MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム 作成レポート その11 (右脚外装の製作)

2012.02.15 | author: | 開発計画 | MASTER GRADE
「MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム 作成レポート その11」です。今回も引き続き脚部の組み立てです。前回組み立てた右脚フレームに外装を取り付けてまいります。FAユニコでは、外装パーツに関しては事前にシール貼り、コーティング済みの状態で組んでいきますので、使用したシールについても軽く紹介しておきます。あとは、膝関節の可動範囲拡大のための改修、膝の塗膜保護のための処置についても、フレーム同様に外装に対しても作業していきますので、その点についてもレポートしていきますっ。

MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム

外装パーツの一覧です。変形機構の関係で、かなり細かくパーツ分けされていますねー。脹脛側面のフレームパーツでは、外側に面するパーツのみ新規パーツが使われていましたけど、外装パーツは従来通りのモノが使用されています。一応HDカラー+MSケージ(ないしアニメ版ユニコーン)と同じく、膝の可動範囲に修正が入ったパーツが付属していますが、それでも90度ほど曲げるのが限界のため、HDカラー+MSケージのときのように、膝の可動範囲拡大のための改修をしています。

MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム MG 1/100 RX-0 フルアーマーユニコーンガンダム

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最初は膝からいきましょうか。写真1枚目の赤い○のところには、少し瞬接を盛って変形時の保持力を向上させています。膝の組み立ては、サイコフレームパーツ(B-13)にF-3を取り付けてからF-9を組み、最後にF-4をパチンとハメます。使ったデカール類は、F-9にテトロン52のみです。

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続いて腿です。ここでは、赤い○の箇所に膝の塗膜保護の処置を施していきます。写真1枚目は、膝と接する内側のパーツ面(写真だと表側を向いているので、削るのはこの裏側となります)を両パーツともに数mm削ってやります。写真上段右は、関節軸と接する曲面部分を同様に削ります。ここは平面を単純に削るわけではないので、曲面のRを崩さないように、少しずつ様子を見ながら削っていくと、失敗が少ないと思います。シールに関しては、G-18にテトロン34の赤い部分のみを切り離して貼っています。

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脹脛のスラスターの組み立て。HDカラーのときと同じく、膝の可動範囲拡大のための加工をしています。写真上段右のようにF-11の上面部分(赤い○)を1mmほどカット。組み上げたときに、サイコフレームのパーツとほぼ面一になるような感じで仕上げておきます。注意点は、この加工をした場合は削った面のエッジ部分が尖った状態となりますので、周囲のエッジに合わせて面取りしてやるとよいでしょう。シール類は、F-11にテトロンの22、23(○の部分はカット)、34(黒い文字の部分のみ使用)、37を使用しています。

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腿の外装を取り付け終えた右脚に、脹脛のスラスター、膝、向う脛の外装を順次組み付けます。ここでの注意点は、冒頭で組み立てた膝を取り付ける前に、向う脛にあたるG-20を先に取り付けることくらいかなー。

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お次は脹脛側面の外装を。赤い○の箇所を、膝の可動に合わせてカットしてやります。見た目の形状が少し変わりますので、その点が気になるという人はキットそのままがよろしいかと。ここをカットするときは、先に調整しておいたフレームパーツとあわせてみて、双方のカットラインが綺麗に合うようにしてやると、組み上げたときの違和感、可動範囲のロスがなくなります。使ったシールは、F-1、F-2にテトロン35と55をそのまま貼っています。

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最後に、足首周りの外装を取り付けます。ここは、無調整で1つ1つ取説に従って組み立てていくだけとなりますから、あとは幾分気が楽ですね(^^; ここで使用しているデカールは、G-1にテトロン38のみです。

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これで右脚の完成です。HDカラーのような光沢バリバリのグロス仕上げも似合いますが、つや消しのしっとり肌もユニコーンには合いますなー。少し青みのあるシルバー系の関節色も、白い装甲と同化することなくマッチしているようで安心しました。

以上です。フレーム、外装に分けての組み立ても終わり、次回はいよいよ左脚、バックパックを組み立ててユニコーン本体を完成させます。フレーム状態、外装取り付け状態の膝の可動範囲も、合わせて紹介していきますよっ。
では、See you next time!     

            

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