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RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼 作成レポート その11 (バックパックの合わせ目消し)

2014.03.31 |author: |開発計画 |ETCETERA
RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼 作成レポート その11」です。前回に引き続き、合わせ目を消していきます。今回のターゲットはバックパック。本来ならドラグーンも含むのでしょうけど、武装扱いとして前回片付けてしまいましたので、残ったバックパックの本体部分を処理します。合わせ目が目立つのは3箇所……になるのかな? スラスターがある本体の下半分と、左右の機動兵装ウイングを支える2本のアームの一部が対象です。ただ3箇所のうち2箇所は、”合わせ目を消す”というよりも”合わせ目が消えたような?”という方が正しいかな; きちんと消すには面倒なところだけど、完成後はあまり見えない場所なため、少し楽な方法をとらせていただきました。そのあたりも含めて、下処理最後の作成レポート、いってみましょー。

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

まずはバックパック本体の下半分の合わせ目消しから。バックパックは前後でパーツ分割されており、写真はそのうちのスラスターが取り付く側のパーツ(つまり後側)になります。赤い○で囲った箇所には、一応成型段階で小さな段落ちモールドが入っていて、ディティールの一部になっています。ですが、下の方はちょー目立つ状態のため……なんとかしていきましょう。

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

このバックパック本体の合わせ目は、2つに分けて行いました。1つ目は、写真赤い○の処置。ウイングアーム基部の下部分に新たな段落ちモールドを追加して、合わせ目を目立たなくしています。この前後に分かれた本体パーツは、構造上後ハメは厳しいため(出来なくはないですが至極面倒です;)基本目立たなくする方向で対処しました。

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

2つ目は、バックパックの一番底にくる部分。ここも同じように段落ちモールドでもよいのですが、毎度毎度同じ工程もつまらないですよねー。ということで、ここはエッチングソーで前後のパーツそれぞれを1mm強カットし、エッジ部分をしっかりと落としてみました。そうすると、中の色分けパーツが露出するような感じに仕上がります。

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

ただ、露出する面積が大きいので、少々切り口が味気ないです。ということで、切り落とし断面のさらに一部を削り、ディティールを増やしてやります。いろいろ見せ方はあると思いますが、カットor削るに絞った加工だと、とりあえずこんなものですかね。写真だと片側にしかないように見えますが、実際は前後のパーツ両方に同じ処理をしてありますよー。

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム

さて、本体の合わせ目消しが終わったところで、残るはウイングアームです。こちらもパーツ形状をかなり工夫はしてありますが、キットそのままだと一部分の合わせ目は残っている状態です。接着して普通に合わせ目を消し、色分け部分はマスキングで……というのも考えたんですけど、組み上がるとあまり見えない場所ですし、冒頭の通り少し手抜きをすることにしました。
やり方は簡単で、一旦パーツを組み、その状態でペーパーがけをして、両者のパーツの段差をなくすだけ。途中削りカスを丁寧にとりながら合わせ目を見てみると……不思議なことに合わせ目がほとんど目立たなくなっています。ただ、あくまでも段差がなくなっているだけで、実際には合わせ目は消えていません。ちょっとでもパーツがズレたり、合わせ目に異物が入るとアウトとなります。ですから最終的に組み上げる際は、塗装した場合は合わせ目断面の塗膜だけを落とし、ピンとダボを瞬接で固定して完成後にパーツがズレないようにする必要があります。

以上です。ふぅ、これでやっと一通りの下処理が終わりました。手元の作業では、あとは塗装、一部のシール貼り、コーティングをするだけなのですけど、本日の雨や月末と被ってしまったため、塗装のためのまとまった時間がうまくとれるかどうか……;; 時間が取れ次第最後の工程に入っていこうと思います。完成までもうしばしお待ちをー_(._.)_
では、See you next time!

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