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GT KARAKORAM 4.0 入手 ※追記あり

2015.04.21 |author: |開発計画
今回の入手ブツは(もう一つの入手記事も含め)、いつものホビー関係とはちょっと毛色が違います。モノは何かというと”GT KARAKORAM 4.0”というマウンテンバイク、いわゆるMTBになります。今まで乗っていたチャリがそろそろ寿命を迎えつつあるため、知人の勧めもあって買い替えることに。基本は通勤用なのでクロスバイクと悩んだのですが、舗装の悪い路面でも乗りやすくパンクしにくい(通勤途中の舗装は荒れたところが多くて;)MTBを選びました。クロスバイクでも、28C〜38C(太さを表す数値で大きいほど太い)といった路面のギャップなどに強いタイヤがはじめから装着されたタイプもあるんですけど、自分の通勤路は何故か落下物も多いのでより足回りがしっかりしてるMTBにしています。でも、もし2台目を買う機会があれば……軽いクロスバイクも乗ってみたいですね。
ということで早速乗ろうかっ!と思ったものの、ここ数日は生憎の雨が続いたため慣らし運転(ディスクブレーキのあたり付けなど)や写真を撮ったりは後日となりました。なので細かい写真などは後日ここに追加していこうと思います。

2015.04.27  車体の詳細を撮り直しましたので、その分を写真と合わせて追記しました。

GT KARAKORAM 4.0

GT KARAKORAM 4.0”の2013年モデルです。カラーリングは、”ジャングルグリーン”という日本限定モデルの1つ(もう一つはジャスパーブルー)だそうです。KARAKORAMシリーズは、”29er”という29インチタイヤを履いたTIMBERLINEの上位モデルになります。ちなみにMTBのタイヤは、一般的には26インチが最も多く、最近は650Bという26と29の中間のタイヤ(27.5インチ)も流行りみたい。29erは、外径が大きい分走破性(段差などを乗り越えやすい)や安定性が高く、トップスピードが伸びるのが特徴。加速はやや鈍るものの、MTBのシフトレンジは元々低速よりなので街乗りでは加速が苦になるということはさほど感じませんよ。
型落ちな分安くしてもらえましたが、鍵やその他もろもろで本体以外も結構かかりますなぁ; 今までがMTBルック車だったため、ポンプ(圧力計が必須なのとバルブが米式)や鍵、スタンド(自立用とディスプレイ用の両方)、ライト関係、ベル(写真は取り付け前)、メンテ用品といったモノが別途必要になってきます。
左奥にタイヤだけ写っているのが今まで乗ってたMTBルック車。3年半乗ってきましたが、あちこちガタがきて(リムの大きな変形、スポーク折れなどなど)修理費の方が高くつく状態に; 格安のルック車としてはもった方かな? いろいろ悪く言われるルック車ですが、これも割り切って乗ると(もしくは本来のMTBなどを知らなければ)結構楽しいですよね。追々スポーク折れやリム変形などが安く直せたら(なんだかんだ愛着もあるし)、カラコラムが使えないときなどにもう少し乗るつもりでいます。

ちなみに”MTBルック車”とは、外見上は似せて作られていますが、実際には悪路走行などが出来ない自転車のことです。主な特徴として……

  ・前後にサスペンションが付いている
  ・LamborghiniやFerrari、HUMMERといった自動車メーカーないしブランドのロゴ入り(名前だけで生産には関与していません)
  ・重い車体(20kg前後)
  ・ディレイラーガード(変速機を保護するための金具)が付いている
  ・タイヤのクイックリリースが出来ない
  ・価格が2〜3万円台で、ホームセンター、大型スーパーなどでよく見かける
  ・グリップシフトの18段変速
  ・折りたたみ式
  ・注意書きのステッカー(悪路走行やアクロバット走行は出来ません等)が貼られている

などが挙げられます。例外ももちろんありますけど(クイックリリース機能のあるルック車など)、大抵上記のいずれか……というか複数当てはまります。自分も、最初はルック車という区分けを知らなかったんですよ。しかし知人から「前後サスペンションが付いてて構造がより複雑になっているのに、普通のママチャリ(シティサイクル)とモノによっては値段が変わらないのをルック車と呼ぶわけだが、その価格差をどこで埋めていると思う? フレームやリム、タイヤの材質、シフターやブレーキのグレード、つまりクオリティを限界まで下げてるんだよ。だから基本ママチャリよりも耐久性が低くお勧め出来ない。乗り方や保管方法にもよるけど、1〜2年持てばいいほうだろうね。」と言われ、手持ちのルック車のパーツ損耗率を思い返すとすごく納得したものです。
しかしルック車がダメとは自分は思いません。見た目も派手ですし、路肩&路側帯の段差などならサスが多少効いて(本来のMTBとはストローク量がまるで違います)くれます。ただ安いからには理由があること、そして長く乗るのであればランニングコストがかかること、こういうモノだと割りきって乗ること、そういったことを理解しておけばそれなりに楽しめますので……そう楽しければいいのですっ!
※山道などのオフロード走行を楽しみたい場合は、車体強度が十分ではないルック車はとても危険なのでダメですよ。

では逆にどんなのを”MTB”(ルック車ではない)と呼ぶかですが、こちらも例をいくつか挙げてみます。

  ・サスペンションはフロントのみ(フルサス仕様ももちろんあるがとても高価です)
  ・特定のメーカー、ブランドが出している(GIANT、MERIDA、KONA、TREK、BIANCHI、LOUIS GARNEAU、SPECIALIZED、GT等々)
  ・軽めの車体(15kg以下)
  ・ディレイラーガードが付いていない
  ・クイックリリース機能がある
  ・価格は最低でも定価で4万円台〜(平均して6〜10万円台が売れやすいようです)
  ・シフトはラピッドファイヤー(トリガーシフター)
  ・自立スタンドがない
  ・悪路禁止などの注意書きのステッカーがない
  ・フレーム材質はアルミ、クロモリ、カーボン(この順に値段も上がります)

とまぁだいたいがMTBルック車に該当する条件の逆になりますね; 同様に例外もあります。この中で一番確実な要素としては、やはり特定のメーカーないしブランドから発売されていることでしょうか。有名な自転車メーカーは世界中にありますので全部はなかなか覚えきれませんが、大手数社に絞るだけでも買うときに役立つと思います。ちなみに、前後にサスが付いた”フルサスペンションタイプ”は、本格的なMTBの場合だと最低でも15万、平均30万くらいはするそうな……;

GT KARAKORAM 4.0

小雨が降り出していたので少ししか撮れていませんが、何枚かご紹介です。KARAKORAM 4.0は、機械式ですけどディスクブレーキを前後ともに装備しています。制動力が高く、天候に左右されないのが特徴で、雨の日も確実にブレーキが効きます。またサスペンションはフロントのみに付いていて、一般的なMTBとしてはよくあるスタイル(リアはサスなし=固い、故にハードテイルと呼ばれます)ですね。しかし、この価格帯(このKARAKORAM 4.0で定価6万)としては珍しくロックアウト機能(サスをロックしてリジットフォークのように使えます)もあり、平地での高速走行もしやすくなっているようです。サスペンションは、路面のギャップを吸収して乗りやすくしてくれますが、同時に自転車を漕ぐ力も吸収してしまうため、均された舗装路を走行するときにはない方が速く走れます。もう少し上の価格帯のMTBになると、手元でサスペンションロックのオンオフが出来る”リモートロックアウト”機能がある車種もあります。

GT KARAKORAM 4.0

GT KARAKORAM 4.0

フロントとリアのディレイラー周りです。フロント3速×リア8速の24速シフトです。コンポーネントとしてはエントリーモデルの枠からは抜け出ていませんけど(フロント:Altus FD-M190、リア:Alivio RD-M430)、当初購入予定だったAGGRESSOR('13〜14の2.0)やMERIDAのMATTS(同じく'13〜14モデルを)よりは良いモノが付いていすね……って当たり前か;
あと写真だと写っていないので分かりにくいですが、ブレーキが前後ともVブレーキではなくディスクブレーキなので、フロントフォーク、リアフレーム周りがとてもスッキリしています。

GT KARAKORAM 4.0

グリップには”GT”のロゴが入っていてカッコイイですねー。しかしハンドルバーがかなり長く今までの車幅感覚と違うため、路肩でのすり抜けなどは気をつけないと; あと自分の身長だとMサイズがギリギリ過ぎて(29erはタイヤに合わせてフレームも大きくなります)、Sサイズにしています。故にフレームはトリプルトライアングルではありません。そこだけがちょっと残念でした。

ここからが追記分となります。前回まででは紹介しきれなかった各部の写真を載せていきます。

GT KARAKORAM 4.0

まずは全体を改めて。車体色はかなり彩度の高いグリーンなのですが、周りの木々の緑などと一緒になるといい感じに映えます。ジャスパーブルーと悩みましたが、こっちにして正解でした♪

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

MTB、ロード、クロスバイクには、基本的に一番目立つ位置にメーカーロゴが大きく入ることが多いです。まぁ乗り手としてもそれがある種のステータスだったりする場合もあるわけですが、このカラコラムの日本限定カラーはそういった傾向とは間逆なデザインになっています。それが他の車体にはない良さに繋がっているのかもしれません。

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

フロントサスペンションの”SR Suntour XCT-MLO 100mmトラベル 29”です。写真右の赤い○の部分がロックアウトのレバーになっていて、写真の状態がオフ、レバーを時計回りに回すとロックとなります。

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

GT KARAKORAM 4.0

シフターは”Shimano Sl-M310 Rapid Fire”。フロント側が3速、リア側が8速の24速になります。ラピッドファイアーは、シフトアップとシフトダウンのレバーが別々に付いていて、シフト操作するとカチッ、カチッという音と共に(音がするのはあくまでシフターから)シフトアップ&ダウンします。グリップタイプのよりも確実でスピーディなシフト操作が可能です。
自分はそのまま問題なくブレーキも握れましたが、嫁のが乗るとグリップとブレーキレバーが離れすぎているとのことでした。女性には確かに作りが大きすぎるかもしれませんね。そういえば同じ'13モデルのアバランチェ 4.0には、レディースタイプもありましたなぁ。

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

ステム(All Terra 3D 4ボルト)のキャップ部分はちょっと凝ったデザインになっています。加えて、グリップエンドを横から見ると……こちらにも同じデザインがっΣ ちょっとしたところにも拘りを感じますねー。

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

サドル横(右側のみ)にもさり気なく”GT”のロゴが。サドル(All Terra Tacoma)自体は少し固めですが、2〜30kmほど走ってもそれほどお尻が痛くなるということはなかったです。あとシートポストのロックレバーもポスト形状を損なわないデザインになっています。いたずら防止のためバインダーをボルト固定に交換しようと思っていたものの……ついやめてしまいました;

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

前後のディスクブレーキは”Tektro Novela ケーブルディスク 160mmローター(F/R)”になります。機械式でもアタリを出したあとはきっちり効いてくれます。まぁ油圧の高グレードのような指一本でガチッとはいきませんけどね;

GT KARAKORAM 4.0 GT KARAKORAM 4.0

フロントディレイラー”Shimano Altus FD-M190”、クランクセット”SR Suntour Nex-T102-Pb 42/34/24T”、リアディレイラー”Shimano Alivio RD-M430”です。リアディレイラーは、基本的に目立つ位置にブランドロゴが入っているのでわかりやすいです。ディレイラー周りの調整も出来るように勉強せねば……。

GT KARAKORAM 4.0

リムは”Alex MD19 ダブルウォール 32H”、タイヤは”Maxxis Aspen 29×2.10"”となります。タイヤ幅は2.1インチ(5.34cm)……結構太いです。クロスバイクでも稀にあるみたいですが、走行時は29erと相まってほんと安定感ばっちりです。

GT KARAKORAM 4.0

購入から1週間ほど経過しましたが、乗り心地、走りやすさともにとても満足しています。車体剛性もしっかりしていて高速走行でも非常に安定して走ることが出来ますし、粗い路面や高めのギャップでもフロントサスがしっかりと衝撃を吸収してくれるのでフラつくこともありません。中距離〜はまだこれからですが、このカラコラムとならどこまででも行けそうな気がします。これにて追記分終了ですっ。

以上です。この手の記事は書き慣れない所為もあってか、ちょっと手間取りました; 加えて写真枚数が少ないので、どの辺まで書いていいものかも悩みましたね……。後日天気のいい日にでも写真を撮り直しいてまた追記しようと思います。ホビー関係はインドアな分、たまにはこういうアウトドアな内容を執筆するのも気分転換になっていいですなっ。
では、See you next time!

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