![RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム](http://ecx.images-amazon.com/images/I/71tBZkKow6L._SL1500_.jpg)
元は、ザフトがフリーダムの後継として量産を前提に開発していた機体。開発自体はフリーダムと同時期に開始されたが、ドラグーン、高機動推進システムの開発の遅れ、核搭載を禁止したユニウス条約の締結により事実上凍結されていた。しかし、そのデータは秘密組織ターミナルにより奪取され、インパルスとの戦闘で大破し修復中だったフリーダムに反映することで、当初の量産機ではなくキラ・ヤマトの能力を最大限引き出すために特化、チューンされた専用機として生まれ変わることとなる。その代表とされるのが内部フレームが露出してでも機体各所の装甲を分割し可動域を極限にまで引き上げ、防御力よりもキラ・ヤマトの反応速度へ対応するための機動力を重視した機構である。これは大戦終結するまで、被弾率0%を達成するほどの効果をもたらした。内部フレームが発光するのは、素材にPS装甲を用いることでキラ・ヤマトの超常的反応速度によるフレーム剛性の破綻を防ぐためで、エネルギーを消費するPS装甲がシステムの限界をこえた反応をされた際に、光となって負荷が外へとより強く漏れるようである。(レーシングカーのブレーキディスクが、フルブレーキで赤く発光するのとイメージ的に似たようなもの) また、スターゲイザーに搭載されたヴォワチュール・リュミエールを応用した光圧推進システムも取り入れられている。 武装もフリーダム以上に多岐にわたり装備され、マルチロックオンシステムとドラグーンシステムとの併用により今まで以上の火力、オールレンジ攻撃が可能となっている。火力、機動性ともに最強と呼ぶに相応しい機体であるが、これらの複雑なシステム全てを同時制御するのはスーパーコーディネイターであるキラ・ヤマト以外には不可能であるため、ある意味一兵器としては破綻しているとも言える。
お待たせしましたー、”RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼”の完成レビューです。まったりあちこち弄りながら作っていたら、意外と時間がかかってしまいました; でもまぁスタイルやディティールは基本キットのままですので、ほぼストレートに組み立てて塗り分けで情報量を増やし……ぁ、ぃゃ……腰と足首延長してたか; しかし、こうして写真だけで見ると、1/144サイズではなく1/100サイズに見えてきます。それだけキット素体が良いのでしょう。もちろん気になる点はありますが、RGとしての完成度の高さが伺えます。初代ガンダムが出た頃は、RGはこのまま定着するかって心配だった頃もありましたけど、いまやHG、MGと並ぶグレードとしてすっかり馴染みましたね。新作であるエクシアも先日発売され、売り切れ店もでるほどらしくRGもますます盛況のようです。この調子でいろいろな機体を立体化していって欲しいですなっ!
そしてこのレビューを公開する数日前には、「パンドラの匣」もなんと1000万Hitを迎えまして、みなさまのお陰でここまでこれました。本当に感謝です_(._.)_ その1000万Hitの感謝の印として、今回は高解像度画像を多めにしてあります。最後までゆっくり楽しんでいってくださいね。別途お礼企画も考えておりますから、そちらもお楽しみにー。ではRGストフリのレビュー、いってみましょー。
※ 14.05.16 1000万Hit記念として、PC用、スマホ用の壁紙を計14点追加しました。
ストライクフリーダム本体から。ストフリといえば、やはり全身のあちこちで露出している金色の機体フレームですよね。ということで、機体各所のディティールにゴールドを適度に配置することで、フレームのゴールドを強調するように仕上げてみました。あと単色成型のドラグーンも、他の機体装甲と同じく近似色により塗り分けてあります。ちなみに、写真をクリックすれば大きい状態をご覧いただけます。
ちなみに、今回の”RG ストライクフリーダム ”で使用した塗料は、以下15色(クリアー含め18色)となります。
ガイアカラー : ピュアホワイト、ニュートラルグレーII、ニュートラルグレーIII、フラットブラック、フラットホワイト、スカーレット
橙黄色、コバルトブルー、ウルトラブルー、スターブライトシルバー、スターブライトゴールド、スターブライトアイアン
スターブライトブラス、EXフラットクリアー
Mr.カラー : クリアーブルー、スーパークリアーつや消し
Mr.カラーGX : スーパークリアーIII
タミヤエナメル : リーフゴールド
プライマー : ミッチャクロンマルチ
ランナー紹介時点よりも5色ほど増えています。途中からドラグーンの追加塗装をしたため、それ用の塗料などが加わったためです。
肩に関しては基本の可動範囲はいいものの、機体デザイン上ウイングバインダーとショルダーアーマーが当たりやすいため、ポージング中の塗膜へのキズなどに神経使いますな;
あと写真はありませんが、前後方向もそれなりに動くようになってたりします。しかし、バックパックが重過ぎてほぼ仰け反り状態がデフォになり、可動域を普段のポージングで活用し難いのが問題ですorz 一応リアアーマーを使って多少仰け反りを防ぐことは出来ますけど、動かしているうちにまたエビゾリしてしまいますから、ここはきちんとしたロック機構が欲しかったなぁ。
背中の機動兵装ウイングは、フリーダムのそれと同じように回転させることで展開します。この状態がストフリらしい見慣れた姿なわけですが、RGの場合はここからさにアレンジでさらなるパーツ展開が可能になっています。後ほど改めてご紹介しまーす。ちなみにこちらの2枚は、写真をクリックすることでより大きい状態をご覧いただけます。
写真のアクションベース2は、背景紙のせいでブラックタイプに見えますが、実物は限定色のスモーククリアです。また写真下段の大量のアーム類は、ドラグーンのディスプレイに用いまーす。
肩の引き出し機構、肘と手首の柔軟な可動性のお陰で、かなり自然な両手持ちが可能になっていますよ。そして一番下の写真は、クリックすることで大きい状態をご覧いただけまーす。
キットの話に戻ると、サーベル使用時はビームライフルを腰にマウントするわけですけど、思ったほど脚部可動の邪魔にならないですね。まぁ腰とかいろんなところと擦れやすいため、各部を可動させるときはそれなりに気をつける必要はありますが、ライフル自体がポージングを阻害することはないためストレスなく動かせます。それと写真での紹介はありませんが、サーベルは2本連結して両刃形態にすることも可能です。
肝心のエフェクトパーツの使用感は、最初戸惑うもののコツを掴めば比較的容易に着脱可能です。取り付けに変な力も必要ありませんし、塗装派にも優しい作りです。しかもしっかりとウイングに固定出来ますから、ボロボロ落ちたりということはほぼありません。ただ、劇中のイメージとはちょっと違うかなーという感じもします。サイズの小ささもありますが、それ以上に見た目です。光の加減によるホログラムは綺麗ですけど、縁にかけてグラデが入っている方がより劇中っぽくなるんじゃないでしょうか? そのうちこのエフェクトパーツも少し塗装するかもしれません……。
ぉっと忘れるところでした; 写真1枚目は、クリックすると大きい状態を見られますよ。
そういえばドラグーンの台座とヴォワチュール・リュミエールのエフェクトパーツが揃ったのは、このRGがはじめてでしたっけ? まさに大迫力のポージングが可能なんですけど……難点はやはり必要スペースですね; ここまでになると”デトルフでも完全な展開状態のディスプレイは無理ですし、アームフル使用の場合はかなり大きいケースじゃないと飾るはきついかもしれません;
しかし飾る苦労に見合う迫力は十二分にありますので、アーム位置などを上手く調整して折り合いをつけつつ展示してあげたいですな〜。ちなみに写真1、2枚目は、クリックすることで大きい状態をご覧いただけます。
最後は高解像度の写真連発ですっ。これまでの各ポージングの高解像度版になりますから、特に説明の必要はありませんね。もちろん、どの写真もクリックすることで大きい状態をご覧いただけます!
ここからは追記分の1000万Hit記念壁紙となります。PC用として1920×1024(16:9)と1240×1024(4:3)の2種、スマホ用として744×1392(iPhone5シリーズ+以降iOS7など)、640×1136(iPhone5シリーズ+iOS6以前など)、740×1196(iPhone4シリーズ+iOS7など)、640×960(iPhone4シリーズ+iOS6以前など)の4種、合計6種14枚をご用意しています。
改めまして、1000万Hit本当にありがとうございました。今後とも「パンドラの匣」をよろしくお願いいたします_(._.)_ 今回の記念壁紙は、配布期間は特に決めておりませんのでご自由にー。ただ、いつものように画像の無断転載、複製、改ざんなどはご遠慮ください。
◇ [ 1920 × 1024 ] 対応機種:PC用ワイドモニター(16:9) ◇
◇ [ 1240 × 1024 ] 対応機種:PC用モニター(4:3) ◇
◇ [ 744 × 1392 ] 対応機種:iPhone5シリーズ+以降iOS7など ◇
◇ [ 640 × 1336 ] 対応機種:iPhone5シリーズ+以降iOS6以前など ◇
◇ [ 740 × 1196 ] 対応機種:iPhone4シリーズ+以降iOS7など ◇
◇ [ 640 × 960 ] 対応機種:iPhone4シリーズ+以降iOS6以前など ◇
以上で、”RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダム + 天空の翼 完成レビュー”を終わります。お楽しみいただけましたでしょうか? ちょっと縦に長すぎるレビューになりましたけど、最後まで閲覧いただきありがとうございました_(._.)_
![](rgstrikefreedom-p.gif)
可動性についてはさすがRGといったところです。基本的にポージングで困ることはありませんし、見た目の印象の強い機動兵装ウイングに負けないポージングを機体本体にとらせることが出来ます。唯一気になったのは、レール砲の可動は少しばかし癖があるため、もう少しフレキシビリティが欲しかったですね。それから色分けとギミックも同じく申し分ない出来です。1/144サイズでありながら機体本体はもちろんのこと武装にいたるまで、設定色をきちんと抑えつつアレンジを効かせ、MG、PGからさらに進化したギミックが詰め込まれています。
ユーザーへの配慮としては、大きな問題はないものの……可動手による武器の保持力不足(ライフルの重心位置が極端にマズルよりなせいもありますが;)、しっかりとした腰の仰け反り防止などをもう少し考慮して欲しかったかな。
オマケ要素と追加点に関しては、拡張エフェクトユニット”天空の翼”込みの評価(ストフリ単体ならオマケ3追加点4)となります。ビームシールドがもう1枚付属とか、VLエフェクトパーツがより劇中イメージに近ければもっと得点高かったのですけどね〜。スタンド関係が非常に充実していただけにちょっと惜しかったです。
このように気になる点は諸所に見受けられるものの、トータルで見ればこれまでのRGを踏襲したいいストフリキットだと思います。この後∞ジャスティスやレジェンドがRGで出るかはわかりませんが、とりあえず買って損はない(と思う)RGですよっ!
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