MG 1/100 MSN-001A1 デルタプラス 作成レポート その2 (胴体の製作)

2011.08.07 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 MSN-001A1 デルタプラス 作成レポート その2」です。今回は胴体の製作となります。ですが、前回から頭部の修正やら、腰のボールジョイントの修復といった宿題もあるのでやることいぱーいですね; 加えて、胴体をフレーム、外装に分けて組み立てることが少々やりづらい構造になっているので、一度に紹介しようとしたら、えらい長さになってました; まぁここのところ短めな記事が多かったので、たまにはこういうのもいいでしょうー。Z系可変機のため、胴体はなかなか複雑な構造となっています。Zver.2.0、リゼルの時点でも完成度は十分高かったですが、このデルタプラスでさらにロック機構が堅実なものとなり、肩付け根の安定性も格段に増しています。そのあたりも含め、じっくり紹介していきまーす。

MG 1/100 MSN-001A1 デルタプラス MG 1/100 MSN-001A1 デルタプラス

まずは昨日の宿題から; 自分のイメージしていたデルタプラスの頭部と微妙に違っていたところは、バイザー部分です。劇中のデルタプラスの描画を見ると分かりますが、赤黒い光の中にツインアイが光っている感じなんですよ。ですがこのキットの場合は、バイザー自体は無色クリアなので”鈍い赤み ”部分を再現出来ません。なので、バイザーを薄めたクリアーレッドでさっと筆塗り。色は、ピンク程度にとどめるのがポイントです。ダブルオーガンダムの額のような、完全な赤にしてしまうと逆効果ですので気をつけてください。この程度の大きさなら、筆塗りでも斑は出難いのでいいですなー。あとツインアイのホイルシールの下側に、ライトグレーの部分がありますよね。このままだと、赤いバイザーを通してみたときに、このライトグレーの部分がツインアイよりも目立ってしまいます。そこで、リアルタッチマーカーレッドを軽く上塗りして、ツインアイと同程度の明るさ加減になるように微調整しています。
ということで、仕上がった状態(写真右)はいかがでしょうか? だいたいイメージ通りになりましたので、やっと頭部が完成したって感じです;

MG 1/100 MSN-001A1 デルタプラス

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胴体のパーツ一覧です。さ、さすがZ系キットだ…胴体パーツだけでもこの多さ…(^^; そして、宿題パート2〜。腰のボールジョイントの切り落としてしまったピンの修復の仕上げです。ピンの修復上、本来の形状よりもかなり大きいサイズになっていますので、これを丁寧に整形しなおして…切り落としたピンの復活ですっ。
追記: 同じような境遇の方が思ってたよりも多くいるようなので、ピン切断時の修復の簡略図を作っておきました。ピンを両方落としてしまった人向けの対応も一応書いてみましたので、よろしければ合わせてどうぞー。

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前回からの持ち越しが片付いたところで、早速胴体の組み立てに入ります。先ずは胴体フレーム中央のブロックから。赤い○の部分は、切り落としてしまったピンの補強の最終仕上げとして、接着しています。しかし…首のパーツ以外は、あまり胴体っぽくないですな;

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その中央ブロックの組み立てを紹介したものです。首に関しては、赤い○で括ったディティールのある方が正面側(写真2段目右)となります。腰へのジョイント部分、首を先に組み立てたら、ガイドレールパーツと赤い○青い○同士を合わせて(写真3段目)、組み上げていきましょう。

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さらに、首の襟元パーツを2つ取り付けて、中央ブロックの組み立てはひとまずここまでとなります。続きはまた後ほどー。

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続いて背中の組み立てです。パーツの向きに気をつけて、胸部とのジョイント部分を取り付け(写真上段)、背中の装甲を数字の順番で(写真中段左)組み付けます。仕上げに、肩とのジョイントパーツを赤い○で括った向きで取り付けて(写真下段右)くださいませ。

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ここまで組み立てた中央ブロック、背中に加え、前回作った頭部も一緒に合わせていきます。3つを合わせ終わったら、腹部に関してもジョイントパーツと共に組み付けることで、だいぶデルタプラスの胴体っぽくなってまいりましたー。

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お次は肩付け根の組み立てです。赤い○で括った箇所は、少しだけ瞬接を盛って可動を調整しています。左右それぞれ必要なので、反対側も同様に組み立てておきます。

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今度は胸部の組み立て。コックピットブロック、胸部をそれぞれ作り、最後に両者を合わせて胸部の完成です。ユニコーンリゼルと同様に、非常に多面的な造形になっていますので、作品を通じてデザインの一貫性(曲面的な袖つきとのコントラストとでもいいましょうか)が感じられますね。

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最後の仕上げとして、胴体本体、肩付け根、胸部を合わせていきます。肩付け根と胸部は、2箇所のロックにより確実に固定されるようになっているため、Zver.2.0などで見受けられた、”腕の動きにつられて肩付け根が反り返ってしまう ”ようなことはありません。

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長くなりましたが、これにて胴体の組み立て終了です。読了、ありがとうございましたん。

以上です。前回の頭部の作成レポートが短めだったので、今回はサービス〜のつもりでしたが…縦に長くなりすぎて見づらくなったかな?; やっぱり2編に分けるべきだったかorz 次回は、腕の組み立てとなります。腕も可変ギミックとかがちょこちょこあったと思うので、パーツ多そうだなぁ…。
では、See you next time!     

            

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