形状にそのまま貼るとまだ余白が邪魔ですね。しかし、向上心は見受けられるので良いことです。追加点+2を加えましょう。
肝心のキット本体の問題点は、相変らずそのままですね〜。可変可動部の弱さ(メサイア単体であれば十分です)、肩、手首の緩さは、出来るなら直しておいて欲しいところです。ガウォーク用のジョイントアタッチメントが前のものに戻されてしまったのも…。新しいタイプの方が安定感も高いと思うのですけどね。あと、テトロンの白い部分は何とかならなかったのでしょうか: そのまま貼ったのでは、下地の濃い青が透けるのは分かりきってるでしょうに。スライドデカールの方を付属させているので、そちらを貼ってくださいと言われればそれまでですけど、せっかく付属させてるわけですから、せめて使える状態にして欲しかったです…ってこれはスーパーパーツのテトロンと同じか;;
とまぁ欠点をいくつかあげてみましたが、カラバリに近いキットでもありますし、そうそう仕様変更が出来ないのは仕方ないことです。良い点は、このシリーズ通して共通ですし、青と白のコントラストが非常に綺麗な機体です。スカル小隊最後の1機として作ってみてはいかがでしょうか〜。
    

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