1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 [ ARMORED MESSIAH ALTO'S COLOR TYPE ] 完成レビュー(ファイターモード編)

2009.07.18 | author: | MACROSS | 開発計画
マクロスF(フロンティア) 1/72 VF-25F アーマードメサイアバルキリー アルト機マクロスF(フロンティア) 1/72 VF-25F アーマードメサイアバルキリー アルト機

ギャラクシーネットワークを介して配信された「YF-24エヴォリューション」の設計データを元に、第25長距離移民船団マクロス・フロンティアにおいて開発された次期主力機体。まだフロンティア内の統合軍への配備はされておらず、民間軍事プロバイダーS.M.S.に実戦テストを兼ね試験配備されているのみである。従来のVFシリーズと同様にファイター、ガウォーク、バトロイドの3形態に変形可能なVF(可変機)で、最大の特徴はオプション兵装(スーパーパーツ、アーマードパーツ)を装備したままの可変をはじめて可能とした点である。また、パイロットへの対G負荷の軽減を目的としたEX-ギアも初採用となる。ピンポイントバリアシステムも継承しており、その技術をナイフの刀身に反映させる等の近接用装備の追加も成されている。尚、単独でのフォールド航行は可能であるが、オプションのフォールドブースターを装備する必要がある。現段階でのVF-25のバリエーションには、標準型のVF-25F、指揮官型のVF-25S、長距離支援型のVF-25G、索敵電子戦型のRVF-25の4系統である。
アーマードパックとは、VF-25と同時開発された専用のオプション装備であり、火力、防御力ともに大幅に増強されている。最大の特徴は、このアーマードパックを装備したままでの変形が可能な点である。また、通常エネルギー転換装甲を展開出来るのは、余剰エネルギーが発生するバトロイド時のみであるのだが、アーマード装備には大容量のキャパシターも搭載している為、全形態で展開が可能となっている。しかし、非常に高価な装備であり、装備重量はノーマルの4倍以上と、乗りこなすには高いパイロットスキルが必要である。

オズマ機に続き、同じ月に発売したアーマードメサイア アルト機です。後発のためか、最終話を再現できるライフルまで追加という奮発ぶりです。キット構成は、”一部の色が違う(シールもそれに合わせて) ”、”ライフルが付属する ”、”もらえるキャンペーンデカールが違う”以外は同一のものとなります。なので、素晴らしいプロポーションも、各形態の安定性も、ノーマルの2倍する価格も全てそのままですよ。
さて、恒例のVF-25シリーズ共通の3編構成…ではなく、アルト機全タイプ揃いました記念?ということで、4編構成です。今回も可変システムに関しては割愛しますので、基本的な可変機構をご覧になりたい方は、お手数ですが「VF-25F メサイア アルト機」を、アーマード固有の可変機構については「VF-25S アーマードメサイア オズマ機」参照してください。
尚、これまでのVF-25シリーズ同様、こちらも高解像度サイズでのお届けですよっ。

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オズマ機同様、非常に重厚感のある機体です。カラーリングの違いは、ノーマル機本体はもちろんのことですが、アーマードパーツにおいてもミサイルポッドのハッチ、レーダーの中心部分、ノーマルでエアインテークのある箇所の色が、黄色から赤に変更されています。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

ランディングギアは、ノーマルと同じものとなります。ファイター形態で原型を残しているのは、写っている機首部分のみで、他は大きく違いますね。

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真横から。コックピットから後方は、まるで別物です。主翼自体が装甲で覆われてしまっているので、完全に空間戦闘に特化した追加システムとなります。まぁ、ガウォークやファイターであれば、ある程度の活動は出来ると思われます。

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後方は、巨大なスラスターノズルで占められています。アーマード用の追加スラスターが4基、メサイア本体のスラスターが2基の計6基。後輪のランディングギアが、まるでおもちゃの様にも見えます;

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

恒例のコックピットアップを。いつもどおりアルト君を塗装したのですが………ひぃ、左胸のSMSのロゴが逆さまorz とりあえず、このままで;; 気が向いたら直します〜;

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コックピット周りを少し。ランディングギアは、装着状態でなかなかアップにならないので、たまにはよいですね。今回は、ホイールの外周にゴールドを入れたりと、いつもより少し雰囲気を変えています。

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今度は正面から機体背面全体を。ノーマルのスーパーメサイアとはまるで違いますし、スーパーメサイアとも大分異なっています。中央に鎮座する巨大なレーダーマストとレーダーが特徴ですな〜。

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こちらも最近恒例になってきた離陸をイメージしたものを。設定の装備重量がノーマルの4倍以上というのが頷けるアングルです。本当に重そう;

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

正面と後方を。スーパーメサイアもそうですが、太股つけ根のエアインテークを追加装甲で塞いでしまっているので、このままでは大気圏内飛行は無理ですね。きっとフォールドブースター等と同じく軌道上でパージさせるのでしょう〜。

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後輪側は、脚部に大きな追加装甲が設けられているため、ハッチの開閉方法が変更となっています。ハッチの開閉にあたって余剰パーツが出ないのはいいですね。

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ここからは、飛行状態をイメージして。アーマードといえばバトロイドですが、やはりこのファイター形態も個人的には好きです。これまでのメサイアに比べ、各所のロック機構のおかげでファイター形態の安定感も抜群ですから。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

正面を上側と下側から。この手の航空機に近いものは、正面からのアングルが様になります。特に下側からは、機首にくびれのある機体の場合、流れるようなラインがたまりません〜。

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このアーマードメサイア アルト機には、ガンポッドとライフルの二つが付いています。ミシェル機ですらライフルのみでしたから、2種付属するのは現状このアルト機のみだったりします。ただ、残念なことに最終話のような2丁同時装備は出来ないので、どちらかを選択して取り付けることとなります。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

ガンポッドを取り付ける場合は、ガンポッド用のマウントと合わせて固定します。ちなみに、ライフル用マウントは、オズマ機にも付いていますよ。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

今度は、後方2種の画像を。他のメサイアに比べ、後方も非常に特徴的な外観です。何せ共通している部分が中央の足二つだけですから; 正面とは違い、がらりと印象が変わりますね。

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付属のスタンドは、一般販売されている”アクションベース1 SMSver. ”と同一のものです。今回のスタンドで3つ目となったので、SMSのロゴ部分は文字なしを選んでみました。ネームプレートは、もちろんF型を。右写真は、下からの全体を写したものです。下面も機首以外は、元の面影はありません; もちろん、これはこれで非常にカッコイイですけどねっ。

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オズマ機にも付いていた反応弾が、このアルト機にも付属しています。スラスター部分は、ボールジョイントでぐりぐり動きます。こちらは、形状だけでなく色もオズマ機についているものと同じですよ。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

本体へ取り付ける際は、ブースターユニット外側側面のパネルごと交換します。未装備状態のときは、右のツルツルの方を。反応弾を取り付けるときは、左の凹みがある方を使用します。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

↑のパネルは、写真中央の箇所です。このパネルごと交換してやることで、反応弾を取り付けられます。ただ、このパネルはやや外しにくいので、小さい吸盤みたいなものがあるとよいですね。

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反応弾を取り付けて、さらにボリュームアップした状態です。両翼端に付く分、機体の全幅がさらに増し増しに…・。反応弾装備の劇中の印象は、オズマ機よりもアルト機の方が強いかな〜。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

後方から見ても、幅が広がってる分迫力が増しています。これは、レビューの進捗を報告する際に紹介した画像ですね。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

画像資料室で似たアングルを見たかもしれませんが、気のせいですよ、きっと。しかし、他の機体も「本物の〜」シリーズを作ってあげないと; このレビューでは、ファイター形態にのみ取り付けていますが、ガウォーク、バトロイドでも取り付け可能ですよ。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

反応弾の紹介最後は、珍しい真上からの画像です。これを見てもらうと分りますが…全幅の長さが、全長にかなり迫っています……つまり正方形に近いということです。こうして上から見ると、機体背面の面積の大きさを改めて実感しますね。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機 1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

さぁ、最後はお待ちかねのアレです。ミサイルコンテナのアップですから、もうお分かりでしょう。右写真は、ハッチ展開状態。ちなみに、オズマ機では隊ナンバーが黄色に白で見難かったですが、アルト機では赤に白なのではっきり見えますね。

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ファイター形態でのミサイル発射状態です。オズマ機でも疑問に思っていたことですが、ファイター形態でも脚部のミサイル使用するのかしら…。右写真はアングルを後方から撮ったものです。

1/72 VF-25F アーマードメサイア アルト機

実際の描写では、両翼のミサイルもあるので、ファイター形態も絵的にかなり派手に見えますが、立体物では背面の4基のみのハッチ展開なので、少し寂しい気も?

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ミサイルコンテナのハッチ開放状態をアップで。写真は、横後方からと、真上からとなっています。じっと見るとやや気持ち悪いですが、スーパーメサイアのものよりもディティールは格段にアップしています。

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最後は、正面からのショットで〆させていただきます。ボリューム満点、実際の重量も満点のファイターは、お楽しみいただけましたでしょうか?

ファイター形態はここまでです。引き続き「ガウォーク形態」をご覧ください。
    

            

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